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重曹って掃除だけじゃなくて、食用にも使われてるってホント?

きっとどんなドラッグストアにも置いているであろう掃除用の「重曹」。食器洗いに、洗濯、キッチン周りにお風呂場と、さまざまな掃除の用途で愛用されている重曹ですが、実は食用、そして薬用タイプもあることもご存知でしたか?

同じ重曹でも「掃除用」と「食用」の違いとは?

ドラッグストアで勤務していれば、特に年末の大掃除シーズンなど「重曹どこにありますか?」と尋ねられる機会も増えてきます。ここで少し気をつけたいのが、どんな目的で利用されるのかということ。多くの場合は「掃除用に」として購入されていきますが、このような掃除に使われる重曹は、いわゆる工業用として生産されているもので、不純物が混ざった状態のものがほとんど。

その為安価に購入が可能で、100円均一ショップなどでも取り扱われています。しかし忘れてはいけないのが、こういった掃除用重曹は食用には利用できないということです。

こんなにもあった!重曹の使い道!

食用?と言われると、あまりピンと来ないかもしれない重曹ですが、その使い道の多さは無限大!一例をご紹介すると、重曹を少し混ぜた水でうがいをすると口臭予防ができたり、また重曹で歯を磨くとホワイトニング効果も得られてしまいます。

また料理にも重曹は大変役立つ成分で、山菜のアク抜きや、魚の臭み取り、肉にふりかけて使うと焼き上がりが柔らかくなったりと、用途はさまざま。このような使い方をする場合、掃除用ではなく料理用重曹(主にスーパーなど取り扱い有)」か、薬用重曹を購入していただかなくてはなりません。

「薬用」としても、効果バツグンの重曹

掃除用重曹を除き、ドラッグストアで取り扱いがあるのが薬用タイプ。掃除用<料理用<薬用と純度が高くなっており、薬用タイプは掃除用に比べると値段ももちろん高くなっています。その名の通り薬用効果としても使える重曹は、胃薬として使われる方も多く、実際市販の胃薬にも配合されている優れもの。

主な効果としては胃のムカムカ、げっぷ、吐き気、膨満感など胃のトラブル全般に広く効果的で、水に溶かして服用できます。また意外な事実として知っておきたいのが、尿酸を分解する効果があるということで「痛風」の発作予防としても使用可能です。

驚くほど使い道の多い重曹。実際薬用として買っていかれるお客様も多く、広く愛用されていますが、一日の摂取量は5g以下とされており、摂取量をオーバーすると副作用なども考えられます。その他医薬品・健康食品と同じく用法用量を守ることが大切ですので、忘れずにアドバイスしましょう。

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