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仕事とメリット

仕事とメリット

2009年から施行された改正薬事法によって新たに誕生した「登録販売者制度」。
この薬事法改正によって何が変わったのでしょう?

登録販売者制度の背景

変わる医療品販売

薬事法(現・薬機法)は1990年以降大きな改正は行なわれていませんでした。2009年の薬事法の改正は医薬品の販売に大きく変化をもたらしました。この薬事法改正の目的を考えてみましょう
登録販売者試験実施ガイドライン作成検討会報告書(2007.6.26)では以下のように書かれています。

この薬事法改正は、一般用医薬品の販売に関し、リスクの程度に応じて専門家が関与し、適切な情報提供等がなされる実効性ある制度を構築することを主眼としている。このような観点から、改正薬事法においては、一般用医薬品の販売にふさわしい、薬剤師以外の専門家として、登録販売者が位置づけられており、その 資質を確保することは、一般用医薬品の販売制度の実効性を担保する重要な要素の一つとなっている。

そもそも薬の販売は、薬剤師か薬種商の資格のある人に限られていました。ところが消費者にはドラッグストアなどに薬を買いにいっても、店員が薬剤師なのかパートやアルバイトなのかの区別がわからず、薬剤師が不在でも購入することが可能でした。その結果、健康被害が発生してしまった実態があります。
当時の薬事法改正はそのような事態が起こらないように「副作用などのリスクの回避をするための情報提供をきちんと行なうこと」であり、そのために医薬品を販売する際は営業時間内には薬剤師または登録販売者を必ず常駐させることが一番の大きな目的です。

それでは、登録販売者の資格をもつことによるメリットは何でしょうか?
具体的に見ていきましょう。

広がる仕事の幅

1今の職場でスキルアップ!

  • 現在ドラッグストアなどに勤めている方は、登録販売者の資格を持つことで仕事内容が大きく変わってくるでしょう。
    お客様と専門家として接する機会も増えてきますし、任される仕事も増え、仕事に対するやりがいも今まで以上になります。
    さらに、店長・エリアマネージャーなどのステップアップにもつながるでしょう。

2店舗開業も夢じゃない!

  • 将来自分のお店を持ちたい!と考えている人は多いのではないでしょうか?登録販売者の資格の大きな特徴として「自分のお店を持つこともできる」ということがあげられます。
    登録販売者の資格を持てば、薬剤師か旧薬種商しかできなかった開業の夢への道も開けます。

3今までにないコラボ経営も?!

  • 登録販売者の資格を持っていると、ドラッグストアの開業だけではなく、もっと幅広い事業展開を目指すことができます。
    例えば、コンビニエンスストアでは2009年以降は風邪薬など置かれていませんでしたが、この制度によって参入しました。
    他にもエステティックサロンや、鍼灸との組み合わせなど、アイデア次第で様々な分野で事業を展開していくことができるようになりました。

    登録販売者の資格を活かしていくのはあなた次第!

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