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「足が痛い、腰が痛い」こんな時はサプリメント? それとも医薬品?

10代の頃は「あいしたい・こいしたい」でも、30歳を過ぎたあたりから「あしいたい・こしいたい」に変化してくるのは当然の流れ…。日々多くの方がお悩み相談にやって来られますが、一体どんな商品が関節痛・腰痛にオススメなのでしょうか?

関節痛・腰痛の痛みの原因を知ろう!

ご存知の方も多いですが、一般的な関節痛・腰痛の原因は、軟骨のすり減りなどにより痛みが生じるというもの。特に中年世代から多く見られる症状で、階段の昇り降りや、しゃがみこんだ時などにひどく痛みます。

また働き盛りの30代・40代の方にも関節痛・腰痛を患っている方は多く、その原因として考えられるのは、肉体疲労や血行不良によるもの。座り仕事が多く長時間同じ姿勢をキープしなければいけなかったり、パソコンで目を酷使していたりする場合、座り続けることからの腰痛や、眼精疲労からの肩こりなどの症状も現れてきます。

医薬品とサプリメントはどっちが売れている?

まず今回は軟骨のすり減りが原因となっている場合にスポットをあてますが、この場合軟骨を修復できるサプリメントあるいは医薬品が必要になってきます。よく聞くところで、グルコサミン・コンドロイチンなどの成分を含んだ製品が挙げられますが、サプリにも医薬品にも同様の製品が存在しています。

実際にお客様が買っていかれる割合としては、五分五分。医薬品のメリットとしては、高額ではありますが、一粒あたりの成分含有量が多く、服用量・回数が少なくすむということ。サプリの場合は、低価格ではありますが服用量が多く、あくまで“食品”扱いであることが挙げられます。

1週間では治らないからこそ、長い目で見ての治療が必要

登録販売者としては、しっかりとした効果実績がでている医薬品をオススメしたいところですが、「まずは試しに…」という方にサプリから始めてもらうのもひとつの手。

軟骨のすり減りによる痛みは、摂り始めて1週間で効果を得られるようなものではなく、年単位の時間がかかることもあります。

それでも日々少しずつ軟骨修復成分を摂取することで、痛みを緩和していく効果が見込めるので、お客様にはそういった点での説明も必要不可欠。長く続けることに意味があるので、高価格帯の医薬品が厳しい場合は、成分含有量が多少少なめでもお手ごろなものを薦めるなどし、回復を目指しましょう。

医薬品や健康食品にも、成分表だけでは理解できない身体との相性があるようで、安価なサプリを使って完治された方もいれば、高額医薬品でも効果が実感できない方もおられます。他のお客様のケースなどを織り込みつつアドバイスするのも効果的なので、ぜひ実践してみて下さいね。

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