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現場で役立つ季節の健康ネタ

骨・筋肉、血流だけでなく、栄養などにも関係深いのだとか? ~腰痛~

国民病と言っても過言ではないほどに困っている方が多い「腰痛」。無条件に骨や筋肉の問題と考えてしまうところがありますが、原因はそれだけとも限らないようです。

冬に起きる腰痛の1つ

さてこの腰痛、実際に85%程度は原因不明と言われますが、冬、特に年末年始に増えるのだそうです。もちろんいろいろな要因が複合して関わってくるのでしょうが、この原因として上げられていた中で、目新しいなと個人的に思ったのが「暴飲暴食」。通常よく聞くのは「寒いから血流が悪くなる」「寒いから筋肉が硬直する」「寒いから分厚く重い服を着るせい」「日頃しない大掃除をするせい」などという理由です。

それに加えて年末年始の「暴飲暴食」が腰痛の原因になるという説がありました。あんまり食べることと腰痛は関係なさそうなんですが、理屈としては以下のようになるそうです。

暴飲暴食が腰痛の理由?!

1.宴会などの機会が多く、飲酒・過食・糖質過剰などでビタミンB群やマグネシウムなどが大量に消費される。

2.B群、マグネシウムが減ることで、糖質(ブドウ糖)の代謝がうまく回らなくなり乳酸が蓄積する。

3.筋肉がだるくなるなど疲労状態が引き起こされる。

また、飲酒・過食・糖質過剰で体内の炎症反応や糖化、内臓疲労が強くなり、血流も悪くなるから、という説明もありました。暴飲暴食、そんなところにも関係してくるんですねぇ。

寒い時期を健康に乗り切るために、ごちそうやお酒はほどほどにしてくださいね! そして寒いからとじっとしているばかりでなく、ぜひ適度な運動を心掛けてください。

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