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登録販売者になりたい人へ

登録販売者として働きたいと思ったとき、どんな職場がある?

登録販売者は、今ではメジャーな国家資格になりました。法律の改正が行われたことによって、だれにでも受験資格が与えられ、より身近な資格となっています。登録販売者としてのスキルをいかすためには、必ずドラッグストアで働かなければならないと思っていませんか?

一般用医薬品はドラッグストアだけで販売しているわけではない

最も多くの一般用医薬品が販売されているのは、もちろんドラッグストアです。ですが、最近ではドラッグストア以外にもさまざまな店舗において一般用医薬品の販売が進んできています。
平成29年1月以降からは、まだ新しい制度として認知され始めたばかりの「セルフメディケーション税制」も始まり、ますます一般用医薬品の普及は勢いに乗っているところでしょう。
ドラッグストア以外の店舗でも一般用医薬品を販売するために、登録販売者を求めている職場があります。

どこにでもあるコンビニエンスストア

2009年に旧薬事法(現在の医薬品医療機器等法/薬機法)が改定されて、コンビニエンスストアでも一般用医薬品の販売が可能になりました。それに伴って、コンビニエンスストアでの登録販売者の需要が増えています。

コンビニエンスストアは、店舗の営業形態上24時間営業の店舗が多いため、一般用医薬品を常時売り続けるためには多くの登録販売者が必要となります。

また、コンビニエンスストアに医薬品を探しに来る購入者の方は、ドラッグストアが近くにない、もしくは今の時間にはドラッグストアがもう空いていないなどの理由があって急を要している可能性が考えられます。そのため、購入者の方への対応として、多くの知識を活用した接客をすることが望まれるでしょう。

薬剤師だけじゃない!調剤薬局勤務

調剤薬局と聞くと、薬剤師が勤務しているイメージが大きいと思います。ですが、登録販売者の資格があると調剤薬局のような場所でも働くことができ、就業の幅が広がります。
調剤薬局で登録販売者の資格を持ちながら働いているのは、調剤事務を行いながら登録販売者として働いている方が多いです。普段は調剤薬局で受付やレセプト作成などの事務として働いていますが、薬局内に売っている一般用医薬品の一部を売ることもできるのです。

薬剤師ももちろん売ることは可能ですが、薬剤師は主に処方箋を取り扱う医療用医薬品の仕事を手がけます。調剤を待っている患者さんが多い場合には手が離せない場面も見受けられるでしょう。

そんなときに、一般用医薬品のみを購入に来られたお客さまがいらした場合、登録販売者の資格を持った方がその場で薬を売ることができます。そうすることで、薬剤師の手が空くまでお待たせすることもありませんし、薬局内でもとても頼れる存在となるでしょう。

登録販売者として働くために資格取得を検討されているなら、登録販売者になるには?のページがおすすめ。受験資格改正後の試験情報をしっかりまとめています。

登録販売者の資格を持っている方の中で、ドラッグストアだけに就職を考えている方はとても多いでしょう。ですが、他にもたくさんの選択の幅があるのです。自分に合った職場で働くことで、そこのニーズに合わせた働き方が見つかり、今よりも一層スキルアップをすることもできるかもしれません。

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