登録販売者.com

ログイン 無料登録

登録販売者ドタバタ劇場

たかが目薬、されど目薬!目薬なのに、目以外にも副作用が起こる?

目薬というと、みなさんは目に使うものという認識をしていると思います。一度ぐらいはどこかで使ったことがあるのではないでしょうか。目に使うはずの目薬ですが、副作用は全身に出てしまうこともあるんです。

目薬の使い方

目薬の正しい使い方、ご存知ですか?目薬なんだから目に使うんだろう、と思っていらっしゃると思いますが、実は基本的な使い方はかなり細かいのです。

まず、目薬を使用する前には手をきれいに洗うこと。そして、やっている方もいるかもしれませんが目薬の先端は目につけてはいけません。これは雑菌などの汚れが目薬の容器について、清潔な状態を保てなくなってしまう場合があるからです。そして、目薬を使ったあとは目を閉じて目頭を軽く押さえるようにするのが基本的な使い方とされています。

普段目薬を使うときに、忘れずやっているか不安になる項目もあったのではないでしょうか?

目に使うから目薬

目薬は名前の通り、目に使用するので目薬と言われています。もちろん目の疾患を治すために、直接目に使用されています。

ですが、目に使用するからといって目だけに副作用が起きるというわけではありません。薬の成分によっては、全身に副作用が出てしまうこともあるのです。

すべての目薬が一概にそうとは言えません。使用している目薬が、何の疾患に使用されているものなのかによって変わってきます。

どんな副作用が起こるの?対策は?

では、目薬を使用することでどのような副作用が起こる可能性があるのでしょうか?
まずは、目の充血に使用する薬。この薬を使用している場合には、注意するべきこととして心悸亢進等の副作用が起こる可能性があります。

そして、アレルギー用の目薬。これは、服用するタイプのアレルギー薬と同じで、眠気の副作用が起こる可能性があります。また、薬剤の種類によっては、薬剤の成分自体にアレルギー反応を起こしてしまい、ショック症状が起こる可能性もあるのです。

薬に対するアレルギーの場合には、一度医師や薬剤師に相談してからの使用が望ましいでしょう。他の副作用の場合、目薬を正しく使うことで全身に薬が移行するのを抑えることが可能です。目頭を押さえることで、目よりも先、喉の方へ薬液が侵入してしまうのを最低限に抑えることができます。

目薬の副作用が、まさか全身に出ると思っている方は少ないと思います。ですが、もしこのことを知らない場合、今、自分に起こっている症状は何が原因なのかわからないままになってしまいます。薬を使うときには、その効果や注意事項を正しく理解することが大切になるのです。

arrow_drop_up