登録販売者.com

ログイン 無料登録

登録販売者ドタバタ劇場

辛~い車酔い、船酔い…。オススメの薬と、ちょっとしたアドバイス

大人になって乗り物酔いがなくなった方もいれば、そうじゃない方もたくさんいらっしゃいますよね。乗り物酔いが原因で、せっかくの旅行も楽しめない…そんな状況を回避するためにドラッグストアでは何がオススメできるのでしょうか?

乗り物酔いは、どんな人がなるの?

先ほどにも述べた通り、子供のとき乗り物酔いがひどかったという方は多いのではないでしょうか? そもそも乗り物酔いの原因は、身体の平衡感覚を司る内耳の三半規管や前庭が、乗り物の振動によって刺激を受けることにより、あの車酔いの感覚を引き起こします。

子供の場合は、そういった三半規管等の機能も未熟なため、さらに酔いやすくなる傾向にあるのです。しかし、大人になってからも乗り物酔いが改善されない方は多く、ドラッグストアなどで酔い止め薬を探される方は少なくありません。

乗り物酔いに服用できる酔い止め薬の違い

基本的に乗り物酔いの成分は、似たようなものが配合されていることが多く、カプセルタイプや口の中で溶かして服用するチュアブルタイプなど、さまざまな種類が販売されています。乗り物酔いによる吐き気や目まいを緩和する抗ヒスタミン薬が配合されているものをメインとして、中でも持続時間12時間と最長の「(エスエス製薬)アネロンニスキャップ」などが大人気。

また他にも、催眠鎮静効果のあるブロムワレリル尿素を使った酔い止め薬ならば、リラックス効果と眠気を得られる為、長時間フライトで酔わずに眠りたい方などに大変オススメとなっています。

薬以外で実践できる、乗り物酔い改善法!

乗り物酔いする方は「また今回も酔うだろうな…」といった精神的不安を抱えながら、毎回乗車・乗船しなければならず、そういった不安がさらに酔いやすくするのも事実。薬を服用することで「もう大丈夫」といった安堵感を手に入れるのも方法の一つですが、その他実践できる改善法としては、前日に睡眠をしっかりとることや、締め付けのない服を着用すること、空腹は乗り物酔いに逆効果なので、酸味のあるものを定期的に食べたりするのも効果的です。

また吐き気に悩んでいる方ならば、炭酸水をとることで胃の調子を整えるという効果も期待できます。

乗り物酔いは、上記のようなことを心がけるだけで少なからず改善することも可能。登録販売者として薬プラスαのアドバイスができると、お客様にも大変喜んでもらえるので、関連知識もドンドン勉強していきましょう!

arrow_drop_up