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登録販売者の勤務先毎における業務などの違いは?

登録販売者制度が実施され早7年。以前は白衣を着た登録販売者は、ドラッグストア・薬局のみのイメージが強かったのですが、近年はさまざまなカテゴリーにおいて登録販売者の求人を見かけるようになりました。各勤務先ごとの業務の違いなどを確認してみましょう。

ドラッグストア・薬局での勤務とは?

まずは、定番ともいえるドラッグストア・薬局での勤務から参りましょう。ドラッグストアは薬剤師か登録販売者がいなければ一切の営業ができないカテゴリーに属します。というのも、ご存知の通り一般医薬品の販売がメインに当たるからです。

店舗での主な業務としては、レジ・商品陳列・在庫管理など、お店に関わる全てに携わることができ、店舗としても登録販売者ありきで営業が成り立つ部分があるので、資格保有者は大変重宝されます。またドラッグストアで店長などの役職につくには、登録販売者資格取得がほぼ必須とされています。

スーパー内に設置されてあるドラッグストアカテゴリーでの勤務とは?

大手スーパーなどが近年積極的に取り組み始めた、一般用医薬品の販売。以前はスーパーで薬が買えるイメージはありませんでしたが、最近では何でも揃う時代になりました。

スーパー内の一角に設置されているいわゆるドラッグストアカテゴリーで、一般用医薬品を販売するには、もちろん医薬品販売の有資格者が必須。その範囲によりけりですが、基本的に薬剤師・もしくは登録販売者一人が設置されていることが多く、食品販売などのカテゴリーと異なるフロアであれば、レジ業務などはドラッグストアに比べると断然少なくなっています。しかしながら、そのカテゴリーを任されているという責任、そしてお客様相談も自分自身のみで対応しなければならないというプレッシャーも付帯します。

コンビニ・ホームセンターでの勤務とは?

都市部や空港内で設置されているコンビニでも、今では多くの店舗で一般用医薬品の販売が開始されています。店内に医薬品用特別カウンターを設けていない場合、登録販売者業務としてはコンビニ店員と同様であり、そこに追加して医薬品販売のお客様対応を担当する形になります。

またホームセンターなどでの登録販売者業務は、上記のスーパー同様に、医薬品カテゴリーを1人か2人で任せられるケースが多く、規模の小さい店舗の場合は、ドラッグストアと同様の業務内容が一般的です。

いずれにしても登録販売者として働くためには資格取得が欠かせません。登録販売者になるためのページで受験対策のことなどについてまとめていますので、是非ご確認しておいて下さい。

上記に挙げたどの業務形態においても、医薬品販売に登録販売者は必須。また一般用医薬品は利益の取れる商材になるので、どの企業も大変注目しています。今後さらなる医薬品販売の拡大が期待される中で、登録販売者資格はどんどん優位なものになること間違いナシ! 取得するなら今しかありません。

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