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登録販売者になりたい人へ

登録販売者資格取得にあたって広がった可能性と、スキルアップ制度!

登録販売者に関わる規則などは、2009年の制度開始後から毎年少しずつ変化してきましたが、最も大きな変化があったのは2015年度。登録販売者資格をこれから取りたいと思っている方には、またとない朗報となったに違いありません。一体どんな部分が変更になったんでしょうか?

年齢制限・実務経験の有無を問わず!?

2015年以前に登録販売者資格を取りたい!と受験した方にとっては、頭を悩ませたであろう受験資格。この受験資格、高校卒業以上で、実務経験1年以上というのがベースであり、この“実務経験”が大変やっかいな項目でした。実施当初より、その定義がコロコロと変わっていき、最終的に落ち着いたのが毎月80時間を12ヶ月連続勤務というもの。

この勤務時間が1時間足りないだけで受験資格なしとなり、主婦の方など泣く泣く受験を断念せざるを得ないケースも頻発。しかし2015年度からは、年齢制限ナシ・実務経験不要と一気に間口が広がり、極端なことを言えば小学生でも受験可能な資格になりました。

より多くの人に!資格取得後、現場でのスキルアップ

間口が広がったことで、さらなる人材の確保を見込む登録販売者業界。より多くの方に資格を取得していただき、現場でしっかりと実務経験を積んでもらうというのが、改正での狙いである為、資格を取得しているからこそできる専門的なスキルアップが登録販売者としての就業後に期待されます。

これは、それまでグレーゾーンとして存在した“実務経験”の意義の見直しにより改善された大きなポイントであり、登録販売者として成長したい個人にとっても、雇用する企業にとっても間違いなく有利な改正項目。実際の現場では、どの企業も登録販売者不足で苦しんでいるのが実情なのです。

外部研修受講・Eラーニングでのスキルアップ制度

受験資格の比重が軽くなった分、資格取得後、登録販売者として働き始めてからは現場以外でのスキルアップ制度が用意されています。この研修制度は義務化されているもので、毎年外部での研修6時間、Eラーニングという教材を使っての学習6時間の計12時間というものが一般的。

試験合格後、現場ではあまり使わないような知識は忘れがちになってしまいますが、この外部研修では専門的な知識を再復習する形で、常に高水準で登録販売者の質の向上が図られています。

改革される前の登録販売者の受験資格は少し複雑でしたが、2015年度よりとてもシンプルになりましたね。でも受験の内容は合格基準などはこちらのページでしっかり把握しておく必要がありますね。
登録販売者になるには?

既述のように、現状ドラッグストア業界の現場は、かなりの登録販売者不足に陥っています。登録販売者がいない=医薬品販売不可=売り上げ不振という形で、登録販売者はなくてはならない存在。まだ受験するか悩んでいる方! 今がチャンスなので、是非とも検討してみて下さいね。

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