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もうお手上げ…となる前に!難しい漢方の勉強法はどうするべき?
漢方の種類はもはや無限大?
街中では漢方を専門に扱っている薬局なども見かけるほど、今日も漢方は広く人々に親しまれています。いわば“毒を以って毒を制する“というような西洋薬の観点とは大きく異なり、人それぞれの体質に合わせて生薬の力を引き出し、体質改善することで症状へ効果を発揮するという漢方は、さまざまな調合なども相俟って総種類数は詳しく知られていないほど…。
医薬品用などに現在日本で利用されているものは約150種類と言われていますが、ドラッグストアなどの取り扱い数は実際そこまで多くありません。
実際に漢方が利用されている一般用医薬品は、どんなもの?
試験範囲にあたる3章『主な医薬品とその作用』では、かなり多数の漢方生薬名が羅列されており、どれもこれも似たような漢字・カタカナの名前に悪戦苦闘は必至。試験間近になってくると「もうこの範囲は捨てるしかない」なんて気持ちも出てきます。
しかし実際、一般用医薬品に含まれる漢方は限られた数であり、例えば風邪薬・胃腸薬などがメイン。漢方大手メーカーのクラシエやツムラの漢方商品を取り扱っている場合は、大抵商品のポップやパッケージに薬用効果が詳しく載せられています。何気なくそういった商品を手に取ることを日常的に繰り返すのが、はじめの一歩となります。
過去問題に出てきた漢方のみに焦点を当てる!
繰り返し異なる商品に使用されている漢方生薬(例として甘草・葛根・ゴオウ・キキョウetc.)は比較的覚えやすいですが、超マイナー級の生薬もテキストには多数含まれています。一旦試験対策用のテキスト範囲を全て終えたら、すぐにでも過去問題に取り掛かり、その中に出てきた漢方のみを念入りに復習することが肝心です。
一概には言い切れませんが、漢方を使用した問題は似たものが多く、実際の現場で使用されるものがメインで出題されます。闇雲に漢方名を覚えようとするのは無茶、的を絞ることで確実な得点をゲットしましょう。
漢方は登録販売者試験の中でも受験生が頭を悩ます項目です。しっかり勉強することは大切ですが、受験内容なども漏れが無いように要点をしっかりと抑えておきましょう。
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