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知らないと大変!アレルギーによって服用できない薬がある

現代は多くの人がアレルギーに悩まされているのではないでしょうか。アレルギーと一口に言っても、生活に支障がない程度の軽い人から、毎日服用する薬が欠かせない人までさまざまな症状の人がいらっしゃいます。そんなアレルギーですが、アレルギーの種類によっては服用する薬を選ぶ際に気をつけなければならないものがあります。

アレルギーとは?

アレルギーにはさまざまなものがありますが、食べ物のアレルギーであればそば、卵、小麦などが有名です。このように食べ物のアレルギーの方は基本的にその食品を使用しているものを食べたり、重度の方であれば触れるだけでもアレルギー反応が起こってしまうこともあります。

花粉症もアレルギーの一つです。鼻水や涙によって生活に支障はありますが、薬によってある程度防ぐことができている方もいます。
アレルギーはそれぞれ種類や本人の体質によって程度が異なりますが、その中でもやはり食べ物のアレルギーは重度のものが多いでしょう。

薬が服用できないアレルギー

薬を服用する際にも気を付けなければならないアレルギーがあります。市販薬の場合であれば、もちろん薬の成分に対するアレルギーは該当の薬を服用することができないため注意が必要です。食品のアレルギーでは特に卵アレルギー、牛乳アレルギーのこの2つは注意する必要があるでしょう。

卵アレルギーの場合、リゾチームという成分が入っている薬を服用すると、アレルギー反応を起こしてしまう可能性があります。

牛乳アレルギーの場合にはタンニン酸アルブミンや乳酸菌製剤などの成分が含まれている薬、または添加物としてカゼインが含まれている薬を服用するとアレルギー反応を起こしてしまうかもしれないのです。

薬を購入するときに気を付けること

ドラッグストアで薬を購入する際には、あまり成分をしっかりと見ている方はいないのかもしれません。アレルギーのある方は特に注意して成分の表示を見るように心がけてください。自身の身を守るためには、まず自衛をすることが大切です。

また、どの薬を服用していいのかわからない場合には必ずかかりつけの医師、または薬剤師に確認をとるようにすることで自分が使用しても大丈夫な薬剤がわかります。

卵アレルギー、牛乳アレルギーはどちらもメジャーなアレルギーのため、薬を買いに来た人の中にいる可能性が無いとは言い切れません。アレルギーによって命が危険に晒されることもあるので、登録販売者は購入者の話をよく聞き、購入の手助けができるようになれると良いでしょう。

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