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資格取得後も勉強は必要?

登録販売者資格を取得するまでは、問題集やテキストなどを使い一生懸命勉強に励むものですが、晴れて資格を取得した後も勉強しないといけないのかという疑問を感じている人も多いのではないでしょうか? 今回はそんな疑問にスポットを当ててみました。

毎年、必ずと言っていいほど変更点のある薬事法

まず知っておきたいこととして、現に「登録販売者」という制度が誕生したのも、一般医薬品販売における法律「薬事法」の変更がきっかけ。この薬事法、年によりけりですが、毎年細かな変更点があり、それによって登録販売者に関わる事項もさまざまに変更されています。

登録販売者として働く上で最低限必要とされる知識は、試験に合格した方なら既に誰もがもっているものですが、この薬事法の元で働く上で、その変更点に常に準じなければいけないのが登録販売者の義務。こういったことから薬事法の変更事項の理解、学習は必須となっているのです。

更に高い質を目指す研修制度

では、そんな薬事法や、その他新たな医薬品などの知識は一体どこでどのように学べばいいのかということですが、登録販売者には毎年最低12時間(内6時間は通信教育等でも可)の外部研修が義務付けられています。

この研修は各自治体によりさまざまな場所で開催されており、専門の講師より登録販売者としての基礎知識から、薬事法の新たな変更点、さらにはお薬のアドバイス方法など多岐に渡る内容で学習することが可能となっています。知識も使わなければ忘れてしまうのは、皆同じ。こういった研修制度で常にレベルの高い登録販売者を育てていこうという目的なのです。

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各企業、店舗にて行われる勉強会

ちなみに上記の研修修了時には、それを証明する用紙が配布され、この用紙を働く店舗で必ず保管しておかないといけません。というのも、研修受講は登録販売者の義務である為、各自治体の薬事課が店舗視察に来た際に、登録販売者管理記録簿と同様に提示を要求されます。

また登録販売者として常に高いレベルを目指すため、各企業も積極的に薬品メーカーや薬剤師による勉強会・研修を実施しており、多くの登録販売者が参加しています。参加すればするだけ新たな知識、そして登録販売者としての自信がつくため、自分自身のためにも資格取得後も勉強は必須といえるでしょう。

「ずっと勉強なんて、しんどそう…」と思わせてしまったかもしれませんが、各勉強会は同じ登録販売者同士が集まり、基本的には和気あいあいとした雰囲気で学べることがほとんど。勉強会で得た知識が、翌日お客様とのやり取りで活かせることもあるので、合格後も積極的に勉強に取り組んでくださいね!

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