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登録販売者ドタバタ劇場

話しかけられたくないオーラを放っているお客様には、 どんな対応がベター?

時と場合にはよりますが、買い物先で従業員に話しかけられ、不快に感じた経験がある方も多いのではないでしょうか? そんな“話しかけないで”というオーラを放っているお客様に対しての対応について、今回はご紹介いたします。

ご来店された目的を見極めよう

ドラッグストアに限らず、皆さんも消費者としてどこかのお店に行く際には、さまざまな目的があるはずです。例えば「今日テレビCMで見た商品あるかな」や「コンビニにあった商品、ここだったらいくらかな?」などなど…購入するかどうかは別に、ただ見に来たという状況も大いに考えられます。そんな時に、従業員から話しかけられるとどうでしょうか。

居心地が悪くなって、ゆっくりと見ずに帰ってしまうことも容易に想像できます。重要なのはお客さまの需要に応じて対応するということ。あくまで不必要な声かけはせず、お客さまのニーズを見極めましょう。

カゴを配ったり、付近のメンテナンスで話しかけやすい環境づくり

しかしお客さまの中には、“聞きたいことがあるけど、話しかけづらいな”と感じている方がいるのも事実。十人十色感じることはさまざまで「仕事の邪魔しちゃ悪いなぁ…」と気遣いされる方もいらっしゃるほどです。

そこで直接こちらから声をかける前に出来ることとしては、店内の買い物カゴ配りや、お客さまの近く(邪魔にならないエリア)でのメンテナンス。こうすることで、お客さまから話しかけやすい環境づくりができ、躊躇してしまっていたお客様でも気軽にお声かけして頂けます。

悩んでいそうなら、一言お声かけを!

また、商品の裏面を見比べたり、同じコーナーの前でずっと悩まれている方には、登録販売者のアドバイスが役立つ場合も考えられます。軽く笑顔で一言「もしよろしければ、ご相談下さいませ」「症状によって、オススメ商品ご案内いたします」などとお声かけをすることで、お客さまの判断で相談するかしないかを決めることができます。

その際、一言声をかけたら、その場はすぐに離れるのがベター。長く居座ってしまうと、相談する意思のない方なら気まずく感じられることもあるので、あくまで“軽く一言”を心がけましょう。

今回のテーマでもある“話しかけられたくないオーラ”は見分けにくいかもしれませんが、実際声かけをされて居心地が悪いと感じられる方はいらっしゃいます。臨機応変が肝心ですが、お客さまのニーズを第一に買い物しやすい環境づくりを目指しましょう。

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