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水仕事などでパックリ割れたヒビ割れ。 色々な商品があるけれど、それぞれのメリット・デメリットとは?

冬本番になると、ますます増加する手指のパックリひび割れ。経験したことのある方なら、あの辛さは身にしみて分かりますよね。多くの人の悩みとなっているパックリ傷ですが、どんな商品がオススメなのでしょうか?

パックリ傷の原因って、一体何?

パックリ割れた傷は、一般的に「ヒビ割れ」や「あかぎれ」と呼ばれる主に冬特有の症状。この症状に悩んでいる方は、水仕事の多い主婦の方や、飲食関係、土木関係のお仕事についている方などさまざまですが、原因としては、冬の寒さによる手指の血行不良だといわれています。

血行不良が起こってしまうと、手指の細胞に栄養が行き渡らず、水仕事などにより油分を失い損傷しても、自分自身で十分に修復できないため、結果パックリと割れた傷になってしまうのです。治りかけたと思っても、また「ピキッ」と割れ、何度も同じ症状を繰り返すため、実際多くの方が薬を求めてドラッグストアにやって来られます。

やっぱり液体絆創膏はスゴかった! でも…

パックリ傷ができた原因は人それぞれ異なるものですが、よくあるケースで、例えば主婦の方が「水仕事は毎日避けられないけど、パックリ傷に沁みて堪えられない」といった場合なら、まずオススメすべきは液体絆創膏です。その名の通り、液体の絆創膏として作用するコチラは、有名商品などであげると「サカムケア」や「エキバンA」などなど。

パックリ傷に塗ると、たちまち乾き患部を完全にコーティングするため、水仕事をしても痛むことはありません。しかしデメリットとして挙げられるのは、塗布する際に傷に沁みる点。その一瞬さえ我慢できれば、大変役立つ商品としてオススメできるでしょう。

ヒビ割れ専用の塗り薬。さらに効果を上げるには?

またそういった液体絆創膏以外にオススメできる商品として挙げられるのが、近年ますます種類が増えつつあるヒビ割れ用の塗り薬やハンドクリーム。こういった商品には血行促進成分やかゆみ止め、保湿成分とさまざまな有効成分が配合されていますが、デメリットとしては水仕事などで容易に取れてしまう点。

なので、水仕事後や、就寝前、特に入浴後など皮膚が柔らかくなっている時に塗るのがオススメで、保湿機能を高める為、綿の手袋などでカバーすればさらなる効果が望めるはずです。

「とりあえずなんとかしたい!」といって、ご来店されるお客様がほとんどなので、状況に応じて上記のような薬を使い分けられるのがベター。水仕事を避けるのが改善への近道ですが、そういうわけにもいかないので、メリットやデメリット込みで、しっかりとアドバイスができるようにしましょう。

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