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現場で役立つ季節の健康ネタ

すでに日本の国民病?!そろそろアレが飛んできます……

そうです。花粉です。今年の飛散時期は例年並みで、飛散量は昨年の2倍程度。2月初旬くらいから本格化するのではないかと言われています。花粉症の方には憂鬱な季節ですね。

アレルギー患者の増員

最近特に、日本人にアレルギー性の疾患を患う人が増えたという印象があります。

花粉症はもとより、食べ物へのアレルギー、アトピー性皮膚炎、シックハウス症候群、喘息、などなど。一説によると、患者数は15年間で3倍にもなったと言われています。

食べ物へのアレルギー反応なども深刻で、アナフィラキシーなどショック反応を起こしてしまえば、命にかかわることさえあります。

食べ物で起きる口腔アレルギー症候群

花粉症から誘発されるアレルギー反応として、フルーツ・野菜などを食べた直後に口や喉がかゆくなったり腫れたりする口腔アレルギー症候群というものがあります。

これは、どの花粉に反応するかで、どの食物に反応するかが変わってくるそう。有名なところではシラカバ⇒リンゴやモモ、スギやヒノキ⇒トマトなど。

多くの場合、食べて15分以内に唇や口腔、喉、舌などがかゆくなったり腫れたりしますが、時として重篤化する可能性もないわけではありませんので、注意が必要です。

花粉症の薬といえば…

さて、花粉症といえば必ず出てくるお薬の名前が「アレグラ」。
第2世代の抗ヒスタミン薬で、眠気や口渇などの副作用が少ないことで知られています。

第一類のOTCとして販売廃止された「アレグラFX」。これが、昨年11月より第二類となりましたので、現在は登録販売者でも販売が可能になりました。

●薬局・インターネットでの購入について(アレグラFXサイト)

http://www.allegra.jp/buy.html

アレグラFXには、フェキソフェナジン塩酸塩が、医療用と全く同じ成分量60mg含まれています。これからの季節、非常に需要が伸びるOTC医薬品でしょう。薬価も、OTCとしてはとても低く設定されていますね。

先日、通りがかったドラッグストアの一番目立つところに、大きくスペースを取ってこの「アレグラFX」がディスプレイされているのを見ました。
ドラッグストアの店頭も本格的に「花粉症仕様」になってきたということでしょうか。

ところで、「アレグラ」の名前の由来が「抗アレルギー薬のグランドチャンピオン」っていうのは本当の話なのでしょうか?本当だったら、すごいネーミングですね(笑)。一応がんばって調べてみたのですが、公式な解説は見つけられませんでした…。

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