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現場で役立つ季節の健康ネタ

おふとんから出にくい季節です~かくれ不眠~

気温が低くなると、温まったおふとんから出にくくなりますね。でも、ひどい冷え症の方になると、目が覚めた時でもおふとんの中が温まっていないとおっしゃる方がいらっしゃいます。むしろ、入眠の時でも足が冷えすぎて眠れないとか、靴下を何枚も重ね履きして眠るなんてお話も耳にします。

不眠症の定義とは?

寒さだけでなくても、おふとんに入ってから寝付くまでにずいぶんと時間がかかってしまう方、夜中途中で目が覚めてしまう方、朝早くに目が覚めてしまう方など睡眠に関する不満・不調を感じておられる方は、予想以上に多いようです。

  • 寝付くまでに2時間以上かかる
  • 夜中に2回以上目が覚めてしまう
  • ぐっすり眠れない
  • 予定の起床時間よりも2時間以上早く目が覚めてしまう
  • 不眠のために苦痛を感じる
  • 不眠のために社会生活やお仕事に不都合が出る

以上のような症状が週2回以上、1ヶ月継続すれば、不眠症と日本睡眠学会で定義されています。

また、上記ほど深刻でなく、短期の不眠状態であり、気づかずに放置している方もいる可能性がある、というのが「かくれ不眠」になるそうです。

かくれ不眠の解消法

●かくれ不眠ラボ(睡眠改善委員会)

http://www.brainhealth.jp/suimin/

睡眠は、休息という意味合い以外にも、身体の修復や脳の情報整理などにも必要な時間です。
健康や生活サイクルの基盤というわけですから、乱れてしまうとさまざまなところに不都合が出てしまいます。
眠りに苦労なさっている方は、ほったらかしにせずにしっかり自分にあった対策を試して、より良い睡眠を取ってくださいね!

  • 日頃から体温を上げる努力
  • 夕方までには、カフェインを取るのをやめる
  • 血糖値の乱高下も睡眠の質を下げるので、寝る前の夜食は出来る限りなしで
  • おふとんが湿気ていると冷えやすくなるので、適切な寝具の手入れ
  • 羽根布団を使っている方は、身体⇒毛布⇒羽根布団でなく、身体⇒羽根布団⇒毛布の順番で重ねる
  • 足の裏は意外と汗をかくので、足を温めたいなら靴下ではなくレッグウォーマー等のほうがベター
  • 湯たんぽ、カイロ、こたつなどは低温やけどに注意!
  • 電気毛布はそのまま寝ると乾燥を引きおこしやすいので注意!
  • 入浴後等、体温が下がるタイミングでふとんに入ると入眠しやすい
  • 自分にあった寝室の環境作り

などなど、ちょっと考え付くだけでも、快適な睡眠のために気をつけることはたくさんありますよ!

本当はこんなことなにも気にせず、横になったらなにがあってもすぐ眠れるというのが理想なんですが、みんながみんなそういうわけにもいきません。あんまり寒くて眠れないと言う方は、眠る直前にふとん乾燥機をかけるなんて方法もお薦めです。乾燥させるための温風であったかぬくぬく、おふとんは乾いて快適になりますよ。

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