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特大パックもよく見かける清浄綿! 実際どんな使い道があるのか知っておこう!

実際自分は買ったことがないけれど、どんなお店にも置いているという商品はたくさんありますよね。今回はそんな商品の中でも、ドラッグストアの創傷コーナーで必ず目にする「清浄綿」について。あの商品の使い道、登録販売者ならば知っておきたいところではないでしょうか。

清浄綿って、どんな商品?

徳用サイズとして100パック売りなどもよく見かける清浄綿。消毒薬を置いているコーナーなどに大抵どんなドラッグストアでも取り扱いがある商品です。この清浄綿とは、脱脂綿に薬液(クロルヘキシジングルコン酸塩やベンザルコニウム塩化物など)を浸み込ませたもので、基本的に個包装のフィルムパック販売されています。

開封しない限りは無菌状態が保たれており、さまざまな用途での使用が可能。よくある消毒綿とはまた違うもので、使用されている薬液の濃度が異なり、アルコールが使用されていないものが「清浄綿」とされています。

よく知られている清浄綿の使い道

清浄綿の特徴としては、アルコール無配合でデリケートな部分にも使うことができるという点。よく使われる用途として、赤ちゃんの口のまわりの清拭やおしり拭き、また授乳時にお母さんの乳首をきれいにすることなどでも利用されています。

またデリケートな部分に使えるという点で、目のまわりをキレイにしたり、生理時にデリケートゾーンに使うことも可能。アルコール配合の消毒綿では、どうしても使える部分に制限がでてきますが、清拭目的であれば清浄綿は広い範囲での使用ができるようになっています。

特大パックを買って余っても、こんな風に使えます

清浄綿は基本的には大容量で販売されているため、「こんなに必要ないんだけどなぁ」とお客さまに言われることがあるかもしれません。そんな際に目的以外にも使える用途を把握しておくのが肝心。

例えば赤ちゃんの身体や、授乳時に利用される方であれば、赤ちゃんのおもちゃの清掃、また外出時のお手拭としても個包装のため持ち運びやすく便利とご提案できます。またデリケートゾーンに使える清浄綿は、痔の時に肛門付近をキレイにすることなどもでき、同様に外出先のトイレでも使用できるので大変重宝されています。

使用用途が多岐に渡る清浄綿。個包装タイプがほとんどということもあり、家庭内でも外出先でも気兼ねなく使え、幅広い用途での使用ができるようになっています。以上のことを把握しておくと、購入されるお客さまにもしっかりとアドバイスができるので、是非とも覚えておいて下さいね。

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