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海外旅行にもって行きたい常備薬
飲みなれた風邪薬・解熱鎮痛剤
環境が大きく変わると風邪をひきやすいですし、頭痛なども起こしやすくなります。普段飲みなれた風邪薬、解熱鎮痛剤で特別な理由がなければ、持ち運びや出るゴミなどを考えて液体ではなく錠剤、もしくは粉薬を持って行きましょう。
お客様に持っていく量を相談された場合、1週間以内の滞在であれば、5~6回分あれば十分と答えれば良いでしょう。
食事が合わないかも?胃薬、下痢止め
近年では旅行先としてアジア方面や、より衛生環境の良くない国も人気が高くなりました。私たちの身体は、日本の食品や水道水に慣れてしまっていますので、外国の飲食物を口にしてお腹を壊してしまうことはよくある話。
また、ついつい食べ過ぎて胃もたれが、ということもあるかもしれません。胃薬や下痢止め、整腸剤も2~3回分入れておくと安心です。
乗り物酔い止め
島国である日本から海外へ行く際には必ず飛行機またはフェリーを利用します。また現地でも列車やバスなどさまざまな交通機関を使いますよね。
普段から乗り物酔いしやすい方は、薬が無いという不安に駆られてより酔いやすくなってしまうこともありますので多めに持っていくと良いでしょう。
禁止薬物で逮捕?持ち込みに注意したい睡眠薬
寝つきがあまり良くない人にとって、睡眠導入剤は持ち歩きたい薬の内の一つでしょう。しかし睡眠導入剤の成分は国によっては少量であっても禁止薬物として規制されているものもあります。当然知らなかったでは済まされませんし、もし認められたとしてもトラブルになってはせっかくの旅行が台無し。
薬ではなくアイマスクなどの快眠グッズで代用出来る場合はそちらのほうが良いでしょう。薬を持っていく場合は出国前に滞在先の法律をよく確認するように指導してくださいね。
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