登録販売者.com

ログイン 無料登録

現場で役立つ季節の健康ネタ

冬の野菜といえば、すぐに白菜とこれが思い浮かびます ~ダイコン~

冬の野菜といえば…と、まず思い浮かぶものはお鍋で欠かせない「白菜」。そう思われる方が大半だと思います。ですが実はもっと、日本で食べられれている冬の野菜があります。そのまま生でも食べられ、煮つけ・おでんにしてもおいしいあの野菜なんです。

実は、日本で一番食べられている野菜はあの野菜

★日本人がいちばん食べる野菜はダイコン(J CAST ヘルスケア)
http://www.j-cast.com/healthcare/2015/09/29245887.html

ちょっと意外でした。

3位のキャベツのほうが食べられている印象でした。これ、じつはお刺身のツマなどのように、大量に使われているわりには実際食べられていないような気がするのですが、そのあたりどうなんでしょう?(笑)ちなみに、世界で一番食べられているのはトマトだそうです。

ダイコンには解毒作用がある

さて、ダイコンと言えば秋~冬が旬の野菜。歴史の古い野菜で、春の七草のひとつ「蘿蔔/すずしろ」はダイコンのことです。ダイコンの成分として有名なのが「ジアスターゼ」。登録販売者さんにはお馴染の名前かと思います。

整腸・胃腸薬などによく配合されている消化酵素で、食物の消化を助け、腸の働きも整えてくれます。また、ジアスターゼには高い解毒作用もあることから、焼き魚やお刺身の付け合せとしてダイコンが添えられることは、とても理に適っているのです。

他にもこんな効果が!

二日酔いですっきりしない時も、ダイコンの絞り汁を飲めばいいと言いますよね。これはジアスターゼの効果だけでなく、豊富に含まれるビタミンCの効果も期待できます。

このビタミンC、実は中心部よりも皮のほうに多く、葉っぱにもっとも多く含まれているそうです。葉っぱはそのほかにもビタミンB1、B2、カルシウム、ナトリウム、リン、鉄などのビタミン・ミネラルを豊富に含みますから、栄養のことを考えるなら、キレイに洗って葉っぱまで残さず丸ごと食べるのが良いですね!

★冬の強い味方「大根」の栄養と効果(スキンケア大学)
http://www.skincare-univ.com/recipe/bihada/article/001544/

また、ダイコンには辛み成分のイソチオシアナートが含まれますが、これには消炎効果があります。同じく消炎効果のあるはちみつと合わせて「はちみつ大根」が風邪の引き始め、喉がイガイガした時などに効果的と言われています。

★はちみつ大根の驚くべき効果や効能とレシピや飲み方! (元気な美的ライフ)
http://monclerindre.com/hachimitsudaikon-4513.html

ダイコンは真っ白い淡泊な見た目にそぐわず、なかなか栄養や効能満点なのです。旬の野菜の栄養価はとても高いので、健康のためにも上手に取り入れたいですね。はちみつ大根、簡単そうなので、気になる方は是非作ってみてください!

arrow_drop_up