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現場で役立つ季節の健康ネタ

最近は、ダイエットと炭水化物は切っても切れない関係に!?~W炭水化物~

登録販売者.comの事務局は大阪にあります。昨年、大阪人にはショッキングなニュースが飛び込んできました。「主食の重ね食べ」へのイエローカードです(笑)。

主流になっている重ね食べ

★「お好み焼きにごはん」はご用心! 大阪府警告、でも関西人「絶対無理!」(J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/2016/08/03274397.html

大阪府が発表した「大阪版健康・栄養調査」の中で、府民の実に25%以上が「うどん+かやくごはん」「ラーメン+チャーハン」「お好み焼き+ごはん」「パスタ+パン」といった「主食の重ね食べ」をしていることが明らかにされたのだ。

「肥満」とされるBMI25以上の男女は、男性は約70%、女性は約56%が、週1食以上重ね食べをすると回答していた。

一方、BMI18.5以上~25未満の普通体型の男女は、男性が約58%、女性が45%、BMI18.5未満の「やせ」体型の男女は、男性が約52%、女性が約40%にとどまった。
BMIが高いほど、重ね食べをする傾向だと言える。

—————————(以上、記事抜粋)

ダイエット・粉もん文化に共通する問題

最近のダイエット話では、当然のように「低炭水化物」「糖質制限」という言葉が出てきます。低糖質ダイエットにそれだけ効果があり、人々に知られるようになったということでしょう。

そのトレンドに真っ向から反抗しているのが大阪粉モン文化です(笑)。

ただしこれって、「ラーメン+チャーハン」「パスタ+パン」などの食べ合わせは、別に大阪に限ったことじゃありませんよね。

もちろん痩身ダイエット的にも炭水化物の重ね食べは大問題なのでしょうが、なにが一番問題になるのかといえば、栄養面でしょう。

炭水化物だけでお腹を一杯にしてしまうと、人間の身体の構成材料であるタンパク質や、ホルモンなどの原材料になる良質の脂質、代謝や消化、身体のさまざまな機能がまともに動くために必須であるビタミン、ミネラルなどを必要量取れないということになってしまいかねません。

美味しく、そして栄養豊富な食事を

また、精製された加工度の高い糖質の代謝には、多くのビタミン・ミネラルが消費されます。
入ってこないだけでなく、身体の中のものを奪っていくのでマイナス収支になってしまうということですね。
特にビタミンB群などは多く消費されますので、熱中症や肌荒れ、疲れやすさなどの遠因にもなってしまいます。

英語には「You are what you eat.」という言い回しがあります。あなたが食べたものがあなた自身、というような意味です。

人間の身体は食べたものから作られています。「美味しい」だけでなく、健康のためには「身体にも良い食事」をしたいですね!

ちなみに、大阪人は「お好み焼き+ごはん」はなんの違和感もなくやりますが、「たこ焼き+ごはん」はやらないのです。 たこ焼きはスナック、もしくはおやつポジションだからです!(たぶん…笑)

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