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おすすめしたいお客様は誰?成分別で特徴をおさえる!~外用消炎鎮痛薬編~

外用の消炎鎮痛剤のシップやテープ、ゲルなどは若者から高齢者まで幅広いお客様が使用します。冷感か温感かの違いや剤形の違いだけでなく、含有されている成分の特徴をおさえてお客様の希望にあった商品を提案できるようにしましょう。

消炎鎮痛剤の代表格、NSAIDs

痛み止め、といえばまずNSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛薬)を思い浮かべる人も多いほど、よく含有される成分ですよね。インドメタシンやフェルビナク、ケトプロフェンなどのほか、最近ではロキソプロフェンを主成分とする商品も発売されています。

これらは筋肉のコリやだるさに比べて痛みが強いお客様に向いています。しかし、15歳以上で喘息やアレルギーの既往がない人にしか使えませんので注意してください。

臭いが気になるならサリチル酸メチルよりもサリチル酸グリコール

サリチル酸系の商品も多く販売されています。何らかの理由でNSAIDsが使用できない方へおすすめするのであれば、このサリチル酸系の商品が適しているでしょう。NSAIDsが使用できる場合であっても、痛みよりもコリやだるさが強い方に適しているため、聞き取りをして選択しても良いですね。

また、日中使用するため臭いがすると困る、などといった希望があれば、サリチル酸系の中でもサリチル酸メチルではなくサリチル酸グリコールが含まれているものがおすすめです。

スッとすると気持ちいいならメントール、温めたいならカプサイシン

冷感を与える成分として、メントールやカンフル、ハッカ油などがあります。使用したい箇所が熱を持っていたり、腫れていたりする場合に適しています。しかし、アスピリンなどでアレルギーを起こしたことのある方は、これらの成分によって悪化してしまう可能性がありますのでやはり聞き取りは重要になるでしょう。

温感を与える成分としては、カプサイシンやノニル酸ワニリルアミドがあります。患部に炎症がなく、奥から温めたい場合におすすめしてください。

血行促進成分にも注目

外用の消炎鎮痛剤を使う際には痛みを取ることだけを考えてしまいがちですが、血行が悪いことによる冷えが原因の場合もあります。こうした場合に起こるだるさやコリはニコチン酸ベンジルやビタミンEなど血行促進成分によって改善できますので、もともと冷え性のお客様によく効くでしょう。

外用消炎鎮痛剤はお客様が思っているよりもたくさんの商品がある場合が多いようで、どれにしたらいいかわからないといった相談をよくされます。聞き取りをした上で、総合的に最も適した商品を提案できるよう、成分ごとできちんと特徴をつかんでおきましょう。

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