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2021年! 今年こそ登録販売者試験に受かる為の効率的な目標設定とは!?
登録販売者試験について
様々な記事で書かれていますが、今一度登録販売者試験について知っておきましょう。どんな戦いでもまず敵を知るところから始まります。
登録販売者試験は都道府県によって取り仕切られている公的な試験です。2015年までは受験資格として実務経験の有無などがありましたが、現在は誰でも挑戦することが出来ます。
各都道府県で試験が行われますが、合格率も異なり全国平均では約45%程度です。低いように感じますが、お仕事などが忙しくあまり勉強出来ずに受験する方もいらっしゃるため、きちんと目標も立てて勉強をすれば難しい試験ではありません。
ドラッグストアなど医薬品を扱う職場ではステップアップとして必ず必要になってくる資格と考えられています。
令和3年の試験はいつ?
ここからは具体的にいつから勉強を始めるべきか、記載していきたいと思います。
しかし、令和3年度の試験はまだ決まっておらず(令和3年1月後時点)、新型コロナウイルスの影響でどうなるかわからない状態です。
前回の東京都の試験は令和2年12月に行われましたが、1年後の令和3年12月に行われるという保証はありません。「気付いたらもうすぐ試験だった。」ということもあるかと思います。
そのため、現在資格を取りたいと考えている方は、今から勉強を始めるべきです。理由と具体例を次に記載していきたいと思います。
問題集のやり方
対策問題集を調べてみると、ほとんどの参考書は約500ページあります。当たり前ですが、1日1ページやったら500日(1年半)もかかってしまいます。
これはすなわち、今年の試験にも間に合わなくなってしまうということです。
さらに、最終ページの問題を解く頃には1ページ目の問題は忘れてしまっているでしょう。1ヶ月で受かる!と書いてある問題集もありますが、これで受かる方は普段から計画的に勉強が出来る方です。
ギリギリになって毎日計画的に勉強をするのはとても難しいことです。そのため、少しでも早く「良い計画で」始めることが大切です。
これを読んでいる方は「わかってるよそんなこと」と思う方しか居ないと思います。しかし、人は参考書を買った瞬間に「最強になった気分になったり」「勉強した気になってしまう」為、よくわからない計画を立てがちです。下記からは、効率的な勉強方法について考えていきましょう。
最も有効な勉強方法ついて
勉強のやり方は人それぞれあるかと思います。今回はその中でも効率的だと考えられる2パターンの勉強方法について記載していきたいと思います。
まず、勉強において最も大切なことは復習です。「復習を制する者は試験を制する」と言っても過言ではありません。簡単なようで難しいことは百も承知ですが、覚えたいことをどれだけ反復して覚えられるかが重要になってきます。
具体例な復習方法としては
- 1週間単位で出来る量を決め、最後の日に1週間分の復習をする。
- 1冊の本をざっと見て終わらせ、その後復習をする。
例)月曜日〜土曜日まで1日10ページ勉強し、日曜日はそこまでの60ページ分の復習
例)1日40ページ(約2週間で1冊)読み、その後問題を解いてわからない箇所を復習
②は読んで覚えられる方に向いています。書いて覚えるタイプの方や、書き込みをしたい方などは①が向いていると考えられます。
②の場合、理解したと思った部分は次回から飛ばして読んでも良いでしょう。最終的にすべてを理解できたらまた最初から参考書を一周しましょう。
参考書の購入について
個人的には何冊も買う必要はないと思っています。まずは1冊を何回も繰り返し、完璧にすれば基本的には問題ありません。
また、検索をすれば練習問題などをインターネット上にアップしてくれている人がいたり、専用のアプリもあります。またSNSツールを使って同志と情報共有するのも一つの手です。
過去問
上記の①や②の方法で参考書を使って勉強した後は、必ず過去問を解きましょう。参考書でほとんどの情報はカバーされていると思いますが、実際に過去問を見ると解けないこともあります。また実際の形式に慣れることも試験においてはとても重要です。
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