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現場で役立つ季節の健康ネタ

いきなり暑くなってしまって冷たいもの、取りすぎていませんか?~内臓の冷え~

最近は6月でも夏日や真夏日になることがめずらしくなくなっています。 そうなるとついつい手が伸びるのが、冷たい飲み物や食べ物。 暑いからといって、氷入りの飲み物や、かき氷やアイスクリームなどをどんどん飲んだり食べたりしていませんか?

内臓の温度が下がるとどうなるの?

よく「冷たいものばかり飲んじゃ(食べちゃ)ダメ!」とは聞きますが、ではなぜ冷たいものを摂取してはいけないのでしょうか?

これは、ストレートに「内臓の温度を下げるから」ということです。ではなぜ、内臓の温度を下げてはいけないのでしょう?

様々な不調を起こす原因にもなる

内臓の温度が下がると、血流を悪くし、消化や代謝機能が落ち、免疫力が下がってしまいます。ひいては、冷え症・疲れ・便秘・肌荒れなど、さまざまな不調を引き起こす原因ともなってしまうとのこと。

人間の体内の温度は、体温計で計る体温よりも少し高く、約37~40度。
実は、キンキンに冷えたビールどころか、常温の水でもその温度差は約20度。常温でも、内臓にとっては冷たすぎるということになってしまうんだそうです。

しかし、温かいからといって、お茶やホットコーヒーなどはカフェイン、カテキンなどを含みますので、ガブ飲みすることはお薦めできません。

理想な飲み物

ではなにを飲めばいいのかかといいますと、理想的なのは白湯なんだそうです。1回150ml程度を日に数回、朝・食事中・就寝前などにちょっとずつ飲むのが良いとのこと。

むずかしいことは必要なく、とにかく体温よりも温度の高いものを飲むのがポイントです。

これからの季節、ビールもアイスもかき氷もフラペチーノもとても美味しいですが、頻繁に取ることはせず、たまにそれらを楽しんだ後はちょっと白湯も飲んでみるなどの自分の身体への気づかいが、夏バテ予防にもひと役買ってくれそうです。 暑がりな方も、ぜひ心に留めておいてくださいね!

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