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現場で役立つ季節の健康ネタ

食欲の秋! 季節の実りいろいろ~果実&きのこ&木の実のお話~

秋と言えば、さまざまな枕詞(?)がつく季節です。スポーツの、食欲の、実りの、読書の、etc.四季の中でもこれほどいろいろ言われる季節は、他にないのではないでしょうか。近頃は生産方法や保存方法、輸送方法などが発達し、食物の「旬」が判らなくなっていることも多いのですが、比較的「この季節のもの」と判る食物が多いのも、秋な気がします。 さて、秋の実りの有名どころの栄養素など調べてみました。

【果物】

★柿
ビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンAも多く含まれ、とくに干し柿の場合だと、2倍もビタミンAが含有されるんだそうです(ただし、ビタミンCは損なわれてしまいます)。
「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われ、健康食材として優れていると言われます。リンゴやトマトも同じように言われていますね。実はヘタや葉にも効能があり、ヘタは漢方では柿帝(シテイ)という薬になり、葉は健康茶として利用されています。

★ぶどう
主成分はブドウ糖と果糖です。すぐにエネルギーに変わるので、疲労回復や、病中病後の栄養補給に良いとされます。ぶどうの皮には豊富なポリフェノールが含まれます。
抗酸化の作用、活性酸素などによる老化防止の効果を期待したい場合、皮ごと食べられる品種を選ぶか、適量の赤ワインなどを飲むのが効果的といえるのではないでしょうか。

★なし
なしは90%近くが水分です。ビタミンも含みますが、少量です。消化酵素を含み、肉類のタンパク質を分解する作用があると言われており、さまざまな薬効があることで知られています。
解熱作用が有名で、ビタミンをあまり含まない変わりにアスパラギン酸が含まれているので、疲労回復にも効果があると言われます。

【きのこ類】

★松茸
きのこの王様と呼ばれ、香りが一番の特徴ですが、栄養としてはミネラルを多く含み、特にカリウムが豊富です。マツタケの匂い成分は、マツタケオールや桂皮酸メチル、イソマツタケオールというものになるそうですが、実はこれ、海外の人には意外と不評で、ヨーロッパなどでは「靴下の臭いがするキノコ」と言われているんだとか。
散々な言われようのマツタケオールですが、消化酵素の分泌促進、食欲増進の効果があるとのことです。

★シメジ
「香り松茸、味しめじ」と言われますが、うまみ成分のアミノ酸を多く含みます。ビタミンではB2が豊富で、脂肪の代謝を助け、健康な髪、皮膚、爪を作る働きをすると言われています。
また、食物繊維が豊富で、便秘解消や肥満の予防にもなり、コレステロール値を下げるエリタデニンも含まれているため、動脈硬化予防にも効果が期待できるそうです。

★舞茸
意外と日本での人口栽培の歴史は浅く、1975年頃から食用として人工栽培されたそうです。タンパク質や糖質、カリウム・鉄などのミネラル、ビタミンB群やビタミンD、食物繊維などが豊富に含まれており、高血圧予防や脂肪分解、便秘改善、生活習慣病予防など、さまざまな健康効果があると言われています。
ただ、その栄養分は水に溶けやすく、あまり洗わないで使うほうがよいとのこと。最近は「洗わずに使える」ことを売りにする商品もありますね。土や落ち葉、ごみなどがついているような天然のものは、汚れだけ落とすのに、軽く洗うほうがいいそうです。油との相性が非常に良いので、炒め物や天ぷらも料理法として理にかなっています。

【木の実(ナッツ)類】

★栗
他のナッツのように脂質が多いのではなく、でんぷんの多い種子です。主成分がでんぷん。カロリーは100gで約160kcal程度。ミネラルが豊富で、その中でも特に亜鉛が豊富です。
渋皮は、ポリフェノールの一種であるタンニンなどを多く含みますので、抗酸化作用を期待する方は、渋皮煮など、渋皮ごと食べるほうがいいようです。

★アーモンド
最近では、アンチエイジングの効果もあると話題になったアーモンドも収穫時期は秋です。アーモンドはバラ科サクラ属で、その樹に咲く花は、日本の桜にそっくりなんだそうですよ。強い抗酸化力と、アンチエイジングに効果を持つと言われるビタミンEが、約20粒くらいで1日の摂取目安量を取れてしまうそうです。
老化の原因物質AGEsを減少させるとも言われていますね。含まれるオレイン酸・リノール酸が動脈硬化を予防する効果があるとも期待されています。

健康と食生活は切り離せないものだと思います。その土台をきっちりと考えた上で、体調を崩してしまった時には上手く医薬品を取り入れていきたいところですね!

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