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登録販売者ドタバタ劇場

店舗で定期的に行われる棚卸し!! その際、気をつけておきたい大事なポイントとは??

ドラッグストアに限らず、小売店であればどんなお店でも必須なのが、棚卸し。店舗にある全商品の個数確認や、決算などを計算するうえでも大変重要な作業ですが、色々と気をつけておかない事があるんです。

自店で棚卸しを行う場合の下準備とは?

現在多くの企業がいわゆる「棚卸し専用業者」に依頼するほど、棚卸し作業は自分たちで行うには根気のいる作業です。店舗の規模が大きければ大きいほど、時間もかかり、営業時間内に平行して行う場合は、さらに注意が必要な重要任務。しかしながら避けては通れない恒例行事なので、効率よく準備を行うことが肝心になってきます。

業者に頼む場合も下準備は自店で行わなければならないため、まず取り掛かりたいのは各棚下、棚裏に落ち込んでいる商品の確認、清掃。次に各棚の整理整頓、そして棚卸しスケジュールの入念な計画です。

実際の棚卸し作業での注意点は?

実際に棚卸しがスタートすれば、ただ集中力を切らさないことが最も肝心となってきます。人間、誰しも数時間集中力を切らさず商品数をカウントするのは不可能。適度に持ち場を交代しつつ、在庫パートを整理したり、カゴ盛りの商品を手分けして数えるなどすることで、正確な作業が維持できます。

また棚卸しの際には、商品箱が潰れている商品や、消費期限切れ商品、破損品なども見つけることができるため、同時に商品棚を一掃し、返品への準備を進めることも可能。効率よく棚卸しをしつつ、普段目が配れていないところも確認できる絶好のチャンスとなっています。

棚卸しは、在庫整理にうってつけ!

店舗の規模にもよりますが、だいたいの企業では2、3日~1週間の棚卸し期間を設定しており、実際どの店舗もギリギリに終了することがほとんど。神経をすり減らす棚卸し作業ですが、終了し一段落すると、店内の不要な在庫、そして破損品や期限切れ商品などが片付いていることに気がつくはずです。

なるべく数え易いよう在庫を減らすよう心がけるのも、棚卸し準備の一環。無駄な在庫を減らすことは、整理整頓がしやすいだけではなく、仕事の効率をよくしてくれるので、棚卸し後はその状態をキープできるように努めましょう。

なかなか過酷な棚卸しですが、実際店舗にとっては良い事尽くし。また商品知識を増やす良いキッカケにもなるので、積極的に経験しておきましょう。営業時間内作業などでは、お客様のお買い物の邪魔にならないよう心がけるのも忘れないで下さいね。

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