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現場で役立つ季節の健康ネタ

ドライノーズってご存知ですか?

ドライアイ、ドライマウスなどに加え、最近はドライノーズという言葉もよく聞くようになりました。正式名称は乾燥性鼻炎。鼻の粘膜が渇くことで、いろいろと不都合が出てくる症状です。ひどくなると出血したりもするそうですから、いくらムズムズするからといってあまりにも強く何度も鼻をかんだりすることはお薦めできません。

近年上昇するドライノーズ

ドライノーズは、もともと加齢のために鼻の粘膜が乾燥して発症すると思われており、老人性鼻炎と言われていました。それが近年、冬に限らず1年中エアコンのきいた室内にいることも多いためか、年代に関わらずさまざまな乾燥に関する不都合を訴える方が増えてきているようです。

鼻の粘膜は、呼気に湿り気を与えて肺に送ったり、ウイルスなどをシャットアウトする役割などを果たしていますが、ドライノーズの場合その機能は低下してしまいます。湿気が少ない環境でウイルスが長く生き残ることはご存じのとおりです。もとはといえば乾燥が原因ですから、対応としては保湿・加湿となります。

ドライノーズの対処法

1.ドライノーズ用スプレーなどで洗浄する

2.濡らしたガーゼなどを挟んだマスクを使用する

3.室内を加湿する

ほとんどこの3点に尽きるようですが、その他には綿棒などで薄く白色ワセリンを鼻の中に塗るといいという対処法もあります。

仕事で役立つ実務知識はこちら>>

おススメ製品

■ドライノーズスプレー(日本臓器製薬)

http://www.nippon-zoki.co.jp/products/ippan/d-nose.html

ドライノーズスプレーの成分は、ほぼ生理食塩水です。鼻に水が入ったら痛いだろう!と思われている方、いらっしゃいますか?真水を使った場合は浸透圧の加減で痛いのですが、正しい濃度の生理食塩水なら痛くならないのです。試してみてくださいね。

■ハナノア(小林製薬)

http://www.kobayashi.co.jp/seihin/hna/

こちらは簡単に言えば、ドライノーズスプレー+グリセリン(保湿)といった感じの商品ですね。名前がさすが小林製薬です(笑)。

湿気のマスクの種類も豊富

■のどぬ~るぬれマスク就寝用(小林製薬)

http://www.kobayashi.co.jp/seihin/nn_o4/

■快適ガードのど潤いぬれマスク(白元アース)

http://www.hakugen-earth.co.jp/products/medical/mask-wet/

いろんなアロマの香りの商品が発売されていますが、マスクのように鼻先をずっと覆われているような商品ににおいがついていると、嗅覚の敏感な方にはちょっと問題になりそうですので、そのあたりは注意が必要かもしれません。

 

人間とは本当に乾燥に弱いものだなと思ってしまいますが、喉や鼻が乾燥することで、風邪やインフルエンザなどに罹りやすくなってしまわないように、特に乾燥に弱いと自覚のある方はしっかり対策してくださいね!

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