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登録販売者、採用の現場から

なにが違うの?「チョコラBB」シリーズの違いを徹底解説!

ドラッグストア等でも多く展開されているサプリメント。健康維持に必要な栄養素をバランスよく補えて様々な効果が期待できるとして、手軽に購入する方も多くいらっしゃいます。中でも毎日の疲れや肌トラブルをケアできる、と人気のビタミン剤が「チョコラBB」シリーズではないでしょうか。今回は、チョコラBBシリーズの中でも錠剤タイプである5つの商品の違いを解説していきます。それぞれの商品の違いを理解して、登録販売者としてお客様に最適な商品を選択できるようになっていきましょう!

チョコラBBプラス

成分:ビタミンB2 38㎎、ビタミンB6 50㎎、ビタミンB1 20㎎、ニコチン酸アミド 40㎎、パントテン酸カルシウム 20㎎

効能効果:肌あれ、にきひ・吹き出物、口内炎、口角炎(唇の両端の腫れ・ひび割れ)、 口唇炎(唇の腫れ・ひび割れ)、皮膚炎、湿疹、かぶれ、ただれ、舌の炎症、 赤ら顔に伴う顔のほてり、目の充血、目のかゆみの改善

チョコラBBプラスは、ビタミンB群がバランスよく配合されている商品です。今回解説する5商品の中で、最もビタミンB6の含有量が多いのが特徴です。

ビタミンB2、B6は、日々の生活のストレスの影響を受けやすい肌細胞の代謝を活発・正常化させていきますので、特に肌荒れやニキビにお困りの方にオススメの商品と言えます。

チョコラBBピュア

成分:ビタミンB2 38㎎、ビタミンB6 24㎎、ビタミンB1 20㎎、ニコチン酸アミド 40㎎、ビタミンC 125㎎

効能効果:肌あれ、にきび・吹き出物、皮膚炎、湿疹、かぶれ、ただれ、口内炎、口角炎(唇の両端の腫れ・ひび割れ)、口唇炎(唇の腫れ・ひび割れ)、舌の炎症、目の充血、目のかゆみ、赤ら顔に伴う顔のほてりの改善

チョコラBBピュアはチョコラBBプラスと同じく、ビタミンB群を主成分としているため、肌荒れやニキビ、口内炎の改善が期待できます。チョコラBBプラスと違うのは、ビタミンCが配合されている点。

ビタミンCは肌のコラーゲンの生成を助ける働きがあるため、チョコラBBピュアはより多角的に肌荒れにアプローチできる商品となっています。

チョコラBBジュニア

成分:ビタミンB2 19㎎、ビタミンB6 12㎎、ビタミンB1 6㎎、ニコチン酸アミド 20㎎、パントテン酸カルシウム 10㎎

効能効果:肌あれ、かぶれ、ただれ、にきび、湿疹、皮膚炎、口内炎、口角炎、口唇炎、舌炎、赤鼻、目の充血、目のかゆみの改善

チョコラBBジュニアは、配合されている成分の種類はチョコラBBプラスと同じです。チョコラBBプラスは15歳以上の成人が服用可能である一方、チョコラBBジュニアはその名の通り子ども(5歳以上)の服用が認められています。

子どもが服用しやすいように、小型の糖衣錠であることも特徴です。

チョコラBBルーセントC

成分:ビタミンB2 15㎎、ビタミンB6 20㎎、ニコチン酸アミド 25㎎、ビタミンC 600㎎、L-システイン 240㎎、ビタミンE 100㎎

効能効果:しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着の改善、肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、老年期におけるビタミンCの補給、歯ぐきからの出血、鼻出血予防

チョコラBBルーセントCは、ビタミンCとL-システインが配合されているのがポイントです。ビタミンCとL-システインは還元力(抗酸化力)が高く、表皮の下からメラニンを無色化していきます。

そのため、しみやそばかすに効果が期待できるのです。また、ビタミンEも配合されているため、ホルモンバランスの乱れなどからくる肌荒れにも効果が期待できます。

チョコラBBローヤルT

成分:ビタミンB2 15㎎、ビタミンB6 15㎎、ビタミンB1 10㎎、ニコチン酸アミド 20㎎、ロイヤルゼリー 100㎎、タウリン 1000㎎、無水カフェイン 50㎎

効能効果:肉体疲労・病中病後・食欲不振・栄養障害・発熱性消耗性疾患・妊娠授乳期などの場合の栄養補給

チョコラBBローヤルTは、他の商品と違ってロイヤルゼリー、タウリン、無水カフェインが配合されており、日々の生活において感じる慢性的な疲労に効果を示します。

ストレス等で知らないうちに体に無理がかかり続けると、食事から得た栄養分を体の中でエネルギーに変換することができなくなります。それが慢性的な疲れの原因です。

チョコラBBローヤルTは、摂取した栄養分を効率的にエネルギーに変換するのを助けたり、疲れに効果的な成分がバランスよく配合されています。簡単に言うと、栄養ドリンクが錠剤になったようなイメージです。ここぞという時の疲労回復が期待できます。

どれも似たように感じてしまうサプリメントですが、きちんと主成分を比較すればその特徴が見えてきます。今回解説した5商品でも、「肌荒れやニキビ、口内炎のケア」を一番に考えるのであればビタミンB群の含有量の多いチョコラBBピュアがオススメできますし、「しみ・そばかす」が気になる方には、ビタミンCとL-システインを含有しているチョコラBBルーセントCがオススメできます。それぞれの商品の違いをきちんと理解するようにしましょう。

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