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登録販売者の昇給基準は経験年数だけ?

仕事として働くうえで、やはり気になる収入面の問題。パートやアルバイトなどの時間給制、もしくは月給制の正社員でも大きく条件は変わってきますが、昇給の基準は一体どうなっているのでしょうか?

まずはパート・アルバイトの給料面について

時間給に換算すると、比較的に高収入が期待できる登録販売者。ご存知の通り、年齢や職歴などに関係なく、資格を所有していれば、かなりの需要が見込める魅力的な職業となっています。地域によって少なからず賃金差は出てきますが、基本的に高時給であることから、大々的な昇給という制度というよりは、早朝や深夜給、残業手当といった形でプラスαの賃金が得られるといった給料形態がよく見受けられます。

しかしながら昇給制度を実施している企業も多く、その場合は一定の勤務時間数ごとに○○円アップor頑張り次第で!という形で、時間給が上がっていくようです。

登録販売者の正社員として働いた際の昇給は?

ドラッグストア業界でも、積極的に取り組んでいる登録販売者の正社員化。実際のところ、登録販売者不足はどの企業も同じで、「少しでも多く登録販売者を確保しよう」ということから、さらに正社員への窓口も広まりつつあります。ここで気になるのは正社員登録販売者の昇給について。

こちらも企業によって基準はさまざまで、各会社の規定に則る形にはなりますが、勤続年数や店舗の営業成績などで、給料が加算されていくところもあるようです。しかしながら登録販売者としての昇給というよりは、役職手当という形での昇給になるため、その場合社内でのポジションアップが必要になります。

店舗管理者としての役職

一般用医薬品を取り扱う店舗には、必ず登録販売者もしくは薬剤師の「店舗管理者」というものを設定しなければなりません。近年の薬事法変更により、この店舗管理者は直近5年以内のうち2年以上の実務経験をもった人でしかなれないという決まりができました。

基本的に店舗管理者は登録販売者資格を持った店長など役職の方がなる場合が多いですが、その他の登録販売者が任されることも度々。条件さえ満たしていれば誰もがなれる可能性があり、企業によってはこの店舗管理者に「店舗管理者手当」として昇給するような場合もあります。

登録販売者になるための試験情報や、受験に向けて知っておいた方がいい内容は「登録販売者になるには?」のページをご覧下さい。→こちらから

職としての需要も高く、また給料面でも安定している登録販売者。だからこそ「昇給」というトピックにおいては事前にしっかりと確認し、まずは納得のいく時間給であったり月給を提示している職場を見つけるようにしましょう!

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