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温まって気持ちのいい冬のお風呂|でも注意しないと危険なことも!?
ヒートショックが起こる原因は?
最近お風呂にまつわりよく聞かれる言葉が「ヒートショック」と「ヒートショック・プロテイン」です。
暖房のきいた部屋から廊下やトイレへの移動時や、風呂場と脱衣所などの温度差によって引き起こされる「ヒートショック」。
急激な温度変化にさらされることで血圧が急に上昇したり下降したりすることで起こります。なんと年間1万人が亡くなると言われているそうです。
ヒートショックを避ける方法
心筋梗塞や脳血管障害など、深刻な状態に繋がりやすい「ヒートショック」。
特に影響の出やすいお風呂の場合、浴室を暖める、一番風呂を避ける、湯の温度を40度以下に設定するなどの対策が有効です。
とにかく、寒い脱衣所や、浴室から湯の中に入る際の温度差をなくせばよいということですね。
特に高齢者の方に影響が出やすいですから、是非ご家族の方にもご注意していただきたいものです。
ヒートショックプロテインとは?
似た名前ですが、「ヒートショックプロテイン(HSP)」は、まったく前出の「ヒートショック」とは違います。
今度は温度差で身体の免疫力が上がるというもの。
私たちの身体が熱によるストレスにかかった時に、熱から身体を防御するために作られるタンパク質が「ヒートショックプロテイン(HSP)」です。
このタンパク質には、ダメージを受けた細胞の修復をする働きがあります。40~42度程度のお風呂にゆっくりと10~20分ほど浸かり、体温を1~1.5度ほど上げる程度の入浴法で、ヒートショックプロテインを増やし、免疫力を高めることができ、代謝も活発になるとのこと。(温度が高いほど入浴時間は短くてOKです)。
ヒートショックプロテインの入浴法
ダイエットにも、美肌にもよいとの記述もあります。
そんなになんでもかんでも良いことづくめって、本当でしょうか?(笑)
ヒートショックプロテインの値は、入浴後2~3日後に増え、約1週間程度で元に戻るとのこと。
この入浴法は週に2回程度行うのが適当だそうです。それ以上だと、その程度の熱では身体のほうがストレスだと感じなくなるんだとか。
とりあえず、「良いんだから毎日やればOK」というわけではないのでご注意を!
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