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現場で役立つ季節の健康ネタ

今年もさっそく搬送者がたくさん出てしまいました~熱中症~

5月半ば頃から気温が上がり、暑い日が続きました。 5/15~5/21までの一週間で熱中症の疑いで搬送された人数は984人を超えたようで、昨年2016年の1.7倍に達したそうです。

気温の上昇と伴う体調不良

梅雨入り前、衣替えも終わるか終らないかというタイミングでの真夏のような気温に、身体がついていけずに体調不良になってしまう方がいても不思議ではありません。
毎年同じ注意になってしまいますが、水分をこまめに補給し、エアコンを上手に使い、体力を落とさないような生活習慣を心掛けてくださいね。

特に、身の回りにお年寄り、お子さん、ペットなどがいる方はお心遣いをお忘れなく!
お年寄りは喉の渇きや温度に鈍感になってしまう方もおり、我慢強いため、いつまでもエアコンを付けずにがんばってしまう方もおられます。
小さなお子さんは、なかなか自分の不調を訴えられませんし、大人の顔よりもずっと低い位置にあるベビーカーの中は、非常な高温になる可能性があります。もちろん、「ほんのちょっとだけ」でもお子さんだけで車の中に置いておくのは言語道断です。

地面の温度にも気を付けよう

また、ペットも同じ。人間は靴を履いていますし、お腹や顔は地面からそれなりに離れていますが、犬や猫などの動物は、地面にお腹が近いので、アスファルトからの反射熱をダイレクトに受けてしまいます。
お散歩は早朝か日が暮れて数時間経ってアスファルトが冷えた後が適当です。

最近は、本当に「たかが暑さ」と言えなくなってきました。
ぜひ気を付けて、元気に夏を楽しめるようにしてくださいね!

厚生労働省がリーフレット「熱中症予防のために」を公開しています。ご参考に。
★厚生労働省「熱中症予防のために」 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000046904.html
当日~2日後の状況を知るには、環境省熱中症予防情報サイトが便利です。
★環境省熱中症予防情報サイト http://www.wbgt.env.go.jp/

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