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喉の痛みに良く効く!【第3類医薬品】ペラックT錠を徹底解説

「風邪を引いて喉の痛みに悩まされている」「喉が痛くて食べものを飲み込むのも辛い」。お客様からこのような訴えを聞く登録販売者さんも多いのではないでしょうか?秋が深まり気温が低下していくにつれて、咽頭痛に効く薬をお探しのお客様も増えてきます。今回の記事では喉の痛みに特化した第3類医薬品の「ペラックT錠」について、その特徴や服用上の注意点などを解説したいと思います。

ペラックT錠に含まれる成分

ペラックT錠には以下の有効成分が含まれています。

  • トラネキサム酸…喉の痛みや炎症を抑えます。
  • カンゾウ乾燥エキス…グリチルリチン酸と呼ばれる成分が喉の腫れや痛みを和らげます。
  • ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)…皮膚や粘膜の機能を正常に保ちます。
  • リボフラビン12mg(ビタミンB2)…皮膚や粘膜の機能を正常に保ちます。
  • L-アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンC)…皮膚や粘膜の機能を正常に保ちます。

ペラックT錠はこれらの成分が協調的に働くことによって、効果的に喉の痛みを和らげます。また、バファリンやイブなどの非ステロイド性解熱鎮痛剤と違って胃腸や腎臓に対するリスクも低く、総合風邪薬のように眠気を起こす心配もありません。7歳以上のお子様から服用できる点もメリットと言えます。

ペラックT錠と他の風邪薬との飲み合わせ

ペラックT錠に含まれる成分のうち、トラネキサム酸とカンゾウ乾燥エキスについては他の風邪薬との飲み合わせに注意が必要です。

ペラックT錠には1日服用量当たり750mgのトラネキサム酸が含まれています。このため、トラネキサム酸を含む風邪薬との併用は避ける方が良いでしょう(トラネキサム酸には血液を固まらせやすくする働きがあるため、脳血栓や心筋梗塞などの既往歴のある方では特に注意が必要となります)。

また、カンゾウ乾燥エキスも喉の腫れや痛みを抑える目的で複数の総合感冒薬に配合されています。また、各種漢方薬にもカンゾウは高い確率で配合されています。カンゾウ乾燥エキスを多量に摂取すると、稀に偽アルドステロン症と呼ばれる副作用を起こす可能性があるため、こうした薬とは併用しないようにご案内してあげましょう。

ペラックT錠の服用に注意が必要な人

ペラックT錠は7歳以上であればほとんどの方が安心して服用することができますが、中には注意が必要な方もいます。以下のような方がペラックT錠の購入を希望される場合は慎重に対応するようにしてください。

基礎疾患をお持ちの方

ペラックT錠に含まれるトラネキサム酸やカンゾウ乾燥エキスは血液凝固や心機能、腎機能に影響を与える可能性があります。このため、高血圧、心臓病、腎臓病、血栓症(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎)などの病気をお持ちの方には、服用前に主治医に相談することをお勧めしてください。

妊娠中の方

ペラックT錠に含まれる成分には、胎児の発育に影響を及ぼすなどの報告は上がっていないため、妊娠中の方でも問題なく服用できると考えられます。ただし、妊婦さんの中には妊娠中の薬の服用に過敏になっている方もいることから、どうしても心配な場合は事前に産婦人科の先生に相談することをお勧めしましょう。

授乳中の方は問題なし

授乳中の方についてはペラックT錠を問題なく服用することができます。総合風邪薬には授乳中の服用に注意が必要な薬が多いため、ペラックT錠のこうした点は大きなメリットと言えます。

 

ペラックT錠は副作用のリスクも少なく、喉の痛みを効果的に和らげることができる便利な薬です。ただし、血栓症の方や甘草を含んだ風邪薬・漢方薬を服用している方などでは注意が必要になる場合もあるので、お客様にお勧めする際にはこれらに該当するかどうかを慎重に聞き取るようにしましょう。本記事で学んだことを活かし、お客様を辛い喉の痛みから救ってあげられるよう的確なアドバイスをされることを期待しています。

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