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WEB問題集

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第149回:
“医薬品の適正使用・安全対策 Part24”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

以下の医薬品のうち、医薬品被害救済制度の給付対象となるものを1つ選びなさい。

  1. 日本薬局方収載ワセリン
  2. 一般用検査薬
  3. 殺虫剤
  4. 殺菌消毒剤(人体に使用するもの)
  5. 無承認無許可医薬品
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答え
4
<解説> 人体に直接使用しない殺菌消毒剤は給付対象とならない。

一般用医薬品による副作用で医薬品被害救済制度の給付対象とならないケースのうち、製品不良などで製薬企業に賠償責任がある場合の窓口として最も適切なものを1つ選びなさい。

  1. 消費センター
  2. 日本OTC医薬品協会
  3. 医薬品医療機器総合機構
  4. 医薬品PLセンター
  5. 厚生労働省薬務課
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答え
4
<解説> 「裁判によらない迅速公平な被害救済システムの有効性に鑑み裁判外の紛争処理体制を充実強化すること」が決議され、開設された。

間質性肺炎に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを選びなさい。

  • (a)一般用医薬品によって間質性肺炎を発症することがある。
  • (b)間質性肺炎の初期症状は風邪のそれと区別が難しく、特に注意が必要である。
  • (c)慢性肝炎の患者であれば、小柴胡湯を使用しても、関質性肺炎が発症することはない。
  • (d)小柴胡湯をインターフェロンと併用しなければ、間質性肺炎は避けることができる。

  1. (a,b)
  2. (b,c)
  3. (a,d)
  4. (b,d)
  5. (c,d)
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答え
1
<解説> (c) 小柴胡湯で、関質性肺炎が発症することがあり得る。
(d) 小柴胡湯による間質性肺炎については1991年4月以降使用上の注意に記載されていたが、その後、小柴胡湯とインターフェロン製剤の併用例による間質性肺炎が報告されたことから、2剤の併用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされた。

塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを選びなさい。

  • (a)PPAは鼻水、鼻づまり等の症状の緩和を目的として、鼻炎用内服薬等に使用されていた。
  • (b)米国では食欲抑制剤として承認されていた。
  • (c)食欲抑制剤として使用していた女性の、脳梗塞の発生リスクとの関連性が高いと報告がなされた。
  • (d)厚生労働省は製薬企業等に対して、使用上の注意の改訂、情報提供の徹底を行うとともに、代替成分として塩酸プソイドエフェドリン等への速やかな切替えを指示した。

  1. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
  2. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
  3. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  4. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  5. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
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答え
4
<解説> 我が国での鼻炎用内服薬等における配合量よりも高容量であったが、米国において女性が食欲抑制剤として使用した場合に、出血性脳卒中の発生リスクとの関連性が高いとの報告がなされた。

医薬品の適正使用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを選びなさい。

  • (a)登録販売者は薬剤師とともに一般用医薬品の販売等に従事する医薬関係者として適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用の推進に努めるべきである。
  • (b)医薬品の正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生上の維持向上に貢献することを目的として、毎年10月17日から1ヵ月間を「薬と健康の週間」として国、自治体、関係団体等による広報活動やイベント等が実施されている。
  • (c)「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」は毎年6月20日からの1週間、国、自治体、関係団体等により「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されている。
  • (d)薬物乱用や薬物依存は違法薬物によるものがすべてである。

  1. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
  2. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  3. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
  4. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  5. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)誤
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答え
5
<解説> (b) 「薬と健康の週間」は10月17日から23日の1週間である。
(c)「ダメ。ゼッタイ。」普及運動は6月20日から7月19日までの1ヵ月間実施されている。
(d) 薬物乱用や薬物依存は違法薬物によるものがすべてではなく一般用医薬品においてでもあり得る。

以下の医薬品成分のうち、6歳未満の小児に使用するとメトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、使用してはならないとされているものを1つ選びなさい。

  1. オキセサゼイン
  2. イブプロフェン
  3. アミノ安息香酸エチル
  4. アスピリン
  5. プロメタジンテオクル酸塩
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答え
3
<解説> 1,2,4,5は、いずれも一般用医薬品について、15歳未満の小児には使用してはならない薬効成分である。

以下の医薬品成分のうち、服用後乗物又は機械類の運転操作をしない事とされているものを1つ選びなさい。

  1. ピレンゼピン塩酸塩
  2. インドメタシン
  3. カフェイン
  4. スクラルファート
  5. ピロキシカム
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答え
1
<解説> ピレンゼピン塩酸塩は眠気、目のかすみ、異常なまぶしさ等が現れることがある。
2~5は連用に関する注意が必要とされる成分である。

以下の医薬品成分のうち、授乳中の使用を避けることが望ましいとされている成分を1つ選びなさい。

  1. ロラタジン
  2. ロペラミド塩酸塩
  3. センノシド
  4. タンニン酸アルブミン
  5. リゾチーム塩化物
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答え
2
<解説> 乳汁中に移行する可能性があるものとして、他にコデインリン酸塩、メチルエフェドリン塩酸塩、カフェイン等がある。

医薬品副作用被害救済制度の請求期限のうち、正しいものの組み合わせを選びなさい。

  • (a)医療手当:請求に係る医療が行われた日の属する月の翌月の初日から1年以内
  • (b)医療費:医療費の支給対象となる費用の支払いが行われた時から1年以内
  • (c)遺族年金:死亡の時から5年以内
  • (d)障害年金:請求期限なし

  1. (a,b)
  2. (c,d)
  3. (a,d)
  4. (b,d)
  5. (a,c)
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答え
2
<解説> 医療手当は医療が行われた日の属する月の翌月の初日から2年以内(平成20年5月1日以後に行われた費用の支払いについては5年以内)。医療費は医療費の支給対象となる費用の支払いが行われた時から2年以内(平成20年5月1日以後に行われた医療については5年以内)。

以下の項目のうち、「医薬品・医療機器安全情報」の一般用医薬品に関連する「解説記事」または「重篤な副作用等に関する情報」に記載された医薬品と副作用の組み合わせについて誤っているものを1つ選びなさい。

  1. かぜ薬 ― 胃腸障害
  2. ケトプロフェン ― 光線過敏症
  3. クレオソート ― 肝機能障害
  4. タンナルビン ― アナフィラキシー様症状
  5. 小柴胡湯 ― 間質性肺炎
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答え
1
<解説> 一般用かぜ薬で間質性肺炎を引き起こす事についての重篤な副作用等に関する情報が平成15年7月No.191号に掲載された。

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