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WEB問題集

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第34回:
“医薬品に共通する特性と基本的な知識 Part7”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

医薬品の使用上の注意等において、新生児、乳児、幼児、小児の年齢区分のおおよその目安として、正しいものはどれか。

  1. 新生児 --- 生後6週未満
  2. 乳児 --- 4週以上1歳以下
  3. 幼児 --- 1歳以上3歳未満
  4. 幼児 --- 1歳以上7歳未満
  5. 小児 --- 7歳以上12歳未満
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答え
4
<解説> 新生児は生後4週未満、乳児は生後4週以上1歳未満、幼児は1歳以上7歳未満、小児は7歳以上15歳未満である。

一般用医薬品の添付文書における使用上の注意の記載に関する次の記述について、(  )内に入れるべき正しい字句の組み合わせはどれか。

医薬品の使用上の注意において「高齢者」という場合にはおおよその目安として(  )を指す。

  1. 60歳以上
  2. 65歳以上
  3. 70歳以上
  4. 75歳以上
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答え
2
<解説> 「高齢者」という場合には、おおよその目安として65歳以上を指す。

高齢者に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

  1. 高齢者は持病を抱えていることが多いが、一般用医薬品の使用によって、基礎疾患が悪化したり、治療の妨げになったりする事がある。
  2. 高齢者は一般的に生理機能が衰えつつあるが、個人差が大きく年齢のみから、一概にどの程度リスクが増大しているか判断することは難しい。
  3. 一般用医薬品でも高齢者に使用する場合は、少ない用量から使用するのが望ましい。
  4. 高齢者のように生理機能が衰えつつある場合、薬理作用は現れにくい。
  1. (1,2)
  2. (1,3)
  3. (1,4)
  4. (2,3)
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答え
1
<解説>

生理機能が衰えている場合、医薬品の作用が強く現れやすく、若年時と比べて副作用を生じるリスクが高くなる。

一般用医薬品については、ある程度の個人差は折り込んで設定されている。このため、定められた用量の範囲で使用されることが望ましく、それ以下に量を減らしても十分な効果が得られなくなるだけで、必ずしもリスクの軽減につながらない。

妊婦及び妊娠していると思われる女性に関する次の記述について、(  )の中に入れるべき正しい字句はどれか。

(  )含有製剤は妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると、胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされている。

  1. 葉酸
  2. ニコチン酸
  3. ビタミンA
  4. パントテン酸
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答え
3
<解説> 妊娠の有無やその可能性については、購入者側にとって、知られたくない場合もあることから、情報提供や相談対応を行う際には十分な配慮が必要である。

プラセボ効果に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. プラセボ効果は主観的な変化で、客観的に測定可能な変化として現れることはない。
  2. プラセボ効果は医薬品を使用したこと自体による暗示的効果等が関与していると考えられる。
  3. 通常、医薬品を使用したときに、もたらされる反応や変化は薬理作用によるもので、プラセボ効果によるものは含まれていない。
  1. (1)正, (2)正, (3)正
  2. (1)誤, (2)正, (3)正
  3. (1)正, (2)誤, (3)誤
  4. (1)誤, (2)正, (3)誤
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答え
4
<解説> 通常、医薬品を使用したときにもたらされる反応や変化は薬理作用によるものの他、プラセボ効果によるものも含まれている。

医薬品の品質に関する次の記述の正誤について、正しいものはどれか。

  1. 医薬品の有効成分は紫外線によって品質の劣化を起こすことがある。
  2. 医薬品に配合されている添加物成分は高温や多湿によって品質の変化を起こさない。
  3. 医薬品は適切な保管がなされれば、品質の劣化は起こらない。
  4. 一般用医薬品は家庭における常備薬として購入される場合に限り、使用期限から十分な余裕をもって販売等が行われることが重要である。
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答え
1
<解説> 一般用医薬品では、購入された後、すぐに使用されるとは限らず、家庭における常備薬として購入されることも多いことから、外箱などに記載されている使用期限から十分な余裕をもって販売等がなされることが重要である。

一般用医薬品の使用目的や役割に関する次の記述について、誤っているものはどれか。

  1. 生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防
  2. 生活の質の改善・向上
  3. 健康状態の自己検査
  4. 軽度な疾病の治療
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答え
4
<解説> 一般用医薬品の使用目的は軽度な疾病に伴う症状の改善である。

医薬品の販売等に従事する専門家が情報提供を行う際、購入者から確認する必要のある事項に関する次の記述について誤っているものはどれか。

  1. その医薬品を使用する人の家族の病歴。
  2. その医薬品を使用する人は医療機関で治療を受けていないか。
  3. その医薬品を使用する人は過去にアレルギーの症状や医薬品の副作用が出たことがあるか。
  4. 何のためにその医薬品を購入しようとしているのか。
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答え
1
<解説> 一般用医薬品の販売にあたっては、家族の病歴まで確認する必要はない。

サリドマイドに関する次の記述について、(  )の中に入れるべき正しい字句はどれか。

サリドマイドは(1)成分として承認されたが、副作用として(2)を妨げる作用もあったため、妊娠している女性が使用したことにより、出生児に四肢欠損、耳の障害等の先天異常が発生した。

  1. (1)催眠鎮静, (2)血管新生
  2. (1)鎮痙, (2)血管再生
  3. (1)つわり止め, (2)胎児成長
  4. (1)鎮暈剤, (2)血液循環
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答え
1
<解説> サリドマイドは催眠鎮静剤として承認されたが、副作用として血管新生を妨げる作用もあった。

スモン訴訟に関する次の記述について、(  )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

(1)として販売されていた(2)製剤を使用したことにより(3)に罹患したことに対する損害賠償である。

  1. (1)健胃薬, (2)キノホルム, (3)CJD
  2. (1)整腸剤, (2)キノホルム, (3)亜急性脊髄視神経症
  3. (1)整腸剤, (2)スモン, (3)亜急性脊髄聴神経症
  4. (1)健胃薬, (2)スモン, (3)クロイツフェルト・ヤコブ病
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答え
2
<解説> サリドマイド訴訟、スモン訴訟を契機として、1979年、医薬品の副作用による健康被害の迅速な救済を図るため、医薬品副作用被害救済制度が創設された。

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