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WEB問題集

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第33回:
“医薬品に共通する特性と基本的な知識 Part6”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

医薬品に関する次の記述の正誤について、間違っているものはどれか。

  1. 医薬品は人の生命や健康に密接に関連するものであるため、高い水準で均一な品質が保証されていなければならない。
  2. 医薬品は市販後にも、医学・薬学等の新たな知見、使用成績等に基づき、その有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっている。
  3. リスク区分は毎年見直されることになっている。
  4. 医薬品は効能効果、用法用量、副作用等の必要な情報が適切に伝達されることを通じて購入者が適切に使用することにより初めてその役割を十分に発揮する。
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答え
3
<解説> 医薬品は市販後の新たな知見、使用成績等に基づき、その有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっており、それらの結果を踏まえ、リスク区分の見直し、承認基準の見直し等がなされる。

医薬品に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. 一般の生活者においては、添付文書や製品表示に記載された内容を見ても誤解や認識不足を生じることがある
  2. 一般用医薬品の販売に従事する専門家は、常に医薬品の新しい情報の把握に努める必要がある。
  3. 医薬品が人体に及ぼす作用はそのすべてが解明されているとは限らない。
  4. 一般用医薬品は保健衛生上のリスクを伴うものではない。
  1. (1)正, (2)正, (3)正, (4)正
  2. (1)誤, (2)正, (3)正, (4)誤
  3. (1)正, (2)正, (3)正, (4)誤
  4. (1)正, (2)誤, (3)誤, (4)正
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答え
3
<解説> 一般用医薬品は医療用医薬品ほどではないが、保健衛生上のリスクは伴う。

独立行政法人医薬品医療機器総合機構法における副作用の定義に関する次の記述について、(  )内に入れるべき正しい字句の組み合わせはどれか。

我が国では「(1)が適正な(2)に従い適正に使用された場合においても、その(1)により人に発現する(3)な反応」を医薬品の副作用の定義としている。

  1. (1)医薬品, (2)使用方法, (3)有害
  2. (1)許可医薬品, (2)使用目的, (3)有害
  3. (1)一般用医薬品, (2)使用方法, (3)無益
  4. (1)医薬品, (2)使用目的, (3)無益
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答え
2
<解説> WHO(世界保健機関)の定義によれば、医薬品の副作用とは「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応」とされている。

医薬品に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. 薬物が生体の病理組織に与える影響を薬理作用という。
  2. 複数の疾病を有する人の場合、ある疾病のために使用された医薬品の作用が、別の疾病に対しては症状を悪化させたりすることがある。
  3. アレルギーは一般的にあらゆる物質によって起こりうるものであるため、医薬品の薬理作用とは関係なく起こりえる。
  4. 医薬品は十分に注意して適正に使用されれば、副作用は生じることはまずない。
  1. (1)正, (2)正, (3)正, (4)正
  2. (1)正, (2)正, (3)正, (4)誤
  3. (1)誤, (2)正, (3)正, (4)誤
  4. (1)正, (2)誤, (3)誤, (4)正
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答え
3
<解説> 薬物が生体の生理機能に与える影響を薬理作用という。

アレルギーに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. アレルギーは微量の添加物では起こらない。
  2. アレルギーには遺伝的な要素しかない。
  3. アレルギーは内服薬で起こるが、外用薬では起こらない。
  4. アレルギー症状には蕁麻疹や湿疹、かぶれ等の皮膚症状があるが、血管性浮腫のような広範囲の腫れ等が生じることが多い。
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答え
4
<解説> 体質的・遺伝的な要素でアレルギーを生じる。又アレルギーは内服薬でも外用薬でも起こりえるものである。

医薬品の副作用に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 一般用医薬品は薬理作用が緩和であるが、副作用を生じた場合、使用は中止するなど適切な処置、対応、重篤化の回避が図られる事が重要である。
  2. 副作用の発現は体調にも関係する。
  3. 副作用は明確な自覚症状として現れるものである。
  4. 医薬品は通常、複数の薬理作用を併せ持っている。
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3
<解説> 副作用は容易に異変を自覚できるものばかりではない。血液や内蔵機能への影響等のように、直ちに明確な自覚症状として現れないこともある。

医薬品に関する次の記述のうち、正しい正誤の組み合わせはどれか。

  1. 人体に対して直接使用されない殺虫剤や検査薬は人の健康に影響を与えるものと考えなくてもよい。
  2. 食品が医薬品の吸収や代謝に影響を与えることはない。
  3. 子供の用量が定められていない一般用医薬品については、大人の用量を年齢に応じて適宜増減して子供に飲ませても良い。
  4. 複数の医薬品を使用する場合、医薬品同士の相互作用に関して注意が必要である。
  1. (1)正, (2)正, (3)誤, (4)正
  2. (1)誤, (2)正, (3)誤, (4)正
  3. (1)正, (2)誤, (3)正, (4)誤
  4. (1)誤, (2)誤, (3)誤, (4)正
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答え
4
<解説> 食品にも医薬品の吸収・代謝に影響を及ぼすものがある。

医薬品の適正使用に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

  1. 定められた用量を守って服用しても、みだりに他の医薬品や酒類と一緒に摂取すると、思わぬ相互作用等を生じる危険がある。
  2. 一般用医薬品の添付文書は専門家向けに、製品表示は一般生活者向けに作成されている。
  3. 一時的に症状を緩和するために一般用医薬品を漫然と使用し続けている場合、医薬品の販売の専門家としては医療機関の受診をすすめるなどの対応が望まれる。
  1. (1)正, (2)正, (3)正
  2. (1)正, (2)誤, (3)正
  3. (1)誤, (2)誤, (3)正
  4. (1)誤, (2)正, (3)誤
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答え
2
<解説> 一般用医薬品の添付文書も製品表示も一般生活者向けに作成されている。

医薬品の相互作用、飲み合わせに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. かぜ薬、解熱鎮痛剤、鎮静剤、アレルギー用薬等の一般用医薬品は併用しても問題がない。
  2. 医薬品と保健機能食品や健康食品は一緒に摂取しても相互作用は問題ではない。
  3. ある医薬品を使用している期間は、その医薬品との相互作用を生じるおそれのある医薬品や食品の摂取を控えなければならない。
  4. 複数の医薬品を併用した場合、又は特定の食品と一緒に摂取した場合に、医薬品の作用が減弱することを相互作用という。
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答え
3
<解説> 一般用医薬品のかぜ薬、解熱鎮痛剤、鎮静剤、鎮咳去痰薬、アレルギー用役では成分や作用が重複する事が多く、通常これらの薬効群に属する医薬品の併用は避けることとされている。

小児における医薬品の使用に関する次の記述のうち正しいものはどれか。

  1. 小児は大人に比べ、身体の大きさに対して腸が長いため、服用した医薬品の吸収率が低い。
  2. 小児は吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しにくいため、中枢神経系に影響を与えにくい。
  3. 小児は肝臓の働きが未発達であるため、医薬品の成分の代謝に時間がかかり、作用が出にくい。
  4. 乳児向けの用法用量が定められている医薬品であっても、乳児における一般用医薬品による対処は夜間等、医師の診察を受けることが困難な場合にとどめるのが望ましい。
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答え
4
<解説> 小児は大人と比べ腸が長く、服用した医薬品の吸収率が高い。また、循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しやすいため、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしやすい。加えて、肝臓や腎臓の機能が未発達であるため、医薬品の成分の代謝・排泄に時間がかかり、作用が強く出過ぎたり、副作用がより強く出たりする事がある。

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