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WEB問題集

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第35回:
“人体の働きと医薬品 Part6”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

次の記述は胃の働きに関するものである。(  )の中に入れるべき正しい字句の組み合わせはどれか。

胃の内壁は粘膜で覆われており、粘膜の表面にある無数の孔からは(a)や(b)を分泌している。(b)は(a)によって蛋白質を消化する酵素である(c)となり、蛋白質が(c)によって半消化された状態を(d)という。

  1. (a)ペプシン, (b)ペプトン, (c)ペプシノーゲン, (d)アミノ酸
  2. (a)胃酸, (b)ペプシノーゲン, (c)ペプシン, (d)ペプトン
  3. (a)ペプシノーゲン, (b)胃酸, (c)ペプトン, (d)ペプシン
  4. (a)胃酸, (b)ペプシノーゲン, (c)ペプトン, (d)ペプシン
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答え
2
<解説> 胃酸は胃内を強酸性に保って内容物が腐敗や発酵を起こさないようにする役目を果たしている。

咽頭、食道に関する次の記述のうち、間違っているものはどれか。

  1. 咽頭は口腔から食道に通じる食物路と、呼吸器の気道が交わるところである。
  2. 食道は喉もとから上腹部のみぞおち近くまで続く管状の器官で消化液を分泌している。
  3. 嚥下された飲食物は食道の運動によって胃に送られる。
  4. 食道の上端と下端には括約筋があり、胃の内容物が食道や咽頭に逆流しないように防いでいる。
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答え
2
<解説> 食道には消化液の分泌腺はない。

膵臓は炭水化物、蛋白質、脂質のそれぞれを消化する酵素の供給を担っているが、次のうち、膵液に含まれないものはどれか。

  1. グルカゴン
  2. トリプシノーゲン
  3. リパーゼ
  4. アミロプシン
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答え
1
<解説> 血糖値を調節するホルモン(インスリン及びグルカゴン)は膵臓から血液中に分泌される。膵液は膵臓から十二指腸へ分泌される。

大腸と糞便に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 大腸内の腸内細菌は腸管内の食物繊維を発酵分解する。
  2. 糞便の成分の大半は食物残滓で、その他はがれ落ちた腸壁上皮細胞の残骸や腸内細菌の死骸である。
  3. 糞便は通常、上行結腸,S状結腸に滞留している。
  4. 腸内細菌による発酵で、糞便の臭気の元となる物質やエタン、二酸化炭素等のガスが生成される。
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答え
1
<解説> 糞便の大半は水分である。腸内細菌による発酵で、糞便の臭気の元となる物質やメタン、二酸化炭素等のガスが生成される。

呼吸器系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 器官から気管支、肺までの部分を上気道という。
  2. 鼻腔の内壁は粘膜で覆われた棚状の凹凸担っており、吸収された空気との接触面積を広げている。
  3. 咽頭は鼻腔と口腔につながっており、消化管と気道の両方に属する。
  4. 肺には筋組織がないため、横隔膜や肋間筋によって拡張・収縮して呼吸運動が行われている。
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答え
1
<解説> 咽頭・喉頭までの部分を上気道、気管から気管支、肺までの部分を下気道という。

次の記述は骨の基本構造に関するものである。(  )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

骨は体の器官のうち、最も硬い組織の一つであり、その基本構造は

  1. 主部となる(1)
  2. 骨質表面を覆う(2)
  3. 骨質内部の(3)
  4. 骨の接合部にある(4)
  1. (1)主骨, (2)骨膜, (3)骨髄, (4)関節
  2. (1)骨質, (2)骨格, (3)白質, (4)軟骨
  3. (1)骨質, (2)骨膜, (3)骨髄, (4)関節軟骨
  4. (1)主骨, (2)側骨, (3)骨髄液, (4)関節軟骨
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答え
3
<解説> 骨格系は骨と関節からなり、骨と骨が関節で接合し体を支えている。

次の記述は血管系に関するものである。動脈、静脈、毛細血管それぞれの説明として正しいものはどれか。

  1. 動脈は皮膚表面近くを通っている部分が多く、皮膚の上から透けて見える。
  2. 静脈は四肢を通る部分では一定の間隔をおいて、内腔に向かう薄い帆状のひだが発達していて、血液の逆流を防いでいる。
  3. 毛細血管は弾力性があり、圧力がかかっても耐えられるようになっている。
  4. 消化管壁を通っている毛細血管の大部分は門脈に集まって肝臓に入る。
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答え
2,4
<解説> 1.静脈は皮膚表面近くを通っている部分が多く、皮膚の上から透けて見える。
3.動脈は弾力性があり、圧力がかかっても耐えられるようになっている。

白血球は形態や機能の違いにより数種類に細分類される。次のうちリンパ球に関するものはどれか。

  1. 白血球の中で最も数が多く、白血球の60%を占めている。感染が起きた組織に遊走して集まり、細菌やウイルス等を食作用によって取り込んで分解する。
  2. 強い食作用をもつ、血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができ、組織の中ではマクロファージと呼ばれる。
  3. 白血球の約1/3を占め、細菌、ウイルス等の異物を認識したり、それらに対する抗体を産生したりする。
  4. 損傷した血管からの血液の流出を抑える。
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答え
3
<解説> リンパ球は血液の他、リンパ液にも分布して循環している。リンパ節、脾臓等のリンパ組織で増殖し、細菌、ウイルス等の異物認識をしたり(T細胞リンパ球)それらに対する抗体(免疫グロブリン)を産生したりする(B細胞リンパ球)。

胆嚢の働きに関する次の記述について、(  )内に入れるべき正しい字句の組み合わせはどれか。

胆嚢は肝臓で産生された胆汁を濃縮して蓄える器官で、(1)に内容物が入ってくると収縮して腸管内に胆汁を送り込む。胆汁に含まれる胆汁酸塩は(2)の消化を容易にし、また(3)の吸収を助ける。腸管内に放出された胆汁酸塩の大部分は小腸で再吸収されて(4)に戻される。

  1. (1)小腸, (2)蛋白質, (3)水溶性ビタミン, (4)肝臓
  2. (1)十二指腸, (2)脂質, (3)脂溶性ビタミン, (4)胆嚢
  3. (1)十二指腸, (2)脂質, (3)脂溶性ビタミン, (4)肝臓
  4. (1)小腸, (2)炭水化物, (3)水溶性ビタミン, (4)胆嚢
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答え
3
<解説> 腸管循環についてである。

次の記述は眼球の働きに関するものの一部である。(  )内に入れるべき正しい字句はどれか。

角膜に差し込んだ光は、角膜、(1)、(2)、(3)を透過しながら屈折して網膜に焦点を結ぶ。

  1. (1)房水, (2)水晶体, (3)硝子体
  2. (1)水晶体, (2)硝子体, (3)強膜
  3. (1)虹彩, (2)水晶体, (3)視神経
  4. (1)房水, (2)硝子体, (3)結膜
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答え
1
<解説> 水晶体から網膜までの眼球内は硝子体という透明のゼリー状組織で満たされている。

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