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WEB問題集

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第226回:
“主な医薬品とその作用 Part77”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

かぜ(感冒)の諸症状とかぜ薬の働きに関する以下の記述について、誤っているものはどれか。

  1. かぜは、単一の疾患ではなく、医学的にはかぜ症候群という。
  2. かぜの約8割はウイルスの感染が原因である。
  3. インフルエンザ(流行性感冒)は、かぜと同様、ウイルスの呼吸器感染によるものであるが、感染力が強く、また、重症化しやすいため、かぜとは区別して扱われる。
  4. かぜ薬とは、ウイルスの増殖を抑えたり、ウイルスを体内から除去する医薬品の総称である。
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答え
4
<解説> かぜ薬は、かぜウイルスを体内から除去するのではなく、せきや発熱などの諸症状を抑える薬(対症療法)です。

解熱鎮痛成分に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. アセトアミノフェンは、主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できない。
  2. ピリン系の解熱鎮痛成分として、アスピリンやサザピリンがある。
  3. イブプロフェンは、一般用医薬品において15歳未満の小児に対しても使用することができる。
  4. アスピリン喘息はアスピリン特有の副作用であり、他の解熱鎮痛成分でも生じる可能性がない。
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答え
1
<解説> 2.アスピリンやサザピリンは非ピリン系の解熱鎮痛成分である。ピリン系の解熱鎮痛成分はイソプロピルアンチピリンのみ。
3.イブプロフェンは、一般用医薬品において15歳未満の小児に対してはいかなる場合において使用してはならない。
4.アスピリン喘息はアスピリン特有の副作用ではなく、他の解熱鎮痛成分でも生じる可能性がある。

次の記述は、解熱鎮痛成分に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)エテンザミドは、15歳未満の小児で水痘又はインフルエンザにかかっているときも使用できる。
  • (b)アセトアミノフェンは、ライ症候群の発生との関連性が示唆されている。
  • (c)イソプロピルアンチピリンは、ピリン系解熱鎮痛成分によって薬疹等のアレルギー症状を起こしたことのある人には、使用しない。
  • (d)アスピリンには、血液を凝固しにくくさせる作用がある。

  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (b,d)
  4. (c,d)
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答え
4
<解説> a.エテンザミドは、15歳未満の小児で水痘又はインフルエンザにかかっているときは使用できない。サリチルアミドも同様。
b.ライ症候群の発生との関連性が示唆されているのはアスピリン、エテンザミドである。

ヒスタミンと抗ヒスタミン成分に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 抗ヒスタミン成分を主薬とする睡眠鎮静薬は、睡眠改善薬として、一時的な睡眠障害の緩和に用いられる。
  2. 脳内におけるヒスタミン刺激が低下すると、眠気が促される。
  3. ホルモンのバランスの変化により妊娠中に生じる睡眠障害は、抗ヒスタミン成分を含有する睡眠改善薬の適用の対象となる。
  4. 抗ヒスタミン成分を含有する医薬品を服用後は、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事させてはならない。
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答え
3
<解説> 3. 妊娠中に生じる睡眠障害は、ホルモンバランスや体型の変化などが原因で、あるので、抗ヒスタミン成分を含有する睡眠改善薬の対象ではない。

次のa~dの漢方処方製剤のうち、かぜの症状の緩和に用いられ、構成生薬としてカンゾウ及びマオウを含む製剤の正しい組み合わせを下の1~5から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  • (a)葛根湯
  • (b)柴胡桂枝湯
  • (c)小柴胡湯
  • (d)小青竜湯

  1. (a,b)
  2. (a,d)
  3. (b,c)
  4. (b,d)
  5. (c,d)
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答え
2

次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  • (a)アスピリンは、血液を凝固しやすくさせる作用がある。
  • (b)アセトアミノフェンは、15歳未満の小児に対しては、いかなる場合も一般用医薬品として使用してはならない。
  • (c)芍薬甘草湯は、体力に関わらず、筋肉の急激な痙攣を伴う痛みのあるもののこむらがえり、筋肉の痙攣、腹痛、腰痛に適するとされている。
  • (d)アスピリンはピリン系解熱鎮痛成分である。

  1. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  3. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
  4. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)誤
  5. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
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答え
5
<解説> a.アスピリンは、血液を凝固しにくくさせる作用がある。
b.アセトアミノフェンは小児でも使用可能である。
d.アスピリンは非ピリン系解熱鎮痛成分である。

睡眠改善薬及びその配合成分に関する次の1~5の記述について、誤っているものを一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  1. 妊娠中にしばしば生じる睡眠障害は、ホルモンのバランスや体型の変化等が原因であり、抗ヒスタミン成分を主薬とする睡眠改善薬の主な適用対象となる症状ではない。
  2. 小児及び若年者では、抗ヒスタミン成分により眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などが現れることがある。
  3. 15歳未満の小児では、抗ヒスタミン成分を含有する睡眠改善薬の使用は原則、避けることとなっている。
  4. 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、睡眠改善薬として、慢性的に不眠症状がある人を対象としたものである。
  5. ブロムワレリル尿素は、脳の興奮を抑え、痛覚を鈍くする作用がある。
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答え
4
<解説> 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、睡眠改善薬として、寝つきが悪い、眠りが浅いなど一時的に不眠症状がある人を対象としたものである。

カフェインに関する次のa~cの(  )に入る字句の正しい組み合わせを下表から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

カフェインは、脳に軽い( a )状態を引き起こす作用を示し、一時的に眠気や倦怠感を( b )効果がある。
また、胃液の分泌を( c )させる作用や、心筋を興奮させる作用などがある。

  1. (a)興奮, (b)抑える, (c)亢進
  2. (a)抑制, (b)促す, (c)亢進
  3. (a)興奮, (b)抑える, (c)抑制
  4. (a)抑制, (b)促す, (c)亢進
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答え
1

強心成分と動悸、息切れ等に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。

  • (a)ユビデカレノンは肝臓や心臓などの臓器に多く存在し、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける。
  • (b)センソは、有効域が比較的狭く、一般用医薬品では、1日用量が10mg以下となるよう用法・用量が定められている。
  • (c)心臓は、通常、体性神経系によって無意識のうちに調整がなされており、激しい運動をしたり、興奮したときなどの動悸や息切れは、正常な健康状態でも現れる。
  • (d)気つけとは、心臓の働きの低下による一時的なめまい、立ちくらみ等の症状に対して、意識をはっきりさせたり、活力を回復させる効果のことである。

  1. (a,b)
  2. (a,d)
  3. (b,c)
  4. (c,d)
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答え
2
<解説> b.センソは、1日用量が5mg以下となるよう用法・用量が定められている。
c.心臓は、通常、自律神経系によって無意識のうちに調整がなされている。

鎮暈薬(乗物酔い防止薬)に配合される成分とその作用の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。

  • (a)
    【成分】・・・アミノ安息香酸エチル
    【作用】・・・局所麻酔作用
  • (b)
    【成分】・・・ブロムワレリル尿素
    【作用】・・・抗コリン作用
  • (c)
    【成分】・・・ジメンヒドリナート
    【作用】・・・抗ヒスタミン作用
  • (d)
    【成分】・・・メクリジン塩酸塩
    【作用】・・・鎮静作用

  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (b,d)
  4. (c,d)
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答え
2
<解説> ブロムワレリル尿素は鎮静作用、メクリジン塩酸塩は抗ヒスタミン作用

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