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WEB問題集

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第317回:
“主な医薬品とその作用 Part108”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

口内炎用薬及びその配合成分に関する次のa~cの記述の正誤について、誤っているものを一つ選びなさい。

  1. 茵蔯蒿湯は、体の虚弱な人や胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う 下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
  2. ポビドンヨードは、患部からの細菌感染を防止することを目的としている。
  3. シコンは、炎症を抑える作用を期待して用いられる。
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答え
3
<解説> 3.シコンは、組織修復促進、抗菌などの作用を期待して用いられます。炎症を抑える作用を期待して用いられるのはグリチルリチン酸二カリウムとグリチルレチン酸がある。

咀嚼剤である禁煙補助剤に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。

  • (a)大量に使用しても禁煙達成が早まるものでなく、かえってニコチン過剰摂取による副作用のおそれがあるため、1度に2個以上の使用は避ける必要がある。
  • (b)ニコチンは、アドレナリン作動成分が配合された医薬品の作用を増強させるおそれがある。
  • (c)口腔内がアルカリ性になるとニコチンの吸収が低下するため、コーヒーや炭酸飲料など 口腔内をアルカリ性にする食品を摂取した後しばらくは使用を避けることとされている。

  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)正
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)誤
  5. (a)正, (b)正, (c)誤
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答え
5
<解説> c.口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が低下するため、コーヒーや炭酸飲料など 口腔内を酸性にする食品を摂取した後しばらくは使用を避けることとされている。

滋養強壮保健薬に配合されるビタミン成分の主な働きに関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを一つ選なさい。

  • (a)ビタミンAは、目の乾燥感、夜盲症(とり目)の症状を緩和する作用がある。
  • (b)ビタミンB2は、脂質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。
  • (c)ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素で、神経の正常な働きを維持する作用がある。

  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)正
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)誤
  5. (a)正, (b)正, (c)誤
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答え
1
<解説> この他にビタミンCはしみ、そばかす。ビタミンDは骨の形成を助ける。ビタミンEは血流を改善することも併せて覚えておきましょう。

次の記述に該当する漢方処方製剤を下の1~5から一つ選びなさい。

体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの肥満に伴う関節 痛、むくみ、多汗症、肥満(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)に適するとされ る。構成生薬としてカンゾウを含む。

  1. 大柴胡湯
  2. 防風通聖散
  3. 防已黄耆湯
  4. 黄連解毒湯
  5. 清上防風湯
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答え
3
<解説> 肥満に使用されるのは防風通聖散、大柴胡湯もありますが、防風通聖散は腹部に皮下脂肪が多い人、大柴胡湯は脇腹からみずおちにかけて苦しいがポイントになります。

生薬に関する次のa~cの記述について、該当するものの正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  • (a)サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除いたものを基原 とする生薬で、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられる。
  • (b)マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。
  • (c)キンポウゲ科のハナトリカブト又はオクトリカブトの塊根を減毒加工して製したものを基原とする生薬であり、心筋の収縮力を高めて血液循環を改善する作用を持つ。

  1. (a)レンギョウ, (b)ボウフウ, (c)ショウマ
  2. (a)レンギョウ, (b)ボウフウ, (c)ブシ
  3. (a)ブクリョウ, (b)カッコン, (c)ショウマ
  4. (a)ブクリョウ, (b)カッコン, (c)ブシ
  5. (a)レンギョウ, (b)カッコン, (c)ショウマ
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答え
4
<解説> ボウフウはセリ科のボウフウの根、ショウマ はキンポウゲ科のサラシナショウマの根茎、 レンギョウはモクセイ科の レンギョウの果実

消毒薬に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つなさい。

  • (a)次亜塩素酸ナトリウムやサラシ粉は、強い酸化力により一般細菌類、真菌類に対して殺菌消毒作用を示すが、ウイルスに対する殺菌消毒作用はない。
  • (b)ジクロルイソシアヌル酸ナトリウム、トリクロルイソシアヌル酸等の有機塩素系 殺菌消毒成分は、塩素臭や刺激性、金属腐食性が比較的抑えられており、プール等の大型設備の殺菌・消毒に用いられることが多い。
  • (c)エタノールは、結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対して殺菌消毒作用を示す。

  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)誤, (b)正, (c)正
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)誤
  5. (a)誤, (b)正, (c)誤
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答え
2
<解説> a.次亜塩素酸ナトリウムやサラシ粉は、ウイルスに対しても殺菌消毒作用がある。

殺虫剤に配合される成分とその分類の関係が正しいものを下の1~5から一つ選びなさい。

  • (1)
    【成分】・・・クロルピリホスメチル
    【分類】・・・有機塩素系
  • (2)
    【成分】・・・プロポクスル
    【分類】・・・オキサジアゾール系
  • (3)
    【成分】・・・ペルメトリン
    【分類】・・・ピレスロイド系
  • (4)
    【成分】・・・メトキサジアゾン
    【分類】・・・カーバメイト系
  • (5)
    【成分】・・・フェノトリン
    【分類】・・・有機リン系
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答え
3
<解説> 1.クロルピリホスメチル--------有機リン系
2.プロポクスル-------------------カーバメイト系
4.メトキサジアゾン------------オキサジアゾール系
5.フェノトリン------------------ピレスロイド系

一般用検査薬に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選びなさい。

  • (a)体外診断用医薬品の多くは医療用検査薬であるが、一般用検査薬については店舗販売業において取り扱うことが認められている。
  • (b)いかなる検査薬においても擬陽性、擬陰性を完全に排除することは難しい。
  • (c)一般用検査薬の対象には、悪性腫瘍、心筋梗塞や遺伝性疾患等、重大な疾患の診断に関係するものが含まれる。

  1. (a)正, (b)正, (c)誤
  2. (a)正, (b)誤, (c)正
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)誤
  5. (a)誤, (b)正, (c)誤
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答え
1
<解説> c.悪性腫瘍、心筋梗塞や遺伝性疾患等、重大な疾患の診断は 一般用検査薬の対象外である。

尿糖・尿タンパク検査薬に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選びなさい。

  • (a)検査結果において尿糖値に異常が生じる要因は、一般に高血糖と結びつけて捉えられることが多いが、腎性糖尿のように高血糖を伴わない場合もある。
  • (b)一般用検査薬は医療用検査薬とは違い、尿糖・尿タンパクの検査結果に影響を与える要因としては、採尿のタイミングや食事は関係ない。
  • (c)尿タンパクを検査する場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、激しい運動の直後は避ける必要がある。

  1. (a)正, (b)正, (c)誤
  2. (a)正, (b)誤, (c)正
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)誤
  5. (a)誤, (b)正, (c)誤
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答え
2
<解説> b.一般用検査薬であったとして、採尿のタイミングや食事などが影響を与える要因となることがある。

妊娠検査薬に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選びなさい。

  • (a)妊娠が成立していたとしても、正常な妊娠か否かについては、妊娠検査薬による検査結果では判別できない。
  • (b)尿中絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の検出反応は、hCGと特異的に反応する抗体や酵素を用いた反応であるため、温度の影響を受けない。
  • (c)経口避妊薬などのホルモン剤を使用している人では、妊娠していなくても、検査結果が陽性となることがある。

  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)正
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)誤
  5. (a)誤, (b)正, (c)誤
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答え
2
<解説> b. 温度の影響を受けることがある。

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