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WEB問題集

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第316回:
“主な医薬品とその作用 Part107”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

外用痔疾用薬に配合される次のa~dの成分のうち、止血効果を期待して配合される成分に該当するものの正しい組み合わせを下の1~5から一つ選びなさい。

  • (a)リドカイン
  • (b)テトラヒドロゾリン塩酸塩
  • (c)ナファゾリン塩酸塩
  • (d)デカリニウム塩化物

  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (b,c)
  4. (b,d)
  5. (c,d)
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答え
3
<解説> a.リドカインは局所麻酔成分
d.デカリニウム塩化物は感染防止成分
このほか止血効果あるのはメチルエフェドリン塩酸塩およびエフェドリン塩酸塩がある。

泌尿器用薬として用いられる生薬成分に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選びなさい。

  • (a)ウワウルシは、ツツジ科のクマコケモモの葉を基原とする生薬で尿路の殺菌消毒に使用される。
  • (b)モクツウは、アケビ又はツルアケビの蔓性の茎を通常、横切りにしたものを基原とする生薬で尿量減少作用がある。
  • (c)ソウハクヒは、クワ科のマグワの根皮を基原とする生薬で尿量増加作用がある。

  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)誤, (b)正, (c)誤
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)誤
  5. (a)正, (b)誤, (c)正
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答え
5
<解説> b.モクツウは、アケビ又はツルアケビの蔓性の茎を通常、横切りにしたものを基原とする生薬で尿量増量(利尿)作用がある。

婦人薬及びその配合成分に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選びなさい。

  • (a)トウキは、血行を改善し、血色不良や冷えの症状を緩和するほか、強壮、鎮静、鎮痛等の作用を期待して用いられる。
  • (b)エチニルエストラジオールは膣粘膜又は、外陰部に使用されるものであり、長期連用により血栓症を生じるおそれがある。
  • (c)鎮静、鎮痛のほか、女性の滞っている月経を促す作用を期待して、コウブシが配合されている場合がある。

  1. (a)正, (b)誤, (c)正
  2. (a)誤, (b)正, (c)誤
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)誤
  5. (a)正, (b)正, (c)正
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答え
5
<解説> トウキの他に婦人薬に使用される生薬成分としてサフラン、コウブシ、センキュウ、ジオウ等がある。

婦人薬として用いられる漢方処方製剤のうち、構成生薬にダイオウを含むため、授乳婦や妊婦又は妊娠していると思われる女性の使用に関して留意する必要があるものを次 の1~5から一つ選びなさい。

  1. 当帰芍薬散
  2. 温清飲
  3. 四物湯
  4. 加味逍遙散
  5. 桃核承気湯
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答え
5
<解説> 授乳婦や妊婦にダイオウを含む処方を服用すると下痢や流産を起こす可能性がある。

アレルギー用薬に関する次のa~dの記述について、正しいものの組み合わせを下の 1~5から一つ選びなさい。

  • (a)アゼラスチンは、肥満細胞から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを妨げることにより、ヒスタミンの働きを抑える作用を示す。
  • (b)パンテノールは、依存性がある成分であり、長期間にわたって連用された場合、 薬物依存につながるおそれがある。
  • (c)トラネキサム酸は、鼻腔内の刺激を伝達する副交感神経系の働きを抑えることにより、鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として用いられる。
  • (d)フェニレフリン塩酸塩は、交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として用いられる。

  1. (a,b)
  2. (a,d)
  3. (b,c)
  4. (b,d)
  5. (c,d)
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答え
2
<解説> b.薬物依存につながるおそれがあるのはエフェドリン系である。
c.トラネキサム酸は、炎症を和らげることを目的として用いられる。

鼻炎用点鼻薬に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選びなさい。

  • (a)スプレー式鼻炎用点鼻薬は、噴霧後に鼻汁とともに逆流する場合があるので、使用前に鼻をよくかんでおくほうが良い。
  • (b)リドカインは、鼻粘膜を清潔に保ち、細菌による二次感染を防止することを目的として配合される。
  • (c)クルモグリク酸ナトリウムは、アレルギーでない鼻炎や副鼻腔炎に対しても効果がある。

  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)正
  5. (a)誤, (b)正, (c)正
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答え
2
<解説> b.リドカインは、局所麻酔成分であり鼻粘膜の痛みや痒みを和らげる作用として配合される。
c.クルモグリク酸ナトリウムは、アレルギーでない鼻炎や副鼻腔炎に対しては無効である。

眼科用薬に関する次の記述について、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。

  • (a)ネオスチグミンメチル硫酸塩は、コリンエステラーゼの働きを活発にすることで、目の調節機能を改善する。
  • (b)スルファメトキサゾールは、ウイルスや真菌よる結膜炎やものもらい(麦粒腫)、眼瞼炎などの化膿性の症状を改善する。
  • (c)プラノプロフェンは、非ステロイド性抗炎症成分であり、炎症の原因となる物質の生成を抑える作用を示し、目の炎症を改善する。
  • (d)ナファゾリン塩酸塩は、結膜を通っている血管を収縮させることにより目の充血を除去する。

  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (b,d)
  4. (c,d)
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答え
4
<解説> a.ネオスチグミンメチル硫酸塩は、コリンエステラーゼの働きを抑えることで、目の調節機能を改善する。
b.スルファメトキサゾールは、ウイルスや真菌よる結膜の症状は改善しない。

点眼薬に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを下表から一つ選びなさい。

  • (a)一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものもあり、目のかすみが緑内障による症状であった場合には改善効果が期待できる。
  • (b)点眼薬は、目頭を押さえることで、薬液が鼻腔内へ流れ込むのを防ぐことができ効果的とされる。
  • (c)コンタクトレンズをしたままでの点眼は、ソフトコンタクトレンズ、ハードコン タクトレンズに関わらず、添付文書に使用可能と記載されてない限り行うべきでない。

  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)誤, (b)正, (c)正
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正
  4. (a)正, (b)誤, (c)誤
  5. (a)誤, (b)正, (c)誤
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答え
2
<解説> a.一般用医薬品の点眼薬には、緑内障の症状を改善できるものはない。

皮膚に用いる薬に関する次のa~cの記述の正誤について、正しい組み合わせを選びなさい。

  • (a)一般的に、じゅくじゅくと湿潤しているみずむしの患部には、液剤より軟膏又はクリームが適する。
  • (b)ウフェナマートは、炎症を生じた組織に働いて、細胞膜の安定化、活性酸素の生成抑制などの作用により、抗炎症作用を示すと考えられている。
  • (c)スプレー剤を連続して噴霧する場合は、3秒以内とすることが望ましい。

  1. (a)正, (b)正, (c)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)正
  3. (a)誤, (b)誤, (c)正
  4. (a)正, (b)正, (c)誤
  5. (a)誤, (b)正, (c)誤
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答え
1
<解説> 皮膚に用いる薬ではステロイド性抗炎症成分と非ステロイド性抗炎症成分をしっかりと覚えましょう。

歯槽膿漏薬に配合される次のa~dの成分のうち、殺菌消毒成分に該当するものの正しい組み合わせを下の1~5から一つ選びなさい。

  • (a)セチルピリジニウム塩化物
  • (b)ヒノキチオール
  • (c)ジブカイン塩酸塩
  • (d)フィトナジオン(ビタミンK1)

  1. (a,b)
  2. (a,c)
  3. (b,c)
  4. (b,d)
  5. (c,d)
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答え
1
<解説> c.ジブカイン塩酸塩は局所麻酔
d.フィトナジオン(ビタミンK1)は止血として使用される。

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