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WEB問題集

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第168回:
“薬事関係法規・制度 Part28”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

医薬品の販売業に関する記述のうち正しいものを1つ選びなさい。

  1. 店舗販売業者は一般用医薬品を分割販売する場合、薬事法第50条の規定に基づく容器等への記載事項及び法第52条の規定に基づく添付文書等への記載事項について、自らの責任において、それぞれ表示又は記載しなければならない。
  2. 配置販売業者は一般用医薬品の包装を開封して分割販売することができる。
  3. 店舗販売業者は、許可を受けた店舗に薬剤師が居なくては、処方箋医薬品以外の医療用医薬品を販売することはできない。
  4. 配置販売業者は薬剤師に調剤をさせることができる。
  5. 店舗販売業者は登録販売者が居なければ、第二類、第三類医薬品を販売することができない。
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答え
1
<解説> 第二、三類医薬品は登録販売者が居なくても、薬剤師が居れば販売することができる。調剤は薬局開設許可がなければすることができない。また店舗販売業では薬剤師が居ても医療用医薬品を販売することはできない。

配置販売業では医薬品を開封して分割販売することは禁止されているが、薬局と店舗販売業では特定の購入者の求めに応じて分割販売することができる。

配置販売業に関する正誤の記述に着いて、正しい正誤の組み合わせを考えなさい。

  • (a)配置販売業者は医薬品の中で、経年変化が起こりにくい医薬品であれば、販売することができる。
  • (b)配置販売業は購入者居宅に予め医薬品を預けておき、購入者がこれを使用した後でなければ代金の請求権を生じない。
  • (c)配置販売業者は一般用医薬品の区分ごとの陳列をする必要がほとんどない。
  • (d)配置販売業者又は配置員は、その配置販売に従事しようとする区域の都道府県知事が発行する身分証明書の交付を受け、かつこれを携帯しなければ、配置販売に従事できない。

  1. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
  2. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
  3. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  4. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)誤
  5. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
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答え
4
<解説> 「配置販売業者又はその配置員はその住所地の都道府県知事が発行する身分証明書の交付を受け、これを携帯しなければ配置販売に従事してはならない」とされている。

配置販売業者は一般用医薬品のうち経年変化が起こりにくいこと等の基準に適合するもの以外の医薬品を販売等してはならないとされている。又救急箱の中でも一般用医薬品を区分ごとに並べる事になっている。

薬局に関する記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。

  1. 薬局では配置による医薬品の販売をすることはできない。
  2. 薬局開設許可を申請するものは薬剤師である必要はない。
  3. 登録販売者は薬剤師の下で3年間医薬品販売に従事すれば薬局の管理者になることができる。
  4. 薬局開設者は一般用医薬品を販売し、又は授与しない営業時間は、一般用医薬品を通常陳列し、又は交付する場所を閉鎖しなければならない。
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答え
3
<解説> 第一類医薬品を販売する店舗の管理者は薬剤師でなければならない。但し、所定の条件を満たす登録販売者(薬剤師が店舗管理者の店舗、第一類医薬品を販売する薬局に3年以上従事した者)であれば、第一類医薬品を販売する店舗の店舗管理者になることができるが、薬局の管理者になることはできない。

特例販売に関する記述の正誤について、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

  • (a)特例販売を行うことについて広告をするときは、第一類医薬品、指定第ニ類医薬品、第三類医薬品及び薬局製造販売医薬品の区分ごとに表示する必要がある。
  • (b)特例販売を行うことについて広告をするときは、都道府県知事及び厚生労働大臣が容易に観覧することができるホームページで行う必要がある。
  • (c)特定販売を行うことについて広告するときは、リスク区分ごとに表示する必要はない。
  • (d)特定販売において購入者等から相談があった場合、薬剤師又は登録販売者は対面によってのみ情報提供を行うこととされている。

  1. (a,b)
  2. (c,d)
  3. (a,c)
  4. (b,c)
  5. (a,d)
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答え
1
<解説> 特定販売を行うことについて広告するときは、リスク区分ごとに表示する必要がある。また、医薬品を競売に付してはならないこととされている。

次の記述のうち正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

  • (a)化粧品や医薬部外品は製造販売業の許可があれば製造販売することができる。
  • (b)生物由来の原材料が使用されている一般用医薬品は多くはないが生物由来製品として指定されている。
  • (c)一般用医薬品では近年、注射等の使用方法も用いられる事がある。
  • (d)一般用医薬品の効能効果は、通常、一般の生活者が判断できるよう、使用目的、症状に則した記載がなされている。

  1. (a,b)
  2. (c,d)
  3. (a,c)
  4. (b,c)
  5. (a,d)
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答え
5
<解説> 一般用医薬品で生物由来品に指定されたものはない。又、注射等侵襲性の高い使用方法のものはない。

効能効果に関する記述のうち、医薬部外品に認められるものの組み合わせを選びなさい。

  • (a)関節痛、神経痛
  • (b)鼻づまり
  • (c)脱毛症
  • (d)健胃消化薬

  1. (a,b)
  2. (c,d)
  3. (a,c)
  4. (b,c)
  5. (a,d)
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答え
3
<解説> 他に薬用化粧品類、口中清涼剤、あせも・ただれ、うおのめ、たこ、カルシウム補給剤、含嗽薬、いびき防止薬なども医薬部外品に認められる効能効果である。

次の記述は法第41条で規定される日本薬局方に関するものである。(   )にあてはまる字句として正しいものの組み合わせを下欄より選びなさい。

第41条( a )は医薬品の( b )の適正を図るため( c )の意見を聴いて、日本薬局方を定め、これを公示する。

  1. (a)薬事・食品衛生審議会, (b)性状及び品質, (c)厚生労働大臣
  2. (a)厚生労働大臣, (b)性状及び品質, (c)薬事・食品衛生審議会
  3. (a)厚生労働大臣, (b)規格及び基準, (c)医薬品製造業者
  4. (a)薬事・食品衛生審議会, (b)規格及び基準, (c)厚生労働大臣
  5. (a)厚生労働大臣, (b)性状及び品質, (c)中央薬事審議会
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答え
2
<解説> 薬局方は保健医療上重要な医薬品について必要な規格・基準及び標準的試験法等を定めたものである。

一般用医薬品の直接の容器等への記載が義務付けられている事項のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

  • (a)製造販売業者等の氏名又は名称及び電話番号
  • (b)一般用医薬品のリスク区分を示す識別表示
  • (c)日本薬局方に収載されていない医薬品の場合、その有効成分の名称及び分量
  • (d)製造年月日

  1. (a,b)
  2. (c,d)
  3. (a,c)
  4. (b,c)
  5. (a,d)
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答え
4
<解説> 製造販売業者の電話番号ではなく、住所を記載することになっている。又製造番号又は製造記号は義務付けられているが、製造年月日はその限りではない。

毒薬・劇薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを1つ選びなさい。

  • (a)劇薬・毒薬は人体に非常に強い作用をもたらすものであるが、毒薬は薬用量と中毒量が接近しており安全域が狭いためその取扱いに注意を要するものとして、劇薬と区別されている。
  • (b)一般用医薬品で毒薬又は劇薬に該当するものは一部の殺虫剤等に限られている。
  • (c)毒薬・劇薬を業務上取り扱う者は、劇薬を貯蔵し、又は陳列する場所には、鍵を施さなければならない。
  • (d)劇薬は15歳未満の者その他安全な取り扱いに不安のある者への交付が禁止されている。

  1. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
  2. (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
  3. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  4. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)誤
  5. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
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答え
4
<解説> 毒薬も劇薬も薬用量と中毒量が接近しており、安全域が狭いため、他の一般用医薬品とは区別されている。毒性が強いものとして指定されたものが毒薬、又劇性が強いものとして指定されたものが劇薬である。 毒薬を貯蔵し、又は陳列する場所には鍵を施さなければならない。それに毒薬又は劇薬を14歳未満の者その他安全な取り扱いに不安のある者に交付することは禁止されている。

医薬品に添付する文書、その容器等又は外箱等に記載されていてはならない事項で誤っているものはどれか。

  1. 当該医薬品に関し虚偽又は誤解を招くおそれのある事項
  2. 承認を受けていない効能又は効果
  3. 用法、用量その他使用及び取扱い上の必要な注意
  4. 保健衛生上危険がある用法、用量又は使用期間
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答え
3
<解説> 用法、用量その他使用及び取扱い上の必要な注意は、厚生労働省令で別段の定めをしたとき以外は添付文書等の記載事項である。

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