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WEB問題集

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第169回:
“医薬品の適正使用・安全対策 Part27”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

医薬品の保管及び取扱上の注意に関する記述について誤っているものを選びなさい。

  1. 本来、錠剤、カプセル剤、散剤は冷蔵庫内で保管することが望ましい。
  2. 眼科用薬は複数の使用者間で使い回すことは、衛生上の問題から避けるべきである。
  3. 医薬品は誤用や適切な品質の保持ができなくなるおそれがあるため、他の容器に入れ替えない。
  4. 小児が容易に手にとれる場所又は小児の目につくところに医薬品を置かない。
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答え
1
<解説> シロップ剤等は変質しやすいため、開封後は冷蔵庫内に保管されるのが望ましいが、錠剤、カプセル剤、散剤等では取りだした時に室温との急な温度差で湿気をおびるおそれがあるため、冷蔵庫内での保管は不適当である。

一般用医薬品の添付文書に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを選びなさい。

  • (a)重要な内容が変更された場合改訂年月を記載するとともに改訂された箇所を明示する必要がある。
  • (b)一般用医薬品を使用した人が医療機関を受診する際には、その添付文書を持参し、医師や薬剤師に見せて相談することが重要である。
  • (c)添付文書の販売名の上部には「使用にあたって、この説明文書を必ず読むこと。また、必要な時に読めるよう大切に保存すること。」等の文言が記載されている。
  • (d)医薬品に添付する文書又はその容器若しくは被包に、「用法・用量その他使用及び取扱上の必要な注意」等の記載が義務づけられている。

  1. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  3. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  4. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
  5. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
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答え
5
<解説> 添付文書は開封時に一度目を通されれば十分というものではなく、実際に使用する人やその時の状態によって留意されるべき事項が異なってくるため、必要な時にいつでも取り出して読むことができるように保管される必要がある。

添付文書中の副作用の記載に関する記述について(    )にあてはまる字句として正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

副作用についてはまず一般的な副作用について( a )に症状が記載され、そのあとに続けて、( b )発生する( c )な副作用について( d )に症状が記載されている。

  1. (a)発現部位別, (b)まれに, (c)重篤, (d)副作用名ごと
  2. (a)副作用名ごと, (b)まれに, (c)重篤, (d)発現部位別
  3. (a)発現部位別, (b)繰り返し, (c)軽微, (d)副作用名ごと
  4. (a)副作用名ごと, (b)繰り返し, (c)軽微, (d)発現部位別
  5. (a)副作用名ごと, (b)繰り返し, (c)重篤, (d)発現部位別
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答え
1
<解説> 一般的な副作用については重篤ではないものの、そのまま使用を継続すると状態の悪化を招いたり、回復が遅れるおそれのあるものである。又一般的な副作用として記載されている症状であっても、発疹や発赤などのように重篤な副作用の初期症状である可能性も含まれている。

一般用医薬品の添付文書における用法・用量及び成分・分量の記載に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを選びなさい。

  • (a)医薬品の添加物は、製剤としての有効性及び安全性を高めることを目的として配合されており、アレルギーの原因になることはない。
  • (b)用法・用量の項目には、年齢区分、1回用量、1日の使用回数等について一般の生活者に分かりやすいように工夫して記載されている。
  • (c)妊娠検査薬の成分・分量の項目には、専門家による購入者等への情報提供の参考として、検出感度も併せて記載されている。
  • (d)服用後、尿や便が着色することがある旨の注意なども添付文書に記載されている。

  1. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  3. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  4. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
  5. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
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答え
5
<解説> 添加物は身体に薬理作用を及ぼすことはほとんどないが、それ自体(例えば、着色料の黄色4号)がアレルゲンとなり、アレルギー性の副作用の原因になることがある。

長期連用に対する使用上の注意に関する記述について、(   )にあてはまる字句として、正しいものの組み合わせを選びなさい。

連用すると副作用が現れやすくなる成分、効果が( a )して医薬品に頼りがちになりやすい成分、又は比較的作用の( b )成分が配合されている場合に記載される。
症状が改善したか否かによらず、漫然と使用し続けることは避ける必要がある。例としてはステロイド性抗炎症成分を含有する一般用医薬品は長期連用により、( c )の機能低下を生じるおそれがあるものがある。

  1. (a)減弱, (b)弱い, (c)副腎皮質
  2. (a)増強, (b)強い, (c)副腎髄質
  3. (a)減弱, (b)強い, (c)副腎皮質
  4. (a)増強, (b)弱い, (c)副腎髄質
  5. (a)増強, (b)強い, (c)副腎皮質
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答え
3
<解説> 「長期連用しないこと」「○日以上(継続して)使用しないこと」「症状があるときのみの使用にとどめ、連用しないこと」等と記載されている。

緊急安全性情報に関する記述の正誤について、正しい組み合わせを選びなさい。

  • (a)独立行政法人医薬品医療機器総合機構の「医薬品医療機器情報提供ホームページ」には、緊急安全性情報のほか、一般用医薬品に関連した情報が掲載されている。
  • (b)一般用医薬品に関する緊急安全性情報は発出されたことがない。
  • (c)医薬品の製造販売業者は薬局開設者、店舗販売業者、配置販売業者及びそこに従事する薬剤師や登録販売者に対しては医薬品の適正な使用のために必要な情報を提供するように努めなければならない。
  • (d)緊急安全性情報は厚生労働省の指示より、原則4週間以内に医薬関係者に手渡しで伝達される。

  1. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
  2. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  3. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
  4. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
  5. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
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答え
2
<解説> 医療用医薬品や医家向け医療機器についての情報伝達である場合が多いが、小柴胡湯による間質性肺炎に関する緊急安全性情報のように、一般用医薬品にも関係する緊急安全性情報が発出されたこともある。

次の医薬品成分が主成分として含まれる一般用医薬品の添付文書に「次の人は使用しないこと」として記載すべき事項について、正しいものを1つ選びなさい。

  1. センノシド ― 便秘
  2. タンニン酸アルブミン ― 鶏卵によるアレルギー症状を起こしたことのある人
  3. プソイドエフェドリン塩酸塩 ― 糖尿病
  4. ロペラミド塩酸塩 ― 透析療法を受けている人
  5. イブプロフェン ― 心臓病
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答え
3
<解説> プソイドエフェドリン塩酸塩は高血圧、甲状腺機能障害、糖尿病のある人では使用しないこととされている。

次の医薬品成分が主成分として含まれる一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項に「次の診断を受けた人」として記載すべき事項について、正しいものを1つ選びなさい。

  1. ヨウ化カリウム ― 心臓病
  2. ロートエキス ― 腎臓病
  3. パパベリン塩酸塩 ― 緑内障
  4. トラネキサム酸 ― 貧血
  5. ブロメライン ― 糖尿病
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答え
3
<解説> 1は甲状腺疾患、2は緑内障、4は血栓症、5は血液凝固異常を起こす可能性のある人では相談することされている。

医薬関係者が医薬品・医療機器等安全性情報報告制度に基づいて行う報告に関する記述について、誤っているものを1つ選びなさい。

  1. 医薬品との因果関係が必ずしも明確でない健康被害も報告の対象となる。
  2. 報告書の送付は郵送かFAXに限られている。
  3. 報告は厚生労働大臣にしなければならない。
  4. 薬局開設者、医療施設の開設者、医薬品の販売業者、又は登録販売者がその義務を負うとされている。
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答え
2
<解説> 報告書の送付は郵送又はFAXによるほか、「厚生労働省電子申請・届出システム」を利用して電子的に行うこともできる。

特定販売に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 特定販売を行うことについて広告するときは、第1類医薬品、指定第2類医薬品、第2類医薬品、第3類医薬品及び薬局製造販売医薬品の区分ごと表示すること。
  2. 特定販売を行うことについてインターネットを利用して広告するとき、容易に閲覧できるようにするのは厚生労働大臣に対してである。
  3. 特定販売を行う場合、購入者等から対面で相談応需の希望があった場合は、その薬局、店舗に従事する薬剤師又は登録販売者に対面で情報提供させなければならない。
  4. 特定販売を行う場合、購入者等から電話で相談応需の希望があった場合は、その薬局、店舗に従事する薬剤師又は登録販売者に電話で情報提供させなければならない。
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答え
2
<解説> 特定販売を行うことについてインターネットを利用して広告するとき、容易に閲覧できるようにするのは都道府県知事と厚生労働大臣に対してである。

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