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第283回:
“医薬品の適正使用・安全対策 Part46”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
医薬品の適正使用のための啓発活動に関する以下の記述の正誤について、正しい組 み合わせはどれか。
- (a)薬物乱用防止を推進するため、毎年6月20日からの1ヶ月間、国、自治体、関係 団体等により、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されている。
- (b)登録販売者は、適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用の推進のための活動に積極的に参加、協力することが期待されている。
- (c)「薬と健康の週間」は、医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的としている。
- (d)薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚醒剤、大麻等)によるものに限られ、一般用医薬品によって生じるおそれはないことから、違法薬物のみに焦点を当てて啓発を行うことが重要である。
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
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- 答え
- 2
(独)医薬品医療機器総合機構の情報提供に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)医薬品医療機器情報配信サービス(PMDA メディナビ)の利用は、医薬関係者に限られる。
- (b)医薬品医療機器情報提供ホームページには、製造販売業者等や医療機関等から報告された、医薬品による副作用が疑われる症例情報が掲載されている。
- (c)医薬品医療機器情報配信サービス(PMDA メディナビ)は、医薬品や医療機器の安全性に関する特に重要な情報が発出されたときに、その情報を電子メールによりタイムリーに配信するサービスである。
- (d)医薬品医療機器情報提供ホームページには、厚生労働省が製造販売業者等に指示した緊急安全性情報や、「使用上の注意」の改訂情報が掲載されている。
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
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- 答え
- 5
医薬品副作用被害救済制度に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)救済給付業務に必要な費用のうち、給付費については、製造販売業者から年度ごとに納付される拠出金が充てられる。
- (b)給付の種類としては、医療費、障害年金、遺族年金、葬祭料等がある。
- (c)給付については、独立行政法人医薬品医療機器総合機構が判定する。
- (d)健康被害を受けた本人のみが給付請求を行うことができる。
- (a,b)
- (a,d)
- (b,c)
- (b,d)
- (c,d)
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- 答え
- 1
d.健康被害を受けた本人(または家族)が給付請求を行うことができる。
次のうち、適正に使用した場合に医薬品副作用被害救済制度の対象となる医薬品はどれか。
- 一般用検査薬
- 人体に直接使用する殺菌消毒剤
- 殺虫剤
- 日本薬局方ワセリン
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- 2
次のうち、一般用医薬品の添付文書において、糖尿病の診断を受けた人は、服用する前に、専門家に相談するよう記載される成分はどれか。
- ロートエキス
- スコポラミン臭化水素酸塩水和物
- フェニレフリン塩酸塩
- 硫酸ナトリウム
- イブプロフェン
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- 3
次のうち、一般用医薬品の添付文書において、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目欄に、「15歳未満の小児」と記載される成分はどれか。
- 無水カフェイン
- ジヒドロコデインリン酸塩
- アセトアミノフェン
- アスピリン
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- 答え
- 4
次のうち、添付文書の使用上の注意において、服用後、乗物または機械類の運転操作をしないことの旨が記載されている一般用医薬品として正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)テオフィリンを含む鎮咳去痰薬
- (b)ジフェンヒドラミン塩酸塩を含むかぜ薬
- (c)アルジオキサを含む胃腸薬
- (d)スコポラミン臭化水素酸塩水和物を含む乗物酔い防止薬
- (a,b)
- (a,c)
- (b,c)
- (b,d)
- (c,d)
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- 答え
- 4
c.胃腸薬であるなら、ピレンゼピン塩酸塩水和物を含むものは、目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがある。
医薬品PLセンターに関する記述について、正しいものはどれか。
- 医薬品、医薬部外品および化粧品について、苦情等の相談を受け付けている。
- 医療関係者は、専門的知識を有するため、利用することができない。
- 日本製薬団体連合会において、製造物責任法(PL法)の施行と同時に開設された。
- 苦情を申立てた消費者が製造販売元の企業と交渉するに当たって、裁判による解決に導くことを目的としている。
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- 答え
- 3
2.利用することができる。
4.裁判によらず迅速な解決に導くことを目的としている。
一般用医薬品の安全対策および適正使用に関する記述について、誤っているものはどれか。なお、記述中の年月には誤りはないものとする。
- 一般用かぜ薬の使用によると疑われる間質性肺炎の発生事例が報告されたことから、2003年6月に、厚生労働省は、一般用かぜ薬全般につき使用上の注意の改訂を指示することとした。
- 一般用医薬品として販売されていたアンプル入りかぜ薬は、通常用量でも副作用を生じやすいことが確認されたため、1965年、厚生省(当時)は、関係製薬企業に対し回収を要請した。
- 医薬品の持つ特質およびその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的とし、毎年10月17日~23日の1週間を「薬と健康の週間」として、広報活動が実施されている。
- 薬物乱用防止を一層推進するため、毎年、6月20日~7月19日までの1ヶ月間、国、自治体、関係団体等により「ノー。ドラッグ。」普及運動が実施されている。
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- 答え
- 4
一般用医薬品の安全対策に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)一般用かぜ薬の使用によると疑われる間質性肺炎の発生事例が、2003年5月までに計26例報告されたことから、厚生労働省は、同年6月、一般用かぜ薬全般につき使用上の注意の改訂を指示した。
- (b)小柴胡湯については、1994年1月にインターフェロン製剤との併用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされたが、それ以降も慢性肝炎患者が小柴胡湯を使用して間質性肺炎を発症し、死亡を含む重篤な転帰に至った例もあったことから、1996年3月、厚生省(当時)より関係製薬企業に対して緊急安全性情報の配布が指示された。
- (c)塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)含有医薬品については、2000年5月、米国において、女性が食欲抑制剤(我が国での鼻炎用内服薬等における配合量よりも高用量)として使用した場合に、出血性脳卒中の発生リスクとの関連性が高いとの報告がなされ、米国食品医薬品庁(FDA)から、米国内におけるPPA含有医薬品の自主的な販売中止が要請された。
- (d)アンプル剤は他の剤型(錠剤、散剤等)に比べて吸収が遅く、血中濃度が徐々に高まるため、通常用量でも副作用が生じにくいことが確認されている。
- (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
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- 答え
- 3