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第284回:
“医薬品に共通する特性と基本的な知識 Part48”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
医薬品の本質に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)購入者が医薬品を適切に使用するためには、効能効果、用法用量、副作用等の必要な情報が 適切に伝達されることが必要であるため、一般用医薬品には添付文書や製品表示に必要な情報が記載されている。
- (b)医薬品は人の疾病に治療に使用し予防には使用しない。
- (c)医薬品は、市販後にも、医学・薬学等の新たな知見、使用成績等に基づき、その有効性、 安全性等の確認が行われる仕組みになっている。
- (d)医薬品は、人の生命や健康に密接に関連するものであるため、食品とある程度の同じ水準で品質が保証されていなければならない。
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)正
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- 2
d.医薬品は、人の生命や健康に密接に関連するものであるため、高い水準で品質が保証されていなければならない。
医薬品のリスク評価に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)医薬品は、少量でも長期投与されれば慢性的な毒性が発現する場合がある。
- (b)ヒトを対象とした臨床試験における効果と安全性の評価基準として、国際的にGood Clinical Practice(GCP)が制定されている。
- (c)医薬品の効果とリスクは、薬物暴露時間と暴露量との和で表現される用量-反応関係に基づいて評価される。
- (d)動物実験により求められる50%致死量(LD50)は、薬物の毒性の指標として用いられる。
- (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
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- 4
健康食品に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)健康食品の安全性や効果を担保するデータは、医薬品と同等でなければならない。
- (b)健康補助食品(いわゆるサプリメント)の中には、医薬品と類似した形状で発売されているものも多く、誤った使用法により健康被害を生じた例が報告されている。
- (c)「栄養機能食品」については、各種ビタミン、ミネラルに対して「栄養機能の表示」ができる。
- (d)機能性表示食品は、疾病に罹患している者の健康の維持及び増進に役立つ旨又は適する旨(疾病リスクの低減に係るものを除く。)を表示するものである。
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
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- 5
d.機能性表示食品は、疾病に罹患していない者の健康の維持及び増進に役立つ旨又は適する旨(疾病リスクの低減に係るものを除く。)を表示するものである。
次の記述は、アレルギー(過敏反応)に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)卵や牛乳にアレルギーがある場合には、医薬品に対しても注意が必要となる。
- (b)アレルギーによる副作用には、体質や遺伝は関係するが、体調には関係しない。
- (c)医薬品の有効成分だけでなく、基本的に薬理作用がない添加物も、アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)となり得る。
- (d)医薬品によりアレルギーを起こしたことのない人は、病気に対する抵抗力が低下している場合でも、アレルギーを生じることはない。
- (a,b)
- (a,c)
- (b,d)
- (c,d)
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- 2
d.医薬品によりアレルギーを起こしたことのない人でも、病気に対する抵抗力が低下している場合は、医薬品がアレルゲンになり思わぬアレルギーを生じることがある。
医薬品の副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)複数の疾病を有する人の場合、ある疾病のために使用された医薬品の作用が、その疾病に対して 薬効をもたらす一方、別の疾病に対しては症状を悪化させたり、治療を妨げたりすることがある。
- (b)医薬品を使用する人が副作用を初期段階で認識することにより、副作用の種類に応じて速やかに 適切に処置し、又は対応し、重篤化の回避が図られることが重要となる。
- (c)一般用医薬品を使用する際は、通常、重大な副作用を回避することよりも、その使用を中断することによる不利益を回避することが優先される。
- (d)副作用を回避するためには、副作用が起きる仕組みや起こしやすい要因の認識、また、それらに 影響を与える体質や体調等をあらかじめ把握し、適切な医薬品の選択、適正な使用が図られることが重要である。
- (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
- (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)正
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
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- 4
次の記述は、医薬品の不適正な使用と有害事象等に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)一般用医薬品の場合、その使用を判断する主体は薬剤師又は登録販売者である。
- (b)小児への用量が定められていない医薬品を、小児に使用する場合は、大人用の用量を半分にして飲ませれば有害事象につながる危険性はない。
- (c)一般用医薬品の場合、その使用を判断する主体が一般の生活者であることから、適正な使用のためには販売時における専門家の関与が特に重要である。
- (d)一般用医薬品は、購入者等の誤解や認識不足のために適正に使用されないことがある。
- (a,b)
- (a,c)
- (b,d)
- (c,d)
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- 4
b.小児への用量が定められていない医薬品を、小児に使用する場合は、大人用の用量を半分にして飲ませれば有害事象につながる危険性が増すばかりか、適切な治療の機会を失うことにつながりやすい。
医薬品と食品の相互作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)酒類(アルコール)をよく摂取する者では、肝臓の代謝機能が低下していることが多いため、 医薬品の代謝に影響を与えることがある。
- (b)食品中に医薬品の成分と同じ物質が存在するために、それらを含む医薬品と食品を一緒に服用すると過剰摂取となるものがある。
- (c)食品と医薬品の相互作用は、しばしば「飲み合わせ」と表現され、医薬品と併用しても相互作用を生じない。
- (d)外用薬や注射薬であっても、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能性がある。
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
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- 5
c.食品と医薬品の相互作用は、しばしば「飲み合わせ」と表現され、医薬品と併用しても相互作用を生じる場合が想定される。
次の記述は、小児と医薬品に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)医薬品の使用上の注意において、幼児という場合の年齢区分は、おおよその目安として1歳未満をいう。
- (b)小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が相対的に高い。
- (c)小児は血液脳関門が未発達であり、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしにくい。
- (d)乳児は医薬品の影響を受けやすく、また状態が急変しやすく、一般用医薬品の使用の適否が見極めにくいため、基本的には医師の診療をうけることが優先される。
- (a,b)
- (a,c)
- (b,d)
- (c,d)
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- 3
c.小児は血液脳関門が未発達であり、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしやすい。
小児と医薬品に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)医薬品によっては、形状等が小児向けに作られていないため、小児に対して使用しないことなどの注意を促している場合がある。
- (b)5歳未満の幼児に使用される錠剤やカプセル剤は、服用時に喉につかえやすいので注意するよう添付文書に記載されている。
- (c)小児は医薬品の代謝や排泄に時間がかかり、作用が弱く出てしまうことや副作用が弱くなったりすることがある。
- (d)小児の誤飲・誤用事故を未然に防止するには、家庭内において、小児が容易に手に取れる場所や 小児の目につく場所に、医薬品を置かないようにすることが重要である。
- (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
- (a)正, (b)正, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)誤, (c)正, (d)正
- (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
- (a)誤, (b)正, (c)正, (d)誤
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- 2
次の記述は、高齢者に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)喉の筋肉が衰えて飲食物を飲み込む力が弱まっている(嚥下障害)場合があり、内服薬を使用する際に喉に詰まらせやすい。
- (b)持病(基礎疾患)を抱えていることが多く、一般用医薬品の使用によって基礎疾患の症状の悪化や、治療の妨げとなることがある。
- (c)生理機能の衰えの度合いは個人差が小さいので、年齢から副作用のリスク増大の程度を判断できる。
- (d)医薬品の使用上の注意において、おおよその目安として75歳以上を高齢者という。
- (a,b)
- (a,d)
- (b,c)
- (c,d)
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- 1
d.医薬品の使用上の注意において、おおよその目安として65歳以上を高齢者という。