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第21回:
“医薬品に共通する特性と基本的な知識 Part5”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
医薬品の使用上の注意等において、乳児・幼児・小児という年齢区分が用いられているが、正しい区分の組み合わせはどれか。
- (乳児)1歳未満, (幼児)6歳以下, (小児)12歳未満
- (乳児)1歳未満, (幼児)7歳未満, (小児)15歳未満
- (乳児)1歳以下, (幼児)7歳以下, (小児)15歳以下
- (乳児)0歳以下, (幼児)6歳以下, (小児)12歳以下
- 答え
- 2
食品との相互作用で( )内に入る正しい語句の組み合わせはどれか。
食品との相互作用は専ら(1)の使用に際して、注意を要する。(2)は主として(3)で代謝されるため、(2)をよく摂取するものではその代謝機能が高まっていることが多い。その結果、アセトアミノフェンなどでは通常よりも代謝されやすくなり、体内から医薬品が早く消失して十分な効果が得られなくなることがある。
- (1)医療用医薬品, (2)アルコール, (3)肝臓
- (1)一般用医薬品, (2)カフェイン, (3)腎臓
- (1)飲み薬, (2)アルコール, (3)肝臓
- (1)内服薬, (2)カフェイン, (3)肝臓
- 答え
- 3
乳幼児や小児に対して留意すべき医薬品・成分に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
- ライ症候群の発生との関連性が示唆されている。
- 血中最高濃度が半分になる時間が通常の成人が3,5時間であるのに乳児では約80時間と非常に長い。
- 消炎酵素剤として用いられるが、ショックが現れたとの報告があり、卵白アレルギーのある人は使用を避ける必要がある。
- 下痢症に用いられるが、牛乳アレルギーの人には使用を避けること。
- (1)アスピリン, (2)カフェイン, (3)リゾチーム塩化物, (4)アルブミンタンニン酸塩
- (1)アスピリン, (2)アルコール, (3)セラチオペプチダーゼ, (4)ダイオウ末
- (1)小柴胡湯, (2)カフェイン, (3)リゾチーム塩化物, (4)アルブミンタンニン酸塩
- (1)アンチピリン, (2)アルコール, (3)アセトアミノフェン, (4)ヒマシ油
- 答え
- 1
2 カフェインについての記載である。
3 リゾチーム塩化物は卵白から抽出された蛋白質であるため。
4 ヒマシ油、ダイオウ末は便秘に用いる。アルブミンタンニン酸塩は牛乳アレルギーの人には禁忌である。
医薬品の使用上の注意等の記載に関する記述で( )内に入る正しい語句はどれか。
医薬品の使用上の注意等において、(1)という場合にはおおよその目安として、(2)以上をさすものとされている。
- (1)長期高齢者, (2)75歳
- (1)短期高齢者, (2)60歳
- (1)高齢者, (2)65歳
- (1)大人, (2)20歳
- 答え
- 3
高齢者に対する留意点に関する記述について、正しいものはどれか。
- のどの筋肉が衰えて、嚥下障害を起こす可能性が高まる。
- 水分と一緒に飲食物を摂ると嚥下障害は起こさない。
- 高齢者には一般用医薬品も小児用量から使い始めたほうが良い。
- 人生経験が豊富なので一般用医薬品の使用法に特に注意することはほとんどない。
- 答え
- 1
3 一般用医薬品については、ある程度の個人差は折り込んで設定されているため、基本的には定められた用量の範囲内で使用することが望ましい。
4 医薬品の説明を理解するのに時間がかかったり、添付文書や製品表示の記載を読み取るのが難しい場合があり、情報提供や相談対応に特段の配慮が必要となる。
以下は妊婦又は妊娠の可能性がある場合の医薬品使用の留意点である。これらの注意が示す成分について正しい組み合わせはどれか。
- 妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取すると胎児が先天異常を起こす危険性が高まる。
- 配合成分やその用量によっては、流産や早産を誘発するおそれがある。
- 血管を収縮して胎児の血流を悪くするおそれがある。
- 胎児への催奇形性の指摘は特にないが、妊娠後期に使用すると、胎児動脈管の早期閉鎖を促すことがある。
- (1)ビタミンA, (2)アルブミンタンニン酸塩, (3)アルコール, (4)アスピリン
- (1)ビタミンB1, (2)ヒマシ油, (3)ニコチン, (4)メフェナム酸
- (1)ビタミンD, (2)アルブミンタンニン酸塩, (3)アルコール, (4)アスピリン
- (1)ビタミンA, (2)ヒマシ油, (3)ニコチン, (4)メフェナム酸
- 答え
- 4
2 ヒマシ油は下剤として用いるので要注意である。
3 妊婦の喫煙は好ましくない。
4 記載は非ステロイド系の抗炎症剤についてである。アスピリンは血液を凝固しにくくする作用があるため出産予定日12週間以内を避ける。
医薬品を使用したときにもたらされる反応や変化について( )内に入る正しい語句はどれか。
医薬品を使用したとき結果的又は偶発的に(1)によらない作用を生じることを(2)という。(2)は、主観的な変化だけでなく、客観的に測定可能な変化として現れることもあるが、(3)であり、それを目的として医薬品が使用されるべきではない。
- (1)予測・期待, (2)副作用, (3)不安定
- (1)薬理作用, (2)プラセボ, (3)暗示的
- (1)予測・期待, (2)偽薬効果, (3)不確実
- (1)薬理作用, (2)プラセボ, (3)不確実
- 答え
- 4
医薬品の販売等に従事する専門家の購入者に対する販売対応に関する記述のうち間違っているものはどれか。
- その医薬品を使用する人の年齢を確認した。
- その医薬品を使用する人が妊娠しているかその可能性があるか確認しなかった。
- その医薬品を使用する人が医療機関を受診しているかどうか尋ねた。
- その症状にいつもどんな一般用医薬品を使っているか尋ねてみた。
- 答え
- 2
サリドマイド事件に関する記述について( )内に入る正しい語句はどれか。
サリドマイド製剤は(1)として、販売されていたが、妊娠している女性が摂取した場合サリドマイドは(2)を通過して、胎児に移行し、その成長の過程で(3)が妨げられ細胞分裂が正常に行われず、器官が十分に成長しないことから、出生児に四肢欠損、視聴覚等の感覚器や心肺機能の障害等の(4)が発生する。
- (1)催眠鎮頸剤, (2)胎盤-血液関門, (3)臓器形成, (4)先天異常
- (1)つわり止め, (2)脳血管関門, (3)血管新生, (4)催奇形性
- (1)便秘薬, (2)脳血管関門, (3)臓器形成, (4)催奇形性
- (1)催眠鎮静剤, (2)胎盤-血液関門, (3)血管新生, (4)先天異常
- 答え
- 4
以下の記載は訴訟が起きた薬害事件の内容である。( )内に当てはまる正しい語句の組み合わせはどれか。
脳外科手術等に用いられた(1)を介して、この重篤な(2)に罹患したことに対する損害賠償が(3)である。蛋白質の一種である(4)が脳の組織に感染し次第に認知症に類似した症状が現れ、死に至る。
- (1)催眠鎮静剤, (2)脳疾患, (3)スモン訴訟, (4)プリオン
- (1)血液製剤, (2)急性脊髄視神経症, (3)スモン訴訟, (4)キノホルム
- (1)整腸剤, (2)血液疾患, (3)CJD訴訟, (4)ウイルス
- (1)ヒト乾燥硬膜, (2)神経疾患, (3)CJD訴訟, (4)プリオン
- 答え
- 4