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- 医薬品に共通する特性と基本的な知識 Part4
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第20回:
“医薬品に共通する特性と基本的な知識 Part4”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
次の医薬品に関する記述で正しいものはどれか。
- 医療用医薬品は一般用医薬品と比較すると保健衛生上のリスクが低いので、科学的な根拠に基づく理解や判断は必要ない。
- 一般用医薬品は一般の生活者が選択し、使用するものである。効能効果や副作用については購入者自身で添付文書や製品表示をよく読んで理解するように求める。
- 医薬品には有効性、安全性に関して常に新しい情報が付加される。一般用医薬品の販売に従事する専門家は、常に新しい情報の把握に努める必要がある。
- 薬剤師であれば一般用医薬品はすべて販売できる。
- (1, 3)
- (2, 3)
- (3, 4)
- (1, 4)
- 答え
- 3
2.一般生活者が添付文書や製品表示に記載された内容を見ただけでは、効能・効果や副作用等について、誤解を生じる事もある。医薬品を販売する専門家は専門用語を分かりやすく伝えるなどの適切な情報提供を行うよう努める必要がある。
医薬品の適正使用に関する記述について、( )内に入る正しい語句の組み合わせはどれか。
購入者が、一般用医薬品を適切に選択し、適正に使用するためには、その販売に(1)が関与し、専門用語を分かりやすい表現で伝えるなどの適切な(2)を行い、また、購入者が知りたい情報を十分に得ることができるように、(3)に対応することが不可欠である。
- (1)登録販売者, (2)服薬指導, (3)相談
- (1)薬剤師, (2)情報提供, (3)服薬指導
- (1)専門家, (2)情報提供, (3)相談
- (1)登録販売者, (2)服薬指導, (3)セルフメディケーション
- 答え
- 3
副作用に関する記述のうち間違っているものの組み合わせはどれか。
- 医薬品は十分注意して適正に使用された場合には副作用は生じない。
- どんな医薬品も副作用は起きる。
- ある疾病に対して薬効をもたらす医薬品が別の疾病を悪化させることもある。
- 医薬品が人体に及ぼす作用は複雑かつ多岐にわたり、そのすべてが解明されていないため、必ずしも期待される有益な効果のみをもたらすとは限らない。
- (1, 2)
- (2, 3)
- (1, 3)
- (1, 4)
- 答え
- 1
2 すべての医薬品が副作用を起こすとは限らない。
アレルギーに関する以下の記述で正しいものはどれか。
- 食品にアレルギーを起こしたことのない人は医薬品にアレルギーを起こすことはない。
- 添加物もアレルゲンとなることがある。
- 普段医薬品にアレルギーを起こしたことがない人には、まず医薬品がアレルゲンになることはない。
- 医薬品ではアレルゲンになりやすいとされている鶏卵や牛乳を原材料にすることはない。
- 答え
- 2
以下の記述について、( )内に入る正しい語句はどれか。
(1)は本来、細菌や(2)などが人体に取り込まれたとき、人体を(3)するために生じる反応であるが、医薬品に含まれる成分に対しても(1)機構が過敏に反応して、発疹、皮膚の痒み、むくみ、呼吸困難、発熱等の好ましくない症状が引き起こされることがある。
- (1)アレルギー, (2)異物, (3)防御
- (1)免疫, (2)ウイルス, (3)防御
- (1)アレルゲン, (2)医薬品, (3)保護
- (1)副作用, (2)ウイルス, (3)刺激
- 答え
- 2
以下の記載は一般用医薬品の副作用に関するものである。以下に続く文章で正しいものはどれか。
一般用医薬品は、軽度な疾病に伴う症状の改善等を図るためのものであり、一般の生活者が自らの判断で使用するものであることにかんがみて、通常はその使用を中断することによる不利益よりも、重大な副作用を回避することが優先されその兆候が現れたときには( )。
- 基本的に医師、薬剤師などに相談し、対処がなされるべきである
- 基本的に使用を中止し、必要に応じて医師・薬剤師などに相談がなされるべきである
- 基本的に使用の継続・中止については医薬品販売の専門家に相談する
- 基本的に使用を中止し、その医薬品は二度と使わないようにするべきである
- 答え
- 2
一般用医薬品の適正な使用に関する記述について、正しいものはどれか。
- 医薬品は長く使用することで効果が出てくる。
- 症状が改善されなければ使用を中止する。
- 大人用の医薬品を子供に使用するときは体重の割合で減量して用いる。
- 医薬品は大量に服用すると早く作用が現れる。
- 答え
- 2
医薬品の販売に従事する専門家としての対応に関するものについて正しい正誤の組み合わせはどれか。
- 一般用医薬品には習慣性のある成分は含まれるが、依存性がある成分は含まれないので、乱用による薬物依存は見られない。
- 大量購入や頻回購入などには積極的に事情を尋ねたり、状況によっては販売を差し控えたりする。
- 本来、一般用医薬品はいかなる購入者にも、販売を拒否できない。
- 継続して同じ医薬品を使用する購入者に特段の異常がなければ販売のみすればよい。
- (1)誤, (2)誤, (3)誤, (4)誤
- (1)正, (2)正, (3)正, (4)誤
- (1)誤, (2)正, (3)正, (4)正
- (1)誤, (2)正, (3)誤, (4)誤
- 答え
- 4
3 一般用医薬品にはその種類によっては、子供に売ることができないもの等があったり、必要以上の大量購入や頻回購入などには慎重に対処する必要があり、場合によっては販売を差し控えることもある。
4 副作用は直ちに明確な自覚症状として現れないこともあるので、継続して使用する場合には、特段の異常が感じられなくても、定期的に検診を受けるよう、促していくことも重要である。
飲み合わせに関する記述について、( )内に入るべき正しい字句はどれか。
複数の医薬品を併用した場合、又は特定の食品と一緒に摂取した場合に医薬品の作用が増強したり、減弱したりすることを( )という。
- 重複作用
- 相互作用
- 副作用
- 薬効妨害
- 答え
- 2
医薬品の併用に関する記述について正しい正誤の組み合わせはどれか。
- 一般用医薬品にはひとつの医薬品の中に異なる複数の成分を含んでいることが多い。
- 一般用医薬品は医療用医薬品と併用しても問題のない成分が用いられている。
- 医療機関で受診している人が一般用医薬品を使用する場合、医師に相談しているか確認したほうがよい。
- 複数の医薬品を使用している人には医薬品同士の相互作用に注意が必要である。
- (1)正, (2)正, (3)正, (4)正
- (1)正, (2)誤, (3)正, (4)誤
- (1)誤, (2)正, (3)誤, (4)正
- (1)正, (2)誤, (3)正, (4)正
- 答え
- 4