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第208回:
“主な医薬品とその作用 Part71”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
以下の漢方処方製剤のうち泌尿器用薬でないものはどれか。
- 牛車腎気丸
- 八味地黄丸
- 猪苓湯
- 竜胆瀉肝湯
- 五積散
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- 答え
- 5
次の記述に最も適する漢方処方製剤はどれか。
比較的体力が乏しく、冷え症で貧血傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭痛、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸等を訴える人における、月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後又は流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、シミに適すとされるが、胃腸の弱い人では胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
- 桂枝茯苓丸
- 桃核承気湯
- 加味逍遥散
- 当帰芍薬散
- 四物湯
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- 4
アレルギーの症状、アレルギー用薬に関する記述について、誤っているものはどれか。
- アレルギー用薬は蕁麻疹や湿疹、かぶれ及びそれらに伴う皮膚の痒み又は鼻炎に用いられる。
- アレルゲンが皮膚や粘膜から体内に入り込むと、その物質を特異的に認識した免疫グロブリンによって肥満細胞が刺激され、細胞間の刺激の伝達を担う生理活性物質であるヒスタミンやプロスタグランジン等が遊離する。
- 肥満細胞から遊離したヒスタミンは、周囲の期間や組織の表面に分布する特定の蛋白質と反応することで血管拡張、血管透過性亢進等の作用を示す。
- アレルギー反応は肥満細胞から放出された過剰なヒスタミンが原因で引き起こされる。
- ヒスタミンは睡眠・覚醒に大きく関与する部位に作用し眠気を促す物質である。
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- 答え
- 5
アレルギー用薬に配合される成分についての記述で、正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)フェニレフリン塩酸塩は交感神経系を刺激して鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として用いられる。
- (b)ベンザルコニウム塩化物は鼻粘膜を清潔に保ち、細菌による二次感染を防止することを目的として配合されている陰性界面活性剤である。
- (c)クロモグリク酸ナトリウムは肥満細胞から遊離したヒスタミンの作用を抑える働きをする。
- (d)抗アレルギー成分は2週間を超えて使用した場合の有効性、安全性に関する科学的データは限られていること等から使用の適否につき専門家に相談しながら慎重な判断がなされることが望ましい。
- (a,b)
- (c,d)
- (a,c)
- (a,d)
- (b,c)
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- 答え
- 4
抗アレルギー成分であるクロモグリク酸ナトリウムは肥満細胞からヒスタミンの遊離を抑える作用を示す。抗ヒスタミン成分は肥満細胞から遊離したヒスタミンの作用を抑える働きをする。
プソイドエフェドリン塩酸塩に関する記述について正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を拡張させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として用いられる。
- (b)他のアドレナリン成分に比べて中枢神経系に対する作用が強く、不眠や神経過敏が現れることがある。
- (c)依存性はなく、長期間に渡って使用することができる。
- (d)セレギリン塩酸塩を使用している人は使用を避ける必要がある。
- (a,b)
- (c,d)
- (a,c)
- (b,d)
- (b,c)
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- 答え
- 4
パーキンソン病の治療薬でモノアミン酸化酵素阻害薬(塩酸セレギリン等)が処方されている人ではプソイドエフェドリン塩酸塩の代謝が妨げられて、副作用が現れやすくなるおそれが高く、使用を避ける必要がある。
次の記載に相応しい漢方処方製剤はどれか。
『鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症に適すとされるが、身体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸虚弱で冷え症の人では、胃部不快感等の副作用が現れやすいなど、不向きとされている。まれに重篤な副作用として肝機能障害、間質性肺炎を生じることが知られている。』
- 当帰飲子
- 十味敗毒湯
- 荊芥連翹湯
- 辛夷清肺湯
- 消風散
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- 答え
- 4
以下の漢方処方製剤の中でマオウを含むものの組み合わせはどれか。
- (a)辛夷清肺湯
- (b)葛根湯加川芎辛夷
- (c)荊芥連翹湯
- (d)小青竜湯
- (a,b)
- (c,d)
- (a,c)
- (a,d)
- (b,d)
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- 答え
- 5
眼科用薬に配合される成分に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。
- (a)テトラヒドロゾリン塩酸塩は緑内障と診断された人では、その症状を悪化させることがある。
- (b)炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促す作用を期待して、ベルベリン硫酸塩が配合されている場合がある。
- (c)イプシロン-アミノカプロン酸は眼粘膜の蛋白質と結合して皮膜を形成し、外部の刺激から保護する作用を期待して配合されている場合がある。
- (d)リゾチーム塩酸塩が配合された医薬品でまれにショック(アナフィラキシー)のような全身性の重大な副作用を生じることがある。
- (a,b)
- (c,d)
- (a,c)
- (a,d)
- (b,d)
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- 答え
- 4
イプシロン-アミノカプロン酸は炎症物質の生成を抑える作用を示し、目の炎症を改善する効果を期待して用いられる。眼粘膜の蛋白質と結合して皮膜を形成し、外部の刺激から保護する作用を期待して硫酸亜鉛が配合されている場合がある。
眼科用薬に配合されるビタミン類に関する記述について、誤っているものはどれか。
- ビタミンB2は正常な角膜中に存在するビタミン成分で、明暗順応に補酵素として働く。新陳代謝を改善する効果を期待して用いられる。
- ビタミンB5は自律神経系の伝達物質の産生に重要なビタミン成分であり、目の調節機能の回復を促す効果を期待して用いられる。
- ビタミンB12はアミノ酸の代謝や神経伝達物質の合成に関与していることから、目の疲れ等の症状を改善する効果を期待して用いられる。
- ビタミンEは末梢血管を拡張させて血流を改善する作用を示し、結膜充血、疲れ目等の症状を改善する効果を期待して用いられる。
- ビタミンAは視細胞が光を感受する反応に関与していることから、視力調整等の症状を改善する効果を期待して用いられる。
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- 3
アミノ酸の代謝や神経伝達物質の合成に関与していることから、目の疲れ等の症状を改善する効果を期待して用いられるのはビタミンB6である。
皮膚に用いられる薬の剤型による取り扱い上の注意に関する記述について、正しい組み合わせはどれか。
- (a)エアゾール剤は患部から十分離して噴霧し、また、連続して噴霧する時間は5秒以内とすることが望ましい。
- (b)噴霧剤は強い刺激を生じるおそれがあるため、目の周囲や粘膜への使用は避けることとされている。
- (c)塗り薬は容器から直接指に取り患部に塗布した後、また指に取ることを繰り返すと容器内に雑菌が混入するおそれがあるので、いったん手の甲などに必要量を取ってから、患部に塗布することが望ましい。
- (d)貼付剤は有効成分の浸透性が高まるので、同じ部位に連続して貼付することが望ましい。
- (a,b)
- (c,d)
- (b,c)
- (a,d)
- (b,d)
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- 答え
- 3
貼付剤は連続して同じ場所に貼付するとかぶれ等を生じやすくなるため、少しずつずらし貼付されることが望ましい。