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第16回:
“主な医薬品とその作用 Part6”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!
コレステロールについての記載で( )内に当てはまる正しい語句の組み合わせはどれか。
コレステロールは水に溶けにくい物質であるため、血液中では血漿蛋白質と結合したリポ蛋白質となって存在する。
リポ蛋白質は比重によっていくつかの種類に分類されるが、そのうち低密度リポ蛋白質( LDL )はコレステロールを( 1 )から( 2 )へと運ぶリポ蛋白である。
一方高密度リポ蛋白質( HDL )は( 2 )のコレステロールを取り込んで( 1 )へと運ぶリポ蛋白質である。血液中の( 3 )が多く( 4 )が少ないと、コレステロールが末梢組織側に偏ってその蓄積を招き、心臓病や肥満、動脈硬化症などの生活習慣病につながる。
- (1)肝臓, (2)末梢組織, (3)LDL, (4)HDL
- (1)末梢組織, (2)肝臓, (3)LDL, (4)HDL
- (1)肝臓, (2)末梢組織, (3)HDL, (4)LDL
- (1)末梢組織, (2)肝臓, (3)HDL, (4)LDL
- 答え
- 1
高コレステロール改善薬についての記載で( )内に入る正しい語句の組み合わせはどれか。
高コレステロール改善薬は、血中コレステロール異常の改善、血中コレルテロール異常に伴う( 1 )の緩和等を目的として使用される医薬品である。
( 2 )へのコレステロールの吸収を抑えたり、( 3 )におけるコレステロールの( 4 )を促す等により、血中コレステロール異常の改善を促すとされる成分(高コレステロール改善成分)を主体として配合される。
- (1)末梢血行障害, (2)血管, (3)肝臓, (4)代謝
- (1)末梢血行障害, (2)末梢組織, (3)肝臓, (4)吸収
- (1)動脈硬化, (2)末梢組織, (3)内臓, (4)分解
- (1)末梢血行障害, (2)末梢組織, (3)肝臓, (4)代謝
- 答え
- 4
かぜ薬に配合される漢方成分についての記載で間違っているものはどれか。
- 小青竜湯はくしゃみや鼻汁・鼻閉(鼻づまり)等の鼻炎症状、気管支炎、気管支喘息等の呼吸器症状に適す。
- 桂枝湯は体力が衰えたときのかぜのひき始めに適す。
- 麻黄湯は胃腸虚弱で神経質の人におけるかぜのひき始めに適する。
- 小柴胡湯はかぜのひき始めから数日たって症状が少し長引いている状態で疲労感があり、食欲不振、吐き気がする場合に適す。
- 答え
- 3
胃腸虚弱で神経質の人におけるかぜのひき始めに適するのは香蘇散である。
アレルゲン( 1 )が皮膚や粘膜から体内に入り込むと、その物質を特異的に認識した免疫グロブリン( 2 )によって( 3 )が刺激され、細胞間の刺激の伝達を担う生理活性物質であるヒスタミンやプロスタグランディン等の物質が遊離する。( 3 )から遊離したヒスタミンは周囲の器官や組織の表面に分布する特定の蛋白質( 4 )と反応することで、血管拡張、血管透過性亢進等の作用を示す。
- (1)抗原, (2)抗体, (3)肥満細胞, (4)受容体
- (1)抗原, (2)抗体, (3)脳下垂体, (4)幹細胞
- (1)抗体, (2)抗原, (3)iPS細胞, (4)受容体
- (1)抗体, (2)抗原, (3)ES細胞, (4)幹細胞
- 答え
- 1
以下に示す抗ヒスタミン成分のうち間違った組み合わせのものはどれか。
- クロルフェニラミンマレイン酸塩、メキタジン、ジメンヒドリナート
- ジフェンヒドラミンサリチル酸塩、フェニレフリン塩酸塩、クレマスチンフマル酸塩
- ジフェンヒドラミン塩酸塩、トリプロリジン、クレマスチン
- ジフェニルピラリン、ヒドロキシジン、ケトチフェン
- 答え
- 2
鼻の症状に効く漢方処方製剤の中で間違っているものはどれか。
- 十味敗毒湯
- 葛根湯加川芎辛夷
- 辛夷清肺湯当
- 小青竜湯
- 答え
- 1
鼻炎用内服薬の抗コリン成分についての記載で( )内に当てはまる正しい語句の組み合わせはどれか。
鼻炎用内服薬では、鼻腔内の粘液分泌腺からの粘液の分泌を抑えるとともに、鼻腔内の刺激を伝達する( 1 )の働きを抑えることによって、鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として( 2 )などの抗コリン成分が配合されている場合がある。
これらの成分は鼻炎に限定されないため、( 3 )による目のかすみや異常な眩しさ顔のほてり頭痛、眠気、口渇、などの副作用が現れることがあり、乗り物又は機械操作を避ける必要がある。
又排尿困難のある人、心臓病、( 4 )のある人では症状の悪化をまねくおそれがあり、使用する前にその適否につき、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談されることが望ましい。
- (1)副交感神経, (2)ベラドンナ総アルカロイド, (3)縮瞳, (4)緑内障
- (1)交感神経, (2)ヨウ化イソプロパミド, (3)散瞳, (4)白内障
- (1)副交感神経, (2)ベラドンナ総アルカロイド, (3)散瞳, (4)緑内障
- (1)交感神経, (2)ヨウ化イソプロパミド, (3)縮瞳, (4)白内障
- 答え
- 3
眼科用薬についての記載で間違っているものはどれか。
- 人工涙液は涙液成分の補うことを目的としているもので、目の疲れや乾きコンタクトレンズ装着時の不快感には用いられない。
- 洗眼薬は目の洗浄、眼病予防(水泳のあと、埃や汗が目に入ったとき等)に用いられるもので、主な配合成分として、涙液成分のほか、抗炎症成分、抗ヒスタミン成分等が用いられる。
- 一般用医薬品の点眼薬は、その主たる成分から、人工涙液、一般用点眼薬、抗菌性点眼薬、アレルギー用点眼薬に大別される。
- 抗菌性点眼薬は抗菌成分が配合され、結膜炎(はやり目)やものもらい(麦粒腫)眼瞼炎(まぶたのただれ)等に用いられる。
- 答え
- 1
以下にあげる漢方処方製剤で泌尿器に用いられないものはどれか。
- 牛車腎気丸
- 八味地黄丸
- 猪苓湯
- 三黄瀉心湯
- 答え
- 4
口腔咽喉薬・含嗽薬に関する注意事項で正しいものはどれか。
- トローチ剤やドロップ剤は、有効成分が口腔内や咽頭部に行きわたるよう口中に含み噛まずにゆっくり溶かすようにして使用することが重要である。噛み砕いて飲み込んでしまうと効果は期待できない。
- 噴射式の液剤では息を吸いながら噴射すると患部に薬が行き渡り易い。
- 含嗽薬は用時水で希釈又は溶解して使用するものが多いが濃度が濃いほうが効果は大きい。
- 口腔咽喉薬・含嗽薬は、口腔内や咽頭における局所的な作用を目的とする医薬品なので、全身的な影響は考慮する必要はない。
- 答え
- 1
含嗽薬は濃度が濃すぎても薄すぎても十分な効果が得られない。
口腔内や咽頭に局所的に作用する口腔咽喉薬や含嗽薬でも、成分の一部が粘膜から吸収されて循環血流中に入りやすく、全身的な影響を生じることがある。