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WEB問題集

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第15回:
“主な医薬品とその作用 Part5”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

風邪薬に配合されている成分で解熱鎮痛剤に含まれないものはどれか。

  1. エテンザミド
  2. 水酸化アルミニウムゲル
  3. サリチルアミド
  4. アスピリン
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答え
2
<解説> 解熱鎮痛成分の配合に伴い胃腸障害を減弱させることを目的として、水酸化アルミニウムゲルなどの制酸成分が配合される。

風邪薬の解熱鎮痛成分の配合に伴い鎮痛作用を助ける目的で配合される鎮静成分で正しい組み合わせはどれか。

  1. グリチルリチン酸
  2. ブロモワレリル尿素
  3. アリルイソプロピル尿素
  4. リゾチーム塩化物
  1. (2, 3)
  2. (3, 4)
  3. (4, 1)
  4. (2, 4)
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答え
1
<解説> グリチルリチン酸、リゾチーム塩化物は抗炎症成分として配合されている。

風邪薬に配合される成分のうち咳を抑える成分として配合されているものはどれか。

  1. ノスカピン
  2. メチルエフェドリン塩酸塩
  3. セラペプターゼ
  4. ブロメライン
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答え
1
<解説> メチルエフェドリン塩酸塩は気管支拡張成分、セラペプターゼ、ブロメラインは抗炎症成分として配合されている。

風邪薬に含まれることのある成分で肝機能障害を生じることがある薬品でまちがった組み合わせのものはどれか。

  1. アスピリン、アセトアミノフェン、イブプロフェン、葛根湯
  2. 小柴胡湯、アセトアミノフェン、グリチルリチン酸、カンゾウ
  3. アスピリンアルミニウム、小青竜湯、イブプロフェン、葛根湯
  4. 麦門冬湯、小柴胡湯、アスピリン、アスピリンアルミニウム
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答え
2
<解説> グリチルリチン酸は大量に摂取すると偽アルドステロン症を生じるおそれがある。

痛みや発熱が起こる仕組みについて誤った記載はどれか。

  1. 痛みや発熱は体内で産生されるプロスタグランジンの働きによって生じる。
  2. 発熱は細菌やウイルス等の感染等に対する生体防御機能のひとつである。
  3. 解熱鎮痛薬は痛みや発熱の原因となっている病気や外傷を治す。
  4. 月経痛は月経そのものが起こる過程にプロスタグランジンが関わっていることから解熱鎮痛薬の効能・効果に含まれている。
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答え
3
<解説> 痛みや発熱は病気そのものではなく、痛みは一般に、病気や外傷などに対する警告信号として、発熱は細菌やウイルス等の感染症に対する生体の防御機能の一つとして表れる。解熱鎮痛剤はそうした痛みや発熱の原因となっている病気や外傷自体を治すものではない。

ACE処方と呼ばれる医薬品成分のうち正しい組み合わせはどれか。

  1. アスピリン、カフェイン、エフェドリン
  2. アセトアミノフェン、カフェイン、エテンザミド
  3. アンチピリン、ビタミンC、エテンザミド
  4. アセトアミノフェン、ビタミンC、塩酸メチルエフェドリン
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答え
2
<解説> エテンザミドは痛みの発生を抑える働きが中心である他の解熱鎮痛成分に比べ、痛みの伝わりを抑える働きが優位であるとされており、そうした作用の違いによる効果を期待して、他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合されることが多い。ACE処方はその一例である。

アスピリンについての記載で誤っているものはどれか。

  1. 他の解熱鎮痛成分に比べて胃腸障害が起こりにくい。
  2. 一般用医薬品では小児に対してはいかなる場合も使用してはならない。
  3. まれに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがある。
  4. 血液を凝固しにくくさせる作用がある。
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答え
1
<解説> アスピリン(別名アセチルサリチル酸)は他の解熱鎮痛成分に比べ胃腸障害がおこりやすい。アスピリンアルミニウムは胃粘膜への刺激を減弱させる等して、胃腸への影響軽減を図っている。

以下の成分のうち一般用医薬品で用いられるピリン系解熱鎮痛成分はどれか。

  1. アスピリン
  2. イソプロピルアンチピリン
  3. イブプロフェン
  4. サザピリン
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答え
2
<解説> アスピリンやサザピリンは成分名が「~ピリン」であっても非ピリン系の成分である。

生薬成分で解熱又は鎮痛をもたらすもので間違っているものはどれか。

  1. ジリュウ
  2. ボウイ
  3. キキョウ
  4. シャクヤク
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答え
3
<解説> ジリュウはカッショクツリミミズ又はその近縁種を用いた動物性生薬で古くから「熱さまし」として用いられてきた。
ボウイはオオツヅラフジの蔓性の茎及び根茎を用いた生薬で鎮痛、利尿等の作用を期待して用いられる。
シャクヤクはボタン科のシャクヤク又はその近縁植物の根を用いた生薬で鎮痛鎮痙作用、鎮静作用を示し、内臓の痛みにも用いられる。
キキョウは去痰剤である。

小児の疳を適応症とする生薬製剤で誤っているものはどれか。

  1. ゴオウ
  2. ジャコウ
  3. レイヨウカク
  4. マオウ
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答え
4
<解説> 小児の疳は、乾という意味もあると言われ、痩せて血が少ないことから生じると考えられており、鎮静作用のほか、血液の循環を促す作用があるとされる生薬成分を中心に配合されている。マオウは気管支拡張に用いられる。

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