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WEB問題集

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第86回:
“主な医薬品とその作用 Part31”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

かぜの諸症状で間違っているものはどれか。

  1. かぜの約8割は細菌などの感染が原因である。
  2. かぜはインフルエンザと同じ呼吸器感染症であるが、かぜと区別して扱われれる。
  3. 症状が4日以上続く時は かぜでない場合がある。
  4. 俗に「お腹にくるかぜ」はかぜではなくウイルス性胃腸炎である場合が多い。
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答え
1
<解説> かぜの約8割はウイルスなどの感染が原因である。

解熱鎮痛成分の配合成分のうち、ピリン系解熱鎮痛成分として正しいのはどれか。

  1. アスピリン
  2. サザンピリン
  3. エテンザミド
  4. サリチルアミド
  5. イソプロピルアンチピリン
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答え
5
<解説> 1~4はすべて非ピリン系解熱鎮痛成分である。

鼻炎に関する記述のうち間違っているものはどれか。

  1. 急性鼻炎は鼻腔内に付着したウイルスや細菌が原因となって生じる鼻粘膜の炎症である。
  2. アレルギー性鼻炎はハウスダストや花粉等のアレルゲンに対する過敏反応によって引き起こされる鼻粘膜の炎症である。
  3. 花粉症はアレルギー性鼻炎とは区別される。
  4. 急性鼻炎はかぜの随伴症状として現れることが多い。
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答え
3
<解説> アレルギー性鼻炎のうち、スギ等の花粉がアレルゲンとなって、生じるものが一般に「花粉症」と呼ばれる。

鼻炎用薬に関する記述のうち正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)点鼻薬は全身的な影響を生じることはない。
  • (b)アドレナリン作動成分が配合された点鼻薬は過度に使用されると、効かなくなる。
  • (c)点鼻薬は鼻粘膜を通っている血管から吸収され循環血流中に入りやすい。
  • (d)点鼻薬は副作用を考えなくてもよい。

  1. (a、b)
  2. (b、c)
  3. (c、d)
  4. (b、d)
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答え
2
<解説> 点鼻薬は過度に使用すると、鼻粘膜の血管が反応しなくなり、逆に血管が拡張して二次充血を招き鼻づまりがひどくなりやすい。血管収縮薬は血圧が上昇するので緑内障には注意を要する。

眼科用薬に関する記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。

  • (a)点眼薬は瓶の先がまつげや皮膚に触れないように点眼し点眼液の汚染を防ぐこと。
  • (b)点眼後、痒みや発疹が出たら早めに中止し、点眼薬が全身に移行しないためにしばらくの間目尻を押さえる。
  • (c)一般用医薬品の点眼薬は、人工涙液、抗菌性点眼薬、一般用点眼薬に大別される。
  • (d)洗眼薬は目の洗浄、眼病予防に用いられるものである。

  1. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  3. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)正
  4. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
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答え
2
<解説> あわない点眼薬を使ってしまった場合目尻ではなく目頭を押さえることで全身に回るのを防ぐことが出来る。一般用医薬品の点眼薬は人工涙液、抗菌性点眼薬、一般用点眼薬、アレルギー用点眼薬に大別される。

点眼薬における注意事項で正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)眼精疲労は特に近年の事務機器のコンピューター化に原因する場合もある。
  • (b)点眼薬はきちんと点眼できれば1滴で足りる。
  • (c)コンタクトレンズ装着時は点眼薬の使用は不可である。
  • (d)緑内障の人には点眼薬は禁忌である。

  1. (a、b)
  2. (a、c)
  3. (a、d)
  4. (b、d)
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答え
1
<解説> コンタクトレンズ装着時でも点眼できるものもある。

次の症状に適応する医薬品の成分の組み合わせのうち間違っているものはどれか。

  1. ジフェンヒドラミン塩酸塩 --- 目のかゆみ
  2. ネオスチグミン.メチル硫酸塩 --- 目の痛み
  3. コンドロイチン硫酸ナトリウム --- 目の乾き
  4. ナファゾリン塩酸塩 --- 目の充血
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答え
2
<解説> ネオスチグミン.メチル硫酸塩は目のかすみを調節する。

皮膚に用いる薬の成分と薬効のうち正しい組み合わせはどれか。

  1. ジクロフェナクナトリウム --- 痛み止め
  2. サリチル酸 --- 殺菌消毒作用
  3. ビタミンA --- 消炎剤
  4. 尿素 --- 血行促進
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答え
1
<解説> サリチル酸は角質軟化作用、ビタミンAは表皮の新陳代謝を高め、尿素は角質の水分保持作用がある。

消毒用エタノールに関して間違っているものはどれか。

  1. 結核菌を含む一般細菌、真菌類、ウイルスに効果がある。
  2. 手指・皮膚の消毒、器具類の消毒に使われる。
  3. 皮膚刺激性が弱いため脱脂綿やガーゼに浸して患部に貼付することができる。
  4. 創傷面の殺菌・消毒に用いられる。
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答え
3
<解説> 皮膚刺激性強いため脱脂綿やガーゼに浸して患部に貼付することはできない。

以下の消毒薬のうち、粘膜に使用してはならないものはどれか。

  1. 消毒用エタノール
  2. ポピドンヨード
  3. ベンザルコニウム塩化物
  4. オキシドール
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答え
1
<解説> アルコール系消毒薬は粘膜に刺激があるため使用不可である。

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