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WEB問題集

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第85回:
“主な医薬品とその作用 Part30”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

以下の成分のうち止瀉薬にならないものはどれか。

  1. タンニン酸アルブミン
  2. ケイ酸アルミニウム
  3. ベルベリン.塩化物
  4. ビサコジル
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答え
4
<解説> ビサコジルは大腸刺激性瀉下成分である。

便秘に用いる成分のうち間違っているものはどれか。

  1. カサントラノール
  2. ヒマシ油
  3. ダイオウ
  4. ゲンノショウコ
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答え
4
<解説> ゲンノショウコは止瀉・整腸作用をもち下痢症に用いられる。カサントラノール、ダイオウは大腸刺激性瀉下成分 ヒマシ油は小腸刺激性瀉下成分である。

胃腸鎮痛鎮痙薬である抗コリン剤の副作用として間違っているものはどれか。

  1. 排尿困難
  2. 便秘
  3. 縮瞳
  4. 口渇
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答え
3
<解説> 抗コリン作用による副作用は散瞳、眠気、便秘、口渇、排尿困難、顔のほてり等がある。

浣腸薬に関する記述のうち間違っているものの組み合わせはどれか。

  • (a)注入するときはゆっくり押し込み、注入が終わったら、速やかに抜き取る。
  • (b)薬液を注入した後はすぐに排便を試みると十分な効果が得られないことが多いので便意が強まるまでしばらく我慢する。
  • (c)半分を使用する必要がある場合、残りの半量を次回の分として保管しない。
  • (d)浣腸薬は冷やしてから使用する。

  1. (a、b)
  2. (a、c)
  3. (a、d)
  4. (c、d)
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答え
3
<解説> 薬液の注入が終わってもゆっくり抜き取る。
注入する薬液は人肌程度に温めておくと、不快感を生じることが少ない。

高コレステロール血症に関する記述について(  )内に当てはまる語句の組み合わせはどれか。

高脂血症とは血清の( a )又は( b )の一方あるいはその両方が高値を示している状態をいう。( a )の値が( c )が診断基準である。

  1. (a)コレステロール値, (b)HDL, (c)220mg/dl
  2. (a)HDL, (b)トリグリセライド, (c)140mg/dl以上
  3. (a)トリグリセライド, (b)HDL, (c)150mg/dl以上
  4. (a)コレステロール値, (b)トリグリセライド, (c)220mg/dl
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答え
4
<解説> 病的な高コレステロール血症は血液中のLDLが多くHDLが少ない病態でLDLが140mg/dl以上、血中コレステロール値が220mg/dl以上で診断される。

貧血に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)鉄分を運搬するのは赤血球である。
  • (b)鉄分はお茶、コーヒーに含まれるカフェインにより吸収を阻害される。
  • (c)貧血では胃腸障害があらわれやすい。
  • (d)ビタミンDは鉄剤の吸収を促進する。

  1. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  2. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  3. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)誤
  4. (a)誤, (b)誤, (c)誤, (d)正
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答え
3
<解説> お茶、コーヒー等に含まれるタンニン酸が鉄吸収を若干抑制する。鉄剤を服用したときに胃腸障害が起こりやすい。 鉄分吸収を促進するのはビタミンCである。

中央がくぼんだ円盤状の細胞で、血液全体の約40%を占め、ヘモグロビンによって、酸素を運搬することができるのはどれか。

  1. 白血球
  2. 血漿たんぱく質
  3. 赤血球
  4. 血小板
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答え
3
<解説> ヘモグロビンは鉄分と結合したタンパク質で、酸素を運搬することができる。

欠乏するとくる病等を起こし、過剰に摂取すると高カルシウム血症や口渇、多尿を起こすビタミンはどれか。

  1. ビタミンA
  2. ビタミンD
  3. ビタミンE
  4. ビタミンK
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答え
2
<解説> ビタミンDは欠乏すると骨軟化症、くる病をおこす。

痔の薬に配合される成分としてふさわしくないものはどれか。

  1. リドカイン
  2. クロルヘキシジン塩酸塩
  3. テトラヒドロゾリン塩酸塩
  4. レチノール
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答え
4
<解説> リドカインは局所麻痺成分、クロルヘキシジン塩酸塩は殺菌消毒成分、テトラヒドロゾリン塩酸塩は止血成分、として用いられる。

婦人薬の適応症に関する記述で正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)月経前症候群とは月経が始まると消える。
  • (b)不定愁訴とは更年期障害等で、全身の倦怠感や、微熱等を伴うことが多い。
  • (c)婦人用薬は女性に見られる特有な症状の原因療法を目的としている。
  • (d)女性ホルモン剤は女性に使用する場合副作用の心配は要らない。

  1. (a、b)
  2. (a、c)
  3. (b、c)
  4. (b、d)
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答え
1
<解説> 婦人用薬は女性に見られる特有な諸症状を緩和する対症療法である。 女性ホルモン剤も長期連用により血栓症を生じるおそれがある。

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