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WEB問題集

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第84回:
“主な医薬品とその作用 Part29”は全部で10問です。
さぁ、やってみよう!

かぜ薬に関する記述のうち正しいものの組み合わせはどれか。

  • (a)かぜ薬とはかぜの諸症状を治療することを目的としている。
  • (b)かぜ薬は他の解熱鎮痛剤や鎮咳去痰薬、鎮静薬などと併用することでより効果が 期待できる。
  • (c)高熱、黄色の濁った鼻汁・痰、咳、喉の激しい痛みや腫れといった症状が見られる場合は一般用医薬品による自己治療をせず、最初から医療機関での受診を受けるのが望ましい。
  • (d)関節リウマチ、リウマチ熱、尿路感染症等かぜとよく似た症状を現す疾患は多い。

  1. (a、b)
  2. (c、d)
  3. (a、c)
  4. (b、d)
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答え
2
<解説> かぜ薬は通常複数の有効成分が配合されているため、他のかぜ薬や解熱鎮痛薬、鎮咳去痰薬、鎮静薬等と併用すると、同じ成分又は同効薬を重複して効き目が強すぎたり、副作用が起こりやすくするおそれがある。

解熱鎮痛用一般用医薬品で15歳未満に用いられていない医薬品で間違っているものはどれか。

  1. アスピリン
  2. アセトアミノフェン
  3. サザピリン
  4. イブプロフェン
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答え
2
<解説> アセトアミノフェンは小児の解熱薬の第1選択薬である。

不眠に関して一般用医薬品を使用して対処することが可能である症例のうち誤っているものはどれか。

  1. 特段の基礎疾患がない人でストレスや疲労のある時
  2. 睡眠のリズムの乱れによる一時的な不眠
  3. 海外旅行の際の時差ぼけ
  4. 入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒等の慢性的持続
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答え
4
<解説> 寝ようと床に入ってもなかなか寝付けない(入眠障害)や睡眠時間中何度も目が覚めてしまい、再び寝付くのが難しい(中途覚醒)といった症状が慢性的に続いているような場合には医療機関の受診が望ましい。

眠気を防ぐ薬に関する記述のうち間違っているものはどれか。

  1. かぜ薬による眠気を防止するためにカフェインが配合されている。
  2. 眠気防止薬は一時的に眠気や倦怠感を除去するためのものである。
  3. 小学生には眠気防止使用してはならない。
  4. カフェインには習慣性がある。
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答え
1
<解説> かぜ薬の中のカフェインは鎮痛作用の補助の目的等で配合されていることが多く、眠気を防ぐためではない。かぜ薬の中のカフェインは鎮痛作用の補助の目的等で配合されていることが多く、眠気を防ぐためではない。

乗り物酔い防止薬に関する記述について( )内に当てはまる正しい語句の組み合わせはどれか。

抗ヒスタミン製剤であるプロメタジンを含む成分については( a )、局所麻痺成分である( b )が配合されている場合( c )への使用は避ける必要がある。

  1. (a)15歳未満, (b)アミノ安息香酸メチル, (c)6歳未満
  2. (a)6歳未満, (b)アミノ安息香酸エチル, (c)3歳未満
  3. (a)15歳未満, (b)アミノ安息香酸メチル, (c)3歳未満
  4. (a)15歳未満, (b)アミノ安息香酸エチル, (c)6歳未満
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答え
4
<解説> 抗ヒスタミン成分であるプロメタジンを含む製剤については、外国において、乳幼児突然死症候群や乳児睡眠時無呼吸発作のような致命的な呼吸抑制を生じたとの報告がある。

次の漢方製剤のうち感冒に用いられないものはどれか。

  1. 麻黄湯
  2. 葛根湯
  3. 香蘇散
  4. 安中散
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答え
4
<解説> 安中散は胃アトニー、胃下垂に効く漢方薬である。

カンゾウに関する記述のうち誤っているものはどれか。

  1. カンゾウ湯は激しい咳、咽頭痛を和らげる。
  2. アルドステロン症や低カリウム血症の人には用いない。
  3. グリチルリチン製剤と併用すると過剰摂取につながる。
  4. 大量摂取するとアルドステロン症を起こす恐れがある。
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答え
4
<解説> 高齢者、むくみのある人、心臓病、腎臓病又は高血圧の診断を受けた人では、偽アルドステロン症の症状が強く出るとされている。

以下の咳止め薬についての記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)コデインリン酸塩、ジヒドロコデイン、リン酸塩は麻薬性鎮咳成分で依存性がある。
  • (b)コデインリン酸塩は呼吸促進作用があるため、喘息や閉塞性肺疾患等を悪化させるおそれがある。
  • (c)リゾチーム塩化物は生体内の成分であるので、副作用はほとんど無い。
  • (d)総合感冒薬の中には咳止めが含まれることはない。

  1. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  2. (a)正, (b)正, (c)誤, (d)誤
  3. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)誤
  4. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
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答え
3
<解説> コデインリン酸塩は呼吸抑制作用があるため喘息や閉塞性肺疾患を悪化させるおそれがある。リゾチーム塩化物は鶏卵白が原材料であるため卵アレルギーの人は避けるべきである。総合感冒薬の中にも咳止めは含まれるものもある。

口腔咽喉薬、うがい薬に関する記述の正誤について正しい組み合わせはどれか。

  • (a)トローチ剤は噛み砕いて飲み込んでしまうと効果は期待できないが、ドロップ剤はかまわない。
  • (b)チュアブル錠は飲み込んでも噛み砕いても効果は変わらない。
  • (c)うがい薬の濃度と効果は比例しない。
  • (d)ヨウ素系うがい薬は副作用が起こらない。

  1. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)誤
  2. (a)誤, (b)正, (c)正, (d)正
  3. (a)正, (b)誤, (c)誤, (d)正
  4. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)誤
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答え
4
<解説> ドロップ剤も噛み砕いて飲み込むと効果は期待できない。
うがい薬は濃すぎても、薄すぎても効果は十分得られない。
ヨウ素で過敏反応を起こす人がある。

胃腸薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  • (a)下痢止めにはアルミニウム製剤が用いられることが多い。
  • (b)オウバク、オウレンなどは苦味による健胃作用を期待して用いられる。
  • (c)ケイヒは芳香性健胃薬である。
  • (d)ダイオウやロートエキスは便秘薬として用いられる。

  1. (a)正, (b)正, (c)正, (d)正
  2. (a)正, (b)正, (c)正, (d)誤
  3. (a)正, (b)誤, (c)正, (d)誤
  4. (a)誤, (b)正, (c)誤, (d)正
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答え
2
<解説> ダイオウは便秘に用いられるが、ロートエキスは胃腸鎮痛鎮痙剤である。

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